dai の weblog 趣味日記

私のアキバ系趣味日記
(引っ越して来ました)

PC-8801MHメンテナンス

2024年10月08日 | デジタル・インターネット
この度、PC-8801MHをオークションで落札。現在他に8801はSR2台、MH1台所有しているのですが、
1、今のうちにどうしても2HD版のソフトウェアを整備しておきたい。(元々所有のMHはFDエミュレータ専用で使用している。)
2、使っていないPC-8801-24(FH、MH用サウンドボードⅡ)がもったいない。(贅沢な悩みです。)
という理由で今回の落札となりました。



とりあえず、バックアップ電池だけは除去。清掃して動作を確認しました。
昔のFD(白箱、安価品がほとんど)で読めないものもあるのですが上々の機体です。サウンドボードⅡの再生もOK。
FDDに関しては、2HD機(昔の私のメインマシンはMR)はFDの品質に非常に左右されます。面白いことに2HDドライブで読め
なくても、2Dドライブや、98のドライブで読めるなんてことは日常茶飯事です。読み取りに関してシビアな設定なのかどうか
は不明ですが。
2~3日そのままで運用し、問題なく使えるという確認も出来ましたので、メンテナンスを行います。必要なコンデンサを調達。

 

まずはメインボードのコンデンサ交換です。電解コンデンサは8個。問題なく交換するはずが、まさかの大苦戦。コンデンサが
抜けず、四苦八苦しながら取り除くと2か所裏側のパターンを持っていかれてしまいました。何とかホールにハンダを流し込み、
表側からもハンダ盛り実施。これで良いのか?。

 

なんとか交換。これで正常動作するのか非常に気になるところです。次に拡張スロットのコンデンサ1個も交換しておきます。
外したコンデンサ、漏れもなく無理して交換しなくても良かったのかとも思いましたが、まあ、しょうがない。

  

次に電源です。電源修理は失敗時のリスクが大きく、非常に敷居の高い作業となるのですが、電源こそメンテナスしていないと
故障する確率が高いので実施しておきます。
ただ、この電源、多層基板でもなく、裏側のパターンも広いのでコンデンサ交換作業は非常に楽です。サクサク作業できます。
ただ、取り付け時に違うものを取り付けたり、極性を間違えないように細心の注意を払います。
すべてのコンデンサを準備したつもりが1個だけ漏れていました。なんとか1個だけ同一容量のものを発見。これで良いのか?。

 

キーボードのコンデンサも交換。この2つは両極性(BP)のコンデンサが必要です。ところが片方は大きいものしかもっていま
せん。横にして取り付けました。組み上げたとき少し浮いているような気もしますが。許容範囲なのでOKとします。
余談ですがこのキーボードは昔友人が88FEを処分するときもらったもの。TYPE-Cです。動作は良好。
作業終了。ただサウンドボードⅡはメンテから外しました。電解コンデンサもまだ元気そうですし、高額で入手したボードです
ので、作業するにはかなり勇気が要ります。



設置して電源ON。ソフトを起動して確認します。読み込みエラー発生。壊したかという怖い想像が頭をよぎりましたが、再度FDD
廻りの接続をやり直し。再度チャレンジ。起動OKです。作業時コンデンサ取り外しミスもありましたが、とりあえずは無事に動いて
います。FM音源の再生も問題なし、少しほっとしました。(ソフトがこれなのはご勘弁。マスターディスク何処にしまったんだろう。)
無事動作するようになりましたので、少しづつソフトの整備をやっていこうと思います。
尚、私の一番最初の8801はMRでした。どうしてもこれを選択したかったのには理由があります。88の2HD版のソフトはそん
なに多くないのですが、MR購入と同時入手したP1(デービーソフト)2HD版が非常に使えるソフトで、コンバートは必要ですが
MS-DOS文書との相互交換が出来ます。私はこれが理由でMxシリーズを選択しました。自分の周りの人間に9801ユーザーが多
かったにも関わらず文書入力については支障をあまり感じませんでした。
あと、JETターミナル(通信ソフト)を2HDにコンバートして使ってましたが、日本語入力が使いやすい上にMS-DOS文書が
直接読めるので非常に重宝しました。(遅いですが)

というわけで8801,まだまだ遊べそうですね。末永く使って行きたい。

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X68000 Compact にHxCを取り付ける

2024年08月31日 | デジタル・インターネット
Compactのメンテナンスも一段落した(本当はソフトの動作が不安定になったり、色々あるんですが)ので、
前々からやっておきたかったHxC FddエミュレータをCompactに取り付けようと試みました。



問題はこの40ピンハーフピッチの外部FDDコネクタ。なんでこんなマイナーなインターフェースを採用したのか
今でも理解に苦しみます。このコネクタは以前オークションにて入手、そのままほったらかしになっていた物です。
HxCに34芯のフラットを取り付け、こんなケーブルを経由して本体に取り付けてしまおうと試みました。
結果、残念ながら失敗。何度やってもきちんと認識せず、マシンが固まってしまい、動作しない状態に。
やはり、このはんだ付けは私にとっては私には無理だった模様。あきらめてしばらくほったらかしにしていたので
すが、オークションで自作ケーブルを作成している方がいらっしゃって、思い切って購入してみました。

   

届いたので早速取付。あっさり認識です。今までの私の苦労はなんだったのでしょう。早く購入しておけば良
かった。おまけにUSBから5Vの電源がとれます。別に電源を準備しなくて良いので大変便利です。
このケーブル、作成した方はFDDが完全に壊れていた模様で、FDD挿入及びFDDONのスイッチを別に取り付けて
あります。X68のFDDイジェクト信号を手動で実現しようとするもの。これはこれで便利です。
ただ、本体後部のINTERNAL FDD NO.のスイッチを3.4に変更しないと安定しませんでした。これはこれで
運用レベルですので、特に問題なし。

   

取り付けて動作させてみます。HDDからのHxCのアクセス、ブート共に上々です。
このCompact、ここまでの環境を整えるのは大変でした。次はソフトの環境整備、また色々面倒あるんでしょ
うね。まあ、それも楽しみの一つです。
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X68000XVIに変換番長V4を取り付けてみる

2024年07月22日 | デジタル・インターネット
さて、XVIです。なんだか少し不調のまま運用していたのですが、今回変換番長V4を入手しましたので取り付けてみます。
その前に少し現環境を改善したいと思い、思い切ってATX電源を交換してみようと考えました。
使用したのは新品の650W(玄人志向)です。私のXVIは電源をATX電源にして運用してますが、今までが余った中古の電源
を使っていました。新品を使うのは少しもったいない気もしますが、思い切って交換。(電源容量が大きいとマシンに影響が出
るかもしれないと少し不安でしたが。
結果、動作が安定しました。今まで24mhzに切り替えると不調の嵐だったものがほぼなくなり、普通に運用出来ています。

  

次に変換番長V4。CFをexfatで扱えるので、変換番長PROの使っているうちにだんだん遅くなるという不具合が解消されています。
取り付けてイメージファイルを準備、動作確認です。
こちらも問題なく動作しています。イメージファイルを使えるのでバックアップが非常に楽です。(分解の手間はありますが。)
一つだけ問題があるとすると、XVI本体のアクセスLEDが逆になってしまった事。(アクセス無いとき点灯、アクセスあると消灯)
これはとりあえずそのままにして、また考えます。

 

次に前の環境では不調だからと外していたXPC-4を取り付けます。(やっぱり画面下が表示されないのは非常に不便。)
ここで取り付けてみましたがうまく動作しません。色々やってオールリセットを掛けてようやく画面が表示されました。
(取り付け時に後ろのケーブルを引っ張ってしまい、動作が不安定に。何度かやりなおしてようやく復帰。時間が掛かりました。)
ここで気が付いたのは前回の接続時、設定を思い切り間違えて使っていた事。XPC-4は高機能ですが、設定は非常に面倒です。
(余談ですがこのXPC-4は現在、私が購入した頃の倍ぐらいの値段になっているのはびっくりしました。)

   

これでようやくメインマシンのXVIがある程度安定して使えるようになりました。次はすこしづつソフトの環境を
整備していきたいと思います。
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X68000Compact 再メンテナンス(FDD編)

2024年07月01日 | デジタル・インターネット
変換番長での動作も改善し、なんとか使用できるようになったこのCompactですが、肝心の残りの懸案事項をなんとかしなければなりません。
それは、
1、FDDドライブ(特に0ドライブ)の動作が変。起動時に認識しない事が多々ある。
2、PCMの音声がかなり小さい。音声出力も片方しか音が出ない。
いつまでも同じ状態でというわけにもいかず、やっとHDDの動作も安定しつつあるので、今回思い切って一件づつ実施してみることにしまし
た。まずはFDDから。
X68000Compactはその分解方法が独特で、なんどやっても慣れません。底面のねじ1本外せば分解出来る機構にはなっているものの、メイン
ボードにアクセスできるようになるまで分解するにはかなり骨が折れます。

  

まずはFDDを取り外し、コントロール基盤を取り外します。フィルムコネクタ含め7か所で留まっているので、外すには細心の注意を払います。
なんとか外せたのですが、ここで問題発生。この基盤には6.3V47uf×1個、10V10uf×3個のアルミ電解コンデンサが寝かした状態で取り付けられ
ているのですが、10μfの3個は普通の5mm(5φ)サイズでは組み立てたときにシャシに干渉する為、取り付けできません。まずは径が4mm
サイズの小型のコンデンサを発見したので、発注。岩崎氏の修理マニュアルによると、積層セラコンでも代用可能らしいという事なので合わせ
て発注。発注後、自分の在庫コンデンサを調べてみると3mm径の16V10μfを6個持っていました。分解した手前、そのまま放置したくないの
でこれを使ってみます。

  

コンデンサ交換作業。+ーを間違えないように念入りにハンダ付け、(相変わらず下手なハンダ付)FDDの組み立てと作業。組み立てるのに大
変な労力を要したため、これ以降の作業を断念し、一旦マシンを組み立てて動作を確認します。



動作はしましたが、組み立て時にあれだけ注意したのにも関わらず0,1ドライブが逆。再度分解の羽目となりました。
再度確認。ドライブはきちんと認識されています。問題は挿入センサーの動作が微妙。マウントされてもすぐアンマウントされるという動作を繰
り返します。毎回この不具合が出るわけでもないので、この対応は保留としておきます。

   

次にPCMの問題です。このCompact、数年前に作業をしていただける方に依頼してコンデンサ交換作業を実施してもらったもの、その時PCMサブ
基盤(メイン基盤に張り付けられているPCMの対策基盤)上のコンデンサ(0.47μF)を交換したらきちんとPCMが鳴るようになったという状
況を記憶していたので、ダメ元でこのコンデンサを再度交換してみようと考えました。他にもおかしそうな所があれば交換してみようと考えました。
(さすがに全交換は無理ですが)
翌日、少し時間があったので再度挑戦。分解にもだいぶ慣れてきましたが、油断しないように作業。
メインボード取り外し、状況を確認するとPCMサブ基盤上のコンデンサは取れかかっていました。おそらくこれが原因。交換後他のコンデンサを確認。
目視やちょっと触れてみて他は特に問題ないだろうと思われましたので、再度組み上げてみます。

 

組み立てて動作確認。作業前までのような聞き取りづらい音量では無く、きちんと鳴るようになりました。音声片チャンネルしか出力しない件も無事
直った模様です。
FDDに関してはセンサースイッチを何度か入切してみましたが、あまり変わらず。ただ、以前のように認識されずFDDが取り出せないないという事は
なくなりましたのでとりあえず良しとします。

   

何度か起動してみましたが、たまに起動HDD以外のHDDを認識しない事がありますが、これはおそらくHDDが原因かな。後日調査ですね。



何にせよ、長年のCompactの不具合は解消されました。また長く使っていきたいですね。
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変換番長PROの動作改善

2024年06月21日 | デジタル・インターネット
オールドPCを複数台運用すると、どうしてもまずストレージの問題にぶつかります。
当時運用していたHDDはSCSI(今回はSASIは除外)接続で、どうしても昔運用していたものを使用する必要があります。
しかし、HDDは部品の中でも最も壊れやすい部品の一つで、かくいう私の手元にも現在動作するSCSIのHDDは2台しか
ありません。他は壊れて動かなくなってしまいました。
で、CF等のフラッシュメモリを使用するハードの導入は必須。私もSCSIカードリーダーか変換番長というハードを導入
して使っています。
私は初代変換番長2台、PRO2台を所有して使用していますが、1台のPROだけどうしても遅すぎて運用に適さず、非常
に困っておりました。



この変換番長PRO、もう1台のPROと比較して異常に遅く、ドライブコピーを行うと1日経っても終了しない(使えている
PROは数十分で終了する)というような状況で、あれやこれややってみたんですが改善せず、ハードが壊れているんじゃな
いかと運用をあきらめていたものです。
変換番長PROというハード、CF内にイメージファイルをコピーして運用するものなのですが、イメージファイル内のファイ
ル数が多くなると少しづつ遅くなる。これを回避するためにできるだけ大きなクラスタサイズで’CFをフォーマットすれば
良いという情報は聞いていたのですが、もう片方のPROが普通に動いているので、これが原因ではなかろうと思っていまし
た。
この度、変換番長V4というハードが新規発表されたので、さっそく発注。発注後公式HPを見ていて、この遅いPROについ
ても質問してみようと思い、状況をメールしてみました。
返答がすぐあり、(本当にありがとうございました。感謝。)PROにも遅いものが存在し、大きなクラスタサイズでフォーマ
ットすることで改善されるらしいという事がわかりました。さっそく作業です。

 

CFはこういったアダプターを介して接続しています。CFが少なくなりつつある昨今、これは非常に貴重なハードです。(とい
ってもこのアダプターの数が少ないのですが)
イメージファイルを別の場所に退避し、再フォーマットします。元々大きなファイルですから、思い切ってクラスタサイズ最
大値でフォーマットします。

 

フォーマット後、退避していたイメージファイルを書き戻し、取り付けて確認です。
今回の確認はX68000コンパクト。

  

結果、あっさりと動作改善。思った速度が出るようになりました。ここ2年間の私の苦労はなんだったんだろう。早く質問して
おけばよかった。

  

  

アプリケーションをいくつか起動して動かしてみます。24Mhzでの動作もOK。



このコンパクト、FDDが不調だったり、音声が片チャンネルしか出ない等、まだ手入れが必要なのですが、取り掛かれるのは
いつのことやら。まだまだ元気に頑張って欲しいところです。

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X68000XVI 再度メンテナンス(その1)

2024年01月18日 | デジタル・インターネット
昨年、引っ越しを終えてからしばらくして、設置したX68000がまた不調になりました。
症状は勝手に電源の入り切りを繰り返すというもの。とりあえずメイン電源のコネクタを外して
ほったらかしになってました。ただいつまでもこういう訳にはいきません。
色々調べてみたところ、どうも電源スイッチが劣化し、接触不良を起こしている可能性が大きい。
まずはスイッチを外して清掃してみましたが残念ながら組み立てられず、これは断念しました。
他の方は別のマシンからスイッチを取り外し、移植している方がほとんどです。
しかし、この方法は部品の入手が困難であまり現実的ではないので新品を探してみます。



で、発見。ALPS製の押し釦スイッチ(型番SPUJ190900なのか?)です。これはPROのユーザー
の方がやっていた方法ですが、68000に使用されているものとはスイッチの長さが違い、下駄
(長さ調整用)が必要です。(長さが足りないので外部スイッチに届かない)この方はPRO用に
3Dプリンターででパーツを出力し、長さを合わせています。

私もやってみましたが、どうも長さが合わない。なんとか組み付けてみたら押し込んだままになっ
ており、かなりの微調整が必要でした。
悪戦苦闘の末、ようやく納得する程度に組み上げられました。
電源ON。起動しました。治ったと思いきや、PCMが鳴りません。
まだまだ悩ましい時間は続きそうです。 とりあえず今回はここまで。
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アマチュア無線のアンテナを交換してみた

2023年11月02日 | デジタル・インターネット
アマチュア無線の従事者免許を取得してから早1年、引っ越しをしてからはや9ヶ月となりました。
あまり交信もしていないし、運用としてはまだまだなのですが、いろいろといじってみたい気持ちは
変わらず、ワッチしながらあれこれとやってます。



今回はアンテナ交換の話です。私の環境では大きなアンテナを立てるのは無理なので現状144/4
33Mhzのみ運用です。(本当は他の周波数も挑戦してみたいんですけどね。)現在はエアコンの取付
口からアンテナ線を出してベランダにモービルアンテナを設置して、そこそこ運用できる状況ではあっ
たのですが、先日アンテナを見てみるとざんねんながら取付BKT、ネジ等が錆びだらけ。
アンテナ自体もステンレス製にも関わらずうっすらと錆が浮いています。



ここは思い切ってアンテナを交換してみようかと思い立ちました。楽天ポイントもたまってましたので
このアンテナを選択。第一電波工業のVX30です。144/430Mhz用で性能も良いらしい。また若干
短めで重さも軽いです。



ここで問題発生。ベランダのてすりが写真のような形状なのでおいそれとブラケットをつけられません。
(恐らく、今どきのマンションは安全の為こんなベランダが多いのでしょう。)

 
苦慮したあげく、ベランダの一番隅(本当はもう少し外側に出したかったのですが)にクロスブラケット
をやっと取付。さあて取付しようと思ったところ、アンテナ、ケーブル先端共にコネクタがメスです。
仕方なく延長ケーブルを追加購入です。

  

これでやっと取付。無線機の電源を入れて試験してみましたがあまり聞こえません。難しいです。

  

夜になって再度テスト。なんとなく前よりも良く聞こえるような気がします。こんなものなのか、
線が悪いのか、取付場所を換えたらいいのか。もうすこしいろいろやってみる必要がありますね。
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X68000Z

2023年08月02日 | デジタル・インターネット
少し前、クラウドファンディングでX68000の復活をするというプロジェクトがあり、私としてもたまらず
プロジェクトに賛同し、申し込みをしました。
このプロジェクトを立ち上げているのはZUIKIさんという会社。内容から見てもかなりX68000が好きなん
だなと感じさせます。
私の許に届いたのは2ndロット、キーボード、マウスのセットです。

 

第一印象ですが、まず小さい。このボディで電源ボタン、音量スイッチ、リセットボタン、インタラプト
ボタンが再現されています。このミニチュア感、持つ価値は十分にあると思います。

 

とりあえず付属ソフトを動かしてみます。付属しているのは3枚のSDカード。OSのHuman68k、グラディ
ウス、超連射68kです。電源を入れた後インタラブトスイッチを押したままリセット。メニューが起動し
ますのでゲームランチャーが起動する設定にして再立ち上げするとゲームランチャーが起動するので0ドラ
イブにSDカードをセット、キーボードで選択し、リターンキーを押すことでソフトが起動します。

 

使った感じとして、エミュレータ感は否めず、やはり実機の方がいいようです。(当たり前ですが。)
しかし、実働する実機ハードが無くなってくる昨今、十分に楽しめるものだと思います。ただ、現所有のソ
フトがそのままでは動かせないのは厳しい。今後に期待です。尚、付属キーボードとマウスは封印です。
これは大変良く出来ているのですが、机が狭く置き場所がない上に、現所有のキーボード、マウスが十分
使えることがわかりましたので。



と、行っている間にSCSIのHDDイメージに対応した模様です。まだ色々やってみます。
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レーザーディスクプレーヤー故障

2023年07月19日 | デジタル・インターネット
現在、映像メディアはBD、DVD等のデジタルメディアが主流。以前主流で使われていたアナログメディア
(ビデオテープ、レーザーディスク等)はすっかり廃れてしまいました。ただ、私の部屋にはかなりの数の
タイトルがあり、やっぱりLDはたまにつかいます。HDDレコーダーに保存してDVDに変換がメインです。
で、久しぶりに使おうと電源を入れたところモーター音が止まらず、エラーを出して停止してしまいます。
このLDプレーヤー、引っ越し前迄使っていたプレーヤーが故障してしまった為、LDソフトの維持管理用に
プチメンテしたもの(Pioneer CLD-R6G)を購入したのですが、残念ながら故障です。別の機械を購入し
ようか考えましたが、非常に惜しく思えましたので、その前に簡単な整備で治らないものかと考え、手を
入れてみる事にしました。(非常に安直な考えですが)
原因はすぐ判明しました。上蓋を外して横側から中を覗いてみるとローディングモーターのゴムベルトが
切れています。とりあえずはこのベルトの交換が必要です。



切れたベルトのサイズを測ってネットで検索した所、完全に同じではないですが良さげなゴムベルトを発見。
ダメ元で購入(結構安かったです)

 

問題はそのままでは交換できず、どうしてもターンテーブルを引き出さないといけません。悪戦苦闘の挙句、
ローディングのプーリーを手で回し続けてようやく引き出せました。ターンテーブルの固定BKTを外して
ターンテーブルを抜き、ベルトを取り付けます。

 

ところがターンテーブルが収納されません。良く見てみると少し斜めに入っています。まっすぐに入れなおそ
うと一旦抜こうとしたところ、バキッと嫌な音がして抜けました。なんかターンテーブル下の小さい引っ掛か
りが折れた模様。どこの部品なんだろう?こういう作業は気をつけねばいけませんね。

 

仕方がないので、折れた部品の事は考えず、そのまま取り付けます。無事終了。
電源投入、LDメディアも無事再生しました。とりあえず治って良かった。
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D-STARが使いやすいように、DMONITORの環境を導入してみる。

2023年06月29日 | デジタル・インターネット
Wires-Xを利用した無線機の運用がようやく少し解るようになり、ワッチしたり、たまに交信したり
して、アマチュア無線を楽しむ事ができる様になりました。
で、今度はD-STARです。最初の無線機(ID-52)の購入動機がD-STARでの運用も目的の一つだった
のですが、運用方法が見えない(なかなか聞こえない)ので、やはりWires-Xの方がわかりやすく感
じます。
D-STARはJARLによって定めれれたデジタル通信の規格で各地に開設されたレピータ(中継局のよう
なイメージ)同志をインターネット回線で接続し、全国各地、遠方との交信を成し遂げてしまおうと
いうもの。自分は最寄りのレピータと通信し相手方は相手方最寄りのレピータと通信し、互いに交信
することが出来ます。
ところが、D-STARは相手側のレピータの通信が聞けません。全国と交信出来る環境はあれど、交信
時間場所をあらかじめ決めておくか、突然知らないところにCQを出すしかありません。Wires-XのA
LL JA CQ ROOMの様なものが無いので、初心者にとっては非常に敷居が高く、使いづらいです。
で、なんか運用に工夫できないものかと色々と模索していた所、DMONITORなるものの存在を確認
しました。
DMONITORはインターネット回線を用いて各レピータの状況を確認するためのソフトウェア。レピ
ータの交信もワッチすることが可能です。元々レピータ局とのメンテナンス用に開発されたそうです。



DMONITORはラズベリーパイ(英ラズベリー財団が開発した教育、実験用のシングルボードコンピュ
ータ)上で動作します。私は最初DMONITORの存在を確認した時、ラズパイだから別の外付けハード
が必要なものと勘違いしていました。よくよく調べてみるとラズパイOSでそのまま動くようです。
都合の良いことに私はちょっと前にラズパイ400を入手してOSをインストールしたものを所有して
いました。これはやってみる価値は十分にあるでしょう。(ただ、現在現行機種のラズパイ4はかな
りの品不足です。値段も高くなってます。私は日本橋に行ったときキーボード一体化の400をようや
く入手できましたが、早い事解消して欲しいものです。)

  

OSのインストール、ネット環境は出来上がっていますので、コマンドプロンプトより、
curl http://app.d-star.info/debian/bullseye/dmonitor_setup | bash
を入力するとインストールが実行されます。
何の問題もなく終了。終了後
surf http://localhost/
で起動します。

 

起動後、コールサインを入力。私の無線機はID-52ですのでGPS自動送信の欄を 抑止しない に変更しま
す。(支障がある模様です。)入力完了後、登録ボタンを押すと再起動し、自動的にDMONITORが起動
します。

  

無事起動しました。ID-52をターミナルモードに設定し、USBケーブルでラズパイに接続します。
画面にはレピータ一覧が表示されています。赤文字のレピータが使用中の模様ですので試しに接続してみ
ます。交信が聞こえて来ました。成功です。

 

切断するには接続解除ボタンを押します。この時少し疑問が。自分の画面やリグには自分のコールサインが
表示されますが、相手方にはどう見えているのかという事。接続の度いちいち相手のリグの画面に私のコー
ルサインが表示されるようだと非常に迷惑ですよね。少し気になります。もう少し運用してみます。
なんにせよ無事DMONITORの環境は整いました。D-STARでも遊んでみます。
あと、余談ですが私がID-52を持ち歩くときにはこのBluetoothヘッドセットを使っています。運用時間や
音質は後回しです。小さくて便利で安い。





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