劇場公開されてはや１年半、ＤＶＤも発売されて１年、先日ようやくＤＶＤを
入手する事ができ、やっと鑑賞する機会に恵まれました。
率直な感想ですが、大変な傑作です、もっと早く観ておくべきだったと正直
思いました。それは、ストーリーだけではなく、絵柄、キャラクター、動き全
てにおいてすばらしい出来です。２時間１０分というアニメ映画にしては長
い時間最後まで飽きることなく一気に鑑賞することが出来ました。
残念なのは知名度がいまいちな事。これだけの傑作ですからもっとメディ
アに露出してみんなに見てもらいたいと思うのですが、これが現在の日本
でのアニメーションに対する評価です。（ジブリとかメジャーどころは別です
けどね。）残念としか言いようがありません。
尚、掲載画面は全てＤＶＤ発売特番から。
前回のザンボット３に引き続き、今回はダイターン３です。前作とは打って
変わって、かっこよさ、コメディタッチを主体としたノリの良い作品です。な
んと言っても主人公の名前が破嵐万丈ですものね。
でも、それだけで終わらないのがこの作品。作品中では少ししか語られて
いませんが、主人公の父親は火星開拓のためににメガノイド（サイボーグ
のようなものだと思う）を創造、兄はその実験中に命を落とす。メガノイドは
人類に対して反乱を起こす。母親の手助けで火星を脱出した主人公はメガ
ノイドに対して異様な憎悪を抱き、戦いを挑む。というお話です。
敵の首領ドン・ザウサーやその側近の美少女コロスなども、いったい何者
だったのかも語られずじまい。
前半はＬＤ－ＢＯＸ、後半はＤＶＤ－ＢＯＸをもってましたが、
先日レンタル落ちのＤＶＤを入手しました。お手軽に視聴出来ます。
この作品観るたびに面白くなりますが、どんどん訳がわからなくなっていき
ます。非常に不思議な作品です。
