dai の weblog 趣味日記

私のアキバ系趣味日記
(引っ越して来ました)

PC-8801にHxCを導入してみました(その2)

2017年11月17日 | 日記
前回の続きです。
PC-8801FHに取り付けたHxCですが、1ドライブでは動作するものの、どうも動作が変です。
マザーに直結した時には動作したソフトが動かない等、やはり接続が間違っている模様。
ここは気分を変えて、この作業を一旦中止し、HxCは2台購入しましたので、もう1台のHxC
を眠っている8801MCのメンテナンスがてら取り付けてみる事にしました。

  

まずは分解、他の88と比べて、多少面倒くさくはありますが、ほどなくバラバラに。
問題はやはりバックアップ電池です。取り外すとやはり液漏れしていますね。
これは先日日本橋に行ったとき買ってきたもの。パーツとしては少々お高い(900円)ですが、
まあ、しょうがないか。(元の電池と同じ様に2.4Vです。)

   

電池は線を延ばして別のところへ取付けます。
ついでですので、FDDのヘッド清掃と給脂も行います。(今回は使いませんが。)

 

さて肝心のHxC取り付けです。AT互換機用のケーブルを利用して14番ピンを引き出しておきます、
(あとでわかった事ですがこの改造は失敗でした。もしかするとtypeFでは有効かもしれません。)
MCもFH同様、34ピンのFDDケーブルが直接挿さります。ドライブ1にはFDDケーブルを、ドライブ2
の10番ピンを1ドライブの14番ピン(HxC側です!私は間違えましたが。)に接続します。

   

取り付けて電源ON。動作しません。これからが苦闘の連続です。HxCが煙を吐くわ、14番ピンを逆に
取り付けていたことに気づくわ、いろいろな事が起こりましたが、動作不安定のままです。

  

(注:掲載写真には失敗過程のものが含まれています。ご注意下さい。)
ここで色々調べてみると、2ドライブの10番ピンを直接HxCのドライブBジャンパに配線するという
方法があるようです。



こーんな感じです。下手くそな絵ですのでピンが上下逆だとかご指摘はご勘弁下さい。
(注:FDD1の14番ピンがカットされているまま取り付けています。絵には書いてないですが)
というわけでやっと動作しました。

   

  

今度は安定動作します。何にせよ無事動作して良かった。

で、FHに戻ります。まずはドライブ2の10番ピンをHxCドライブ2ジャンパへ配線。
MCの接続状況をみてドライブ1は
10番  クローズ
12番  クローズ
14番  オープン
16番? オープン
というジャンパにしてみましたところ、やっと無事動作しました。
(尚、この16番ジャンパが本当に16番ピンどうかは不明です)

 

このままでは少し見苦しいので簡単に固定します。ボタン操作もOK

 

それにしても動作するまで長い道のりでした。次はイメージファイルのメンテナンスですね。
しばらく遊べそう。
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PC-8801にHxCを導入してみました

2017年11月16日 | 日記
先日書き込んだとおり、PC-8801FHで遊んでおりますが、いよいよ究極の問題にぶつかりました。
それは88を使われている皆様同様の問題、フロッピーディスクの問題です。
8801というパソコンは2D(両面倍密度、2HD両面高密度ではない)のフロッピーディスクを
使用して運用します。(カセットテープは今回考えません)容量は320キロバイトです。
このフロッピー、2DD(両面倍密度倍トラック、初期のPC-9801などで運用)のフロッピーと同じ
ものなのですが、いずれにしろ現在となっては入手困難。オークションなんかでも10枚数千円も
します。

 

手元にあるマスターディスクです。まだあると思いますし、マスターディスクのまま運用するのは
非常に心配です。バックアップもあるはずなんですが、実家においたままどこにあるかわからず、
何タイトルかをバックアップして遊んでみました。
その過程で、未開封の2Dフロッピーが2箱あったんですが、今回使用したことにより残り数枚。
FDDの動作が微妙な現状では非常に不安です。

   

で、今回ついにHxCフロッピーエミュレータを導入する事にしました。
ところがこの製品、日本代理店がないので個人輸入するしかありません。購入には非常に悩みましたが
Lotharek のサイトから輸入する事にしました。但し、PayPal にて購入できるので少しだけ安心。
カード決済で支払い自体は楽です。2週間位して無事到着。ポーランドからの長旅です。
Type C というやつです。安かったので(60ユーロ位)。
(注意点は住所氏名等の入力の際、漢字は使わない方が無難です。私の場合住所は合ってましたが、
名前が全然違う名前になっており、郵便屋さんが苦労した模様です。)



取り付けに先立ち、簡単に取付できるアダプタを作成している方がおられましたので、上手くいくかは
多少疑問でしたが、購入しました。電源変換コードは手持ちを使います。FDDケーブルはAT互換機用の
ケーブルを切って使います。



とりあえず、変換アダプタについているマニュアル通りにFHに取り付けてみます。
このHxCですが、1台で2ドライブ分エミュレートできるそうで、その設定に挑戦。
ちなみにFHはFDDとマザーを繋ぐケーブルが取り外し出来、1ドライブだけの(または単独の)エミュレ
ーションならば3.5インチ用のFDDケーブルがそのまま挿さります。
2ドライブエミュレートの場合FDDエミュレータの14番ピンを2ドライブの10番ピンに接続すれば
良いようですので、そのようになる様に接続してみます。

オフィシャルサイトからダウンロードしたHxCエミュレータソフトを起動。Emyulator settingsから
定義ファイルHXCSDFE.CFGファイルを作成し、SDカードにコピー。次にBatch converter からイメージ
ファイル(.D88)を HxC用ファイル(.hfe)に変換。同様にSDカードにコピーします。

接続確認しておそるおそる電源ON。無事電源が入りましたが、動作しません。まあ、いつもの事なんですが。(笑)
接続を確認。色々やってみましたが動作せず。この日はここで断念でした。

翌日気を取り直して再チャレンジ。シングルドライブ運用の動作報告を頼りにFDDケーブルをそのままマザー
に接続してみます。動きが変だなーと思いつついじっていると、あるソフトのブート画面が表示されるじゃな
いですか。機械の不良ではなさそうなので元に戻して考えてみます。
このTypeCにはTypeFの様なディップスイッチは存在せず、IDとドライブ番号を切り換えるジャンパのみです。
ジャンパを移動してドライブ4(一番左のジャンパ下と中央をショート)の設定にすると動くようです。
しかし、2ドライブ目のどのジャンパに設定しても2ドライブ目が動きません。

この手のハードって難しいですね。まだまだ長くなりますので、今回はここまでです。
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