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ダンボールのフルート

2014-01-15 10:18:26 | ダンボール
ダンボールの特徴は何と言ってもあの断面を見たらわかる通り、なみなみの紙材が入っていることですよね。紙はそれ一枚だけならすぐに破れたり折れたりしやすいですが、間のなみなみの紙材が入っていることでクッションになったり保温効果があったり様々な効果が期待できるんですよね。
この真ん中の構造をフルートといいますが、フルート構造がある紙材をダンボールというわけです。

勘違いしやすいところにボール紙というものがあります。ダンボールにボール紙でボールの部分が共通しているからダンボールとボール紙は似たようなものだと勘違いしている方もいるようです。
実際、ボール紙自体だけならダンボールとはいわないんですよね。フルート構造になってからダンボールと呼ぶようになったわけです。ダンボールの段というのは日本では井上貞次郎が命名したもので、段ボールは元々英国で生まれましたが、現在のダンボールの基礎となる機械は日本で生まれたのです。

現在ではダンボールは無くてはならないものとして産業では重要な位置づけとなっています。安全で中のものが壊れにくい包装はまだまだ改良の余地がありますから、段ボールの今後も見守っていきたいですね。
コメント
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