そんな私が70代が近づいて来た今ロードバイクに乗って苦しい坂道を登っているのですから人生は分かりません。マラソンは大の苦手で、小学校の頃からマラソン大会を完走したことはありません。短距離も100mまでなら何とか熟せましたが、200mは息が持ちません。そのくせ球技は好きで子供の頃は野球、中学ではバスケット、高校ではバレーボールをしていました。部活ではなくあくまでも趣味としてのスポーツとしてですが。
運動は苦手でもスポーツは好きという子供も少なくないはずですが、今はゲームというとてつもないライバルが登場し、そもそも身体を動かすことすら嫌がる子供もいると聞きます。そんな子供たちには是非オリンピックを観てもらいたいと思っています。スポーツの素晴らしさや楽しさ、感動を与える力等々、ゲームでは味わえない要素が盛沢山なのです。
例えば、柔道で連覇を狙っていた阿部詩選手が2回戦で負け、号泣したシーン。スポーツをしたことが無い人には試合に負けたから泣いている程度にしか見えないかもしれません。高校野球の甲子園でも泥にまみれた選手たちの涙が印象的ですが、勝ったから嬉しいとか、負けたから悔しいという単純なことではないのです。高校生活の全てを懸けて積み上げて来たことの結末で、その背景を思い描いた時、観ている者の心を打つ感動が生まれるのです。それが世界最高峰のオリンピックの舞台なら尚更でしょう。
そうした感動的なシーンンの数々が、今はTVでなくてもスマホやタブレットでも見られる時代になっているのです。パリオリンピックはTverで全競技が観られます。フランスとの時差が7時間もあり、東京オリンピックのようなTV観戦は難しく、メイン競技はほぼほぼ深夜という時間帯になっているのです。サッカーの予選は早起きしてリアルタイムで観ましたが、バスケットの予選は録画でした。柔道は途中で寝落ちしてしまったので、翌日Tverのアーカイブで観ることになりました。
とにかくオリンピックは競技が多いのでTV観戦だけでは見切れないのです。録画も競技が時間が重なってしまうと難しく、リアルタイム観戦と録画だけでは見切れないのですが、Tverのアーカイブなら興味のある競技を後から見返すことが可能になっています。ただ、どうしてもメダル獲得がかかる競技が中心で、出場選手のいない自転車のロードレースなどはアーカイブがありませんでした。ただ、TV放送の無い競技でもリアルタイムなら観られるのは有難い。それも無料なのです。
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