古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第十三章・網代黒山松一件御通詞控その三十一

2012年12月26日 08時05分09秒 | 古文書の初歩

 

乍恐奉願上口上第八ページ、上の画像の署名と宛名欄

 

解読  文化六年巳六月  高川原村庄屋 又右衛門

                  古座浦庄屋 平三郎

                  樫野浦庄屋 甚吉

     樫野浦買主  平兵衛殿

     小川村     次右衛門殿

読みは省略します。

 

解説 「文化六年」・・・一八0九年、巳年に当たります。「年」は少し消えていて読めませんが、典型的な崩し方となっています。 「庄屋」は読みにくいですが、前出。 三つの村の庄屋の連名となっています。 宛名は取引の相手方で、個人名。 「樫野浦」の次は「買主」と読みましたが、これは自信がありません。 「平兵衛殿」・・・「平」も「兵」も「衛」も「殿」も全部難しい。 「小川村」・・・『こがわむら』と読みます。 「次右衛門殿」も教えて貰わねば読めない名前です。 古文書では、文章だけでなく、人名も非常に難解です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿