ランドヌ東京主催「いってこいビワイチ1000km」を完走された方から、バイクの緊急オーバーホールをご依頼頂きました!
1000kmという距離自体では、ロードバイクが受けるダメージはそれほど大きいわけではないのですが、悪天候の中で走り続けたり、特に今回は水没!?したこともあったらしく、すぐに分解してみました。
↑ 特に海岸線を走ったということで、まずは洗車から。でも、洗車はメンテナンスのほんの入り口に過ぎません。この後、すぐに必要なところに注油を行い、フレームにはWAXをかけます。そして分解作業へ。
↑ まず最初に、ちょっと動きがゴリゴリしていたヘッドパーツを分解。案の定、汚れが付着し、若干の錆も発生。可能な限りクリーニングして、耐水性硬質グリスで回りをコーティング。
↑ クリンチャータイヤだとよく水が中に入り込みますが、チューブレス仕様のホイール(シマノWH-RS770)だったためか、中は全然浸水せず!ヴィットリア・ルビノPROコントロール28Cは全く無傷で、完走の重要な立役者だったのでは!
↑ ハブの中も、さすがシマノ!全然大丈夫!
↑ ブレーキパッドは、それなりに汚れていたが損傷は無し。WAKO'S マルチフォーミングクリーナーを使って、ペーパーウエスで拭き取り。必要に応じ耐水ペーパーを使って磨きます。
↑ ローターは、厚みの規定最低値(1.5mm)より0.2mm薄くなっていたので要交換!
↑ サーベロR3のBB回りは、設計通りBB下から排水されていたため、少しクリーニングするだけでOKでした。なお、防水カップ内に若干浸水があったので水分を拭き取り。ここをそのままにしておくと、ベアリングが錆びる可能性高し。
バイクの仕様が最新パーツのオンパレードだったため、思ったほどのダメージはなく、バイクの方はすぐにでも走りだせそうですが、身体の方は無理せずゆっくり回復させてあげてください!
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