古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第十七章 潮岬会合 その四十八

2013年04月27日 06時19分29秒 | 古文書の初歩

 

 

潮岬会合「組中定書」第二ページ、上の画像の七~八行目

 

解読 一 先年より水崎ニ而祓之仕方、地之事ハ上ハ

    住崎より下ハ山崎迄之内海江入候ハゝ、先年

読み 一つ 先年より水崎にて祓いの仕方、地の事は、上は

    住崎より下は山崎迄の内海へ入り候わば、先年

 

解説 「一つ」・・・一つ書きの四項目め。 「水崎にて祓いの仕方」・・・水崎明神『みさきみょうじん即ち潮御崎神社の事』でのお祓いの方法(仕方)。 「地之事は」・・・同明神の地先であるところの。 「上は住崎より下は山崎迄」・・・西側の住崎(地名)から、東側の山崎(地名)までのあいだ。 「内海へ入り候わば」・・・神社の領分とも言うべき海へ漁師が操業中に落ちた時は。