dai の weblog 趣味日記

私のアキバ系趣味日記
(引っ越して来ました)

X68000XVI 再度メンテナンス(その2)

2024年05月22日 | 日記
前回の続き。
X68000は内部メンテナンスを行おうとすると、外部機器の取り外し等、かなり面倒な手順が必要な為、前回の状況からの改善を
試みようとすると時間と手間が掛かるためおっくうになりがち。
電源スイッチの不調やPCMがならない等の状況から調査し、色々考察してみました。
1,PCMが鳴らないのは以前交換した電解コンデンサの不調か?
2,アンプICそばのインダクタが不調になると鳴らなくなる事があるらしい。
3,もしくはアンプICの不調?
で、対策として1については十分に可能性があります。コンデンサの手持ちはあるので近くのコンデンサを再交換してみる事に。
2については念のため、同一インダクタンスのものを購入しておく。(買ってきたものはもともと付いている者と形状が違う。原
因がこれでない事を希望)、3についてはFM音源が鳴るので可能性が薄い。(この交換は最後の手段とします。)、スイッチについ
ては分解時にさらに長さを削ってちょうど良いストロークになるように調整する。で、修理を試みます。

 

分解してみるととんでもない事に気づきました。電源コネクタのコネクタから部品がぽろりと落ちました。これはこのコネクタの
劣化の可能性が高い。まずは部品の調達です。JST製のVLシリーズのハウジング、コネクタらしい、合うといいんですが。

 

部品が届きましたので、交換。色を間違えないように注意します。
コントロール基盤のコンデンサもアンプ廻りを中心にいくつか交換します。(さすがに全部交換は無理。)

   

組み上げて電源ON。きちんとPCMが鳴ります。画面表示が少し変なので、XPC-4を取り外したところきれいに表示されるように
なりました。周辺機器を取り付けて再度電源ON。無事動作する環境がやっと帰ってきました。良かった。
今回の教訓。X68000不調の時は電源周りをまずチェックする です。私のようにATX電源を使うとATX電源のコネクタの取り付けが
甘いだけで不調になります。


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