1960年代の東西ドイツの分裂後から90年まで、
旧東ドイツの国民車として、
東ドイツ自動車産業の象徴だったトラバント。
そのボディの表面は光沢がなく、ルーフを叩いた時の音から、
「走るダンボール」と呼ばれていました。
その外観から走るダンボールと呼ばれていましたが、
実際のボディの外板は熱可塑性樹脂でできていたのです。
ここ数年、本物のダンボールを使った車が現れました。
あるユーチューバーが、ダンボール製ロールスロイスを完成させ、
その制作過程を動画投稿しています。
トヨタも公式サイトで、ダンボールを複数枚貼り合わせた
クラウンの部品を次々に制作したり、
1,700個のダンボール片と、鋼鉄とアルミニウムのフレーム、
それに電気モーターでできたレクサスを発表しています。
これらの車は、走行は可能ですが、
あくまでショーケースの中の見本品というかレプリカです。
そんな折、シトロエンは、公道を走るダンボールといえる
EVコンセプトカー「OLI」を発表しました。
フロントバンパーとリアバンパーは、
通常の車とまったく同じ部品ですが、
ルーフとボンネットは、スチール製ではなく、
特殊なダンボールで作られているのです。
車の上に人が立つことができるほどの強度があり、
コーティングを施すことで、
雨や紫外線をシャットアウトし、
十分な耐久性を持っているそうです。
今のところ市販化されていませんが、走行試験試験も順調で、
近く「走るダンボール」が市中にお目見えすることになりそうです。
旧東ドイツの国民車として、
東ドイツ自動車産業の象徴だったトラバント。
そのボディの表面は光沢がなく、ルーフを叩いた時の音から、
「走るダンボール」と呼ばれていました。
その外観から走るダンボールと呼ばれていましたが、
実際のボディの外板は熱可塑性樹脂でできていたのです。
ここ数年、本物のダンボールを使った車が現れました。
あるユーチューバーが、ダンボール製ロールスロイスを完成させ、
その制作過程を動画投稿しています。
トヨタも公式サイトで、ダンボールを複数枚貼り合わせた
クラウンの部品を次々に制作したり、
1,700個のダンボール片と、鋼鉄とアルミニウムのフレーム、
それに電気モーターでできたレクサスを発表しています。
これらの車は、走行は可能ですが、
あくまでショーケースの中の見本品というかレプリカです。
そんな折、シトロエンは、公道を走るダンボールといえる
EVコンセプトカー「OLI」を発表しました。
フロントバンパーとリアバンパーは、
通常の車とまったく同じ部品ですが、
ルーフとボンネットは、スチール製ではなく、
特殊なダンボールで作られているのです。
車の上に人が立つことができるほどの強度があり、
コーティングを施すことで、
雨や紫外線をシャットアウトし、
十分な耐久性を持っているそうです。
今のところ市販化されていませんが、走行試験試験も順調で、
近く「走るダンボール」が市中にお目見えすることになりそうです。