いまさらながら、X68実機をいじりまくっていますので、昔のバッ活(バック
アップ活用テクニック)を引っ張り出して来ました。
内容についてはいまさら語るまでもないでしょうが、他愛もない書き込みか
ら、プロ並みの投稿まで、いろいろなものが掲載されています。
読み返してみると、昔のパワーをいまさらながら感じます。
現在は当時とはくらべものならない位の性能のマシンが安価に手に入りま
すが、無ければ無いなりに工夫していた昔と比べて面白みが無くなってい
る様に私は感じます。いい時代なんですけどね。
正直、この記事の内容だけでよくX68をクロックアップしたもんだ。当時は
私もパワーあったんですねー。
ついでですが、Oh!Xです。広告が懐かしいですね。
さて、こわれてしまったXVI(エクシヴィ)の電源ですが、EXPERT修理の時と
同様、ATX電源を接続するケーブルを作成する事にします。(実際このほう
が現実的ですよね。ATX電源は巷にゴロゴロしてるし。)
電源を取り出し、外側の殻だけ残します。(この方が後から見たときすっきり
しますので。)
次にケーブル作成です。X68はAT互換機と電源ONの信号のロジックが逆
になっているとのことですので、74LS04というICと4.7kΩの抵抗を使って簡単
な回路を製作し、PowerOnの信号を逆転させてATX電源に接続します。
メス側のコネクタはATX電源延長ケーブルというものを改造して使用します。
その他のコネクタは信号のとおり結線します。
ついでですので、内蔵電池を交換します。XVIは他の機種と多少異なり2次
電池が使用されているとの事。ただ、別段同じ物を使う必要も無いでしょうか
ら、以前ACE用に購入していた物を取り付けます。少しだけ改造。電源線を
引き出して適当なところに固定。
ケーブルを先ほど分解した電源BOXの中に這わせます。
とりあえず組み上げてテストです。以前は電源が切れない状態のまま終わ
っていますので電源を繋いだ瞬間電気が入る事が予想されます。
ぶっつけ本番。接続すると勝手に通電しますので、前の電源スイッチをON
-OFFと押してみます。LEDが点滅を開始し、無事電源OFFしました。
ここまで行くとちょっとほっとしますね。
再度電源ON。無事起動できない画面が出ました。FDを入れブートしてみま
す。OK。無事終了です。
改めてメモリ、MIDIボードを入れなおしてチャレンジです。特に問題ないよう
です。無事終了、めでたし、めでたし。
落札したXVIなんですが、電源が調子悪くてほったらかしになってましたが、
この度MIDIボードを入手したので、使ってみる事にしました。
現在使用中の高速化EXPERTも調子良くて良いんですが、いかんせん拡
張スロットが2つしかありません。メモリとSCSIを使うと、MIDIが使えない
のでXVIに環境を移行してみます。電源断はとりあえず後部スイッチで行う
事にします。
後部スロットに2MメモリーボードとMIDIボードを実装。HDDはそのまま
SCSIポートへ。
余談ですがMIDI音源は長いこと眠っていたSC-155を接続。(当時S
C-55(旧GS音源)が品薄で、色々探してたところスライダー付きのS
C-155が特売で出ているのを発見。格安で入手したんですよね。懐
かしい。それにしても汚いなー、掃除しよ。)
とりあえず出たな!ツインビーで動作チェック。SC-55対応です。懐か
しい音を久しぶりに堪能しました。
で、エミュレータ用にFDイメージを作成しようと、READFD.Xを実行してみ
ました。ところが、途中で電源がプツンと落ちてしまいました。かろうじて1
回だけ瞬間的に動きましたのでFDは取り出せましたが、その後全く起動
しなくなってしまいました。
やはり電源が逝ってしまったようです。しかたがないので元の通りEXPER
Tを設置しなおしました。やはり電源のATX化を行わねばならないようです。