乍恐奉願上口上第八ページ、上の画像の署名と宛名欄
解読 文化六年巳六月 高川原村庄屋 又右衛門
古座浦庄屋 平三郎
樫野浦庄屋 甚吉
樫野浦買主 平兵衛殿
小川村 次右衛門殿
読みは省略します。
解説 「文化六年」・・・一八0九年、巳年に当たります。「年」は少し消えていて読めませんが、典型的な崩し方となっています。 「庄屋」は読みにくいですが、前出。 三つの村の庄屋の連名となっています。 宛名は取引の相手方で、個人名。 「樫野浦」の次は「買主」と読みましたが、これは自信がありません。 「平兵衛殿」・・・「平」も「兵」も「衛」も「殿」も全部難しい。 「小川村」・・・『こがわむら』と読みます。 「次右衛門殿」も教えて貰わねば読めない名前です。 古文書では、文章だけでなく、人名も非常に難解です。
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