イラクのイラン領事館放火は米煽動、ユダメディアの偽情報/Iran consulate arson in Iraq was agitated by CIA-Mossad, JewMSM FakeNews
※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
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YouTube: Iraqi rioters torch Iran consulate in Najaf
2019/11/27
YouTube: Nagi: Pueblo iraquí cortará manos de EEUU, Israel y Arabia Saudí
ナギ:イラクの人々は米国、イスラエル、サウジアラビアの手を切る
2019/12/05
YouTube: Collusion Between Media To Make Iraq Protests About Iran [Redacted Pre-Show]
2019/11/11
YouTube: #ICYMI | Protesting times: Long-suffering Iraqis join global wave of public anger
2019/11/09
イラクのイラン領事館放火は米国CIA等による煽動
偽イスラエルMossadの関与、UAEからのスパイセル、サウジアラビア、IS(DAESH)、旧バアス党、民間軍事会社ブラックウォーター(現アカデミ)……
ユダヤ支配下の主流メディア(MSM)・マスコミとの共謀によるイランを「悪者化」する印象操作
Arson attack of Iran consulate in Iraq was agitated by CIA-Mossad and etc
Jew's MSM Fake News
「イランは常に、イラクの政府および国民とともにあり続ける」
「イランとイラクは互いに結ばれており、この結びつきは日々強まっていくだろう」
“Iraq vows to stand with Iran amid US-Iran tension”
「イラクはイランとアメリカとの緊張の中でイランと共に立つ事を誓う」
今回の抗議行動がシーア派3代目イマーム・ホサイン殉教の40日忌=アルバインの行進開始とほぼ同時期に始まった。
9月30日~
以下、2019/10/17付・ParsToday日本「300万人超のイラン人巡礼者、イラク・カルバラーへ(動画)」より
「イスラム暦サファル月1日(先月30日)以来、これまでに300万人以上のイラン人巡礼者がイラク南部の聖地カルバラーに向かったことが明らかになりました。
イルナー通信によりますと、同日から現在までに、さらに90カ国以上からおよそ17万人の巡礼者が、イラン国境を越えてカルバラーに向かっているということです。
今月19日はイスラム暦1441年サファル月20日にあたり、シーア派3代目イマーム・ホサインとその教友がカルバラーの地で殉教してから40日目のアルバインの日(=40日忌)です。
アルバインの何日も前から、大勢のイスラム教徒、非イスラム教徒らが、イラクの町ナジャフ~カルバラーのおよそ80キロの道のりを歩いてイマーム・ホサインの霊廟を目指しています。
イラク当局の正式な統計によりますと、昨年はイラン人200万人を含むおよそ1400万人の巡礼者が、世界最大規模とされる毎年恒例の宗教行事・アルバインの徒歩での行進に参加したということです。
ここ数日のアルバイン巡礼者に関する正式な統計から、今年は昨年に比べ巡礼者の数が異例の規模で増加していることがわかっています。」
(以上、2019/10/17付・ParsToday日本「300万人超のイラン人巡礼者、イラク・カルバラーへ(動画)」より)
YouTube: Over 4 million Iranians passed Iran-Iraq border for Arba'een
2019/10/14
10月6日
以下、2019/10/07付・ParsToday日本『イラン最高指導者、「イランとイラクは互いに結ばれている」』より
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師
「イランとイラクの両国民の心と体、魂は互いに結ばれている。この結びつきは日々強まっていくだろう」
「敵は分裂工作を狙っていたが失敗した。彼らの陰謀は影響を及ぼさないだろう」
「イラクでは10月に入ってから、首都バグダッドを含む一部の州で公共サービスの不備や失業、行政内の汚職に抗議するデモが実施されていました。
デモは治安部隊と衝突する中で多数の死傷者が出る事態となっていましたが、6日日曜、同国アブドルマハディ首相が抗議者の要求実現を約束し、デモの収束を呼びかけたことから沈静化へと向かいました。
複数の証拠から、今回の抗議デモがイラク国民による自発的なものではなく、外国が関与していたことが判明しています。」
イラク・イスラム運動の責任者の1人、ホセイン・アルアサディ氏
「米政府はイラクの政策への不満を理由に、最近の騒乱に関与している」
「たとえば、イラクの抗議デモに関連してツイッターに投稿されたコメントの79%は、サウジアラビア人ユーザーのものだったということです。」
(以上、2019/10/07付・ParsToday日本『イラン最高指導者、「イランとイラクは互いに結ばれている」』より)
イランのラフマーニー商鉱工業相
「(昨年のイランとイラクの取引額は120億ドルだったと説明し、今後2年で200億ドルに達する見込みであることを表明して、)近隣諸国との経済・通商関係の拡大は、イラン商鉱工業省の優先事項の一つだ」
「(イランとイラクの国境検問所の活動が活性化していることを指摘し、)イラン南部シャラムチェとイラク南部バスラを結ぶ鉄道の開通は、両国の通商関係を拡大させる良好な機会を生み出すだろう」
イラン外務省のムーサヴィー報道官 (イランプレスのインタビュー)
「イランは常に、イラクの政府および国民とともにあり続ける」
「イラク国民はこれまでも数々の危機に遭遇してきた」
「今回もイラクの各政党や団体の団結、協調により困難は打開されるだろう」
「イラク国民は今回もうまくこの問題を切り抜けるだろう」
「イラク問題に外国が干渉することは、同国民の問題解決の助けにはならない」
「イラク政府は、自国民の要求を把握して、いち早くこうした要求(への対策)を追求している」
「イスラム共同体の繁栄と団結のシンボルである、シーア派3代目イマームホサインの殉教40日忌・アルバインの行進を経て、イラク国民の問題も解決されていくだろう」
10月20日
YouTube: Irán Hoy: Ayudando a Irak
今日のイラン:イラクの支援
2019/10/20
政府や官僚の汚職と腐敗、それら上層部と一般大衆の、その中でも特に貧困層との格差の広がり、公共サービスの不備、高い失業率等を背景にして始まった抗議デモは、当初は極平和的なものであった。
その平和的なデモの様子は、今年の春頃から特に緊張が高まっていたイランとアメリカとの関係が在る中で、イランの隣国イラクで一般大衆による「戦争反対」デモが行われ、その中で、「戦争にノー、平和にイエス」とのスローガンを掲げながら、政府共々、イラク国民がイランと共に立つ事を誓っていた事からも伺える。
本年7月22日、イランのローハーニー大統領と会談されたイラクのアブドルマハディ首相(当時)は、次の様に述べられた。
「イランとイラクは互いに同胞感情、友情、友好の念を抱いている」
「イラクは対イラン制裁に加わることはなかったし、今後も加わることはない」
また、5月26日のバグダッドでのイランのザリーフ外相との会談に於いては、イラクのハキム外相は次の様に述べられている。
「我々は、米国によってとられた行動に反対することを非常にはっきりとそして誠実に言っている。我々はその立場でイラン・イスラム共和国を支持している」
「イラクがテヘランとワシントンの間の仲介者として行動する意思がある」(「イラクは仲裁役を担えるだろう」)
「我々は同時に、軍事的であろうと経済的な戦争であろうと、イラン国民との闘いに対するいかなる努力にも反対する。米国は規則に違反し、安全保障理事会決議に違反し、いじめによって(by bullying)、その決議を実行しないように、他の国々を強制する。」
次が、それら事について著した本ブログ記事である。
2019/08/15付『イランとイラクの結束(3/3)「戦争にノー、平和にイエス」イラクはイランと共に立つ事を誓う/Iran-Iraq tie. "No War", Iraq vows to stand with Iran』
西側欧米系の主流メディア(MSM)、及び日本のマスコミは、現在までに暴動化し騒乱状態となったイラク・デモについて、そのデモの中で多くの犠牲者が出て、それがイランからの侵入者によるものであるとか、抗議デモの原因がイラクの政策にイランの介入が有る為等という内容の報道を行っている。また、その死亡者数にしても、余りにも桁外れの数字を掲げている。
西側欧米系のMSMと日本のマスコミは、「ユダヤ」に牛耳られている。よって、イラク・デモに関しても、MSMマスコミから“ユダヤのプロパガンダ”が発信されていると捉えなければならない。
ユダヤ、及び現「偽」イスラエルと対立するイランを「悪者化」する為、世界中にイランのイメージ・ダウンを謀る「印象操作」を行う為のプロパガンダを流している訳である。
実際のところは、イランはイラクに干渉行為を行っていない。そして勿論、イラクのデモにも関与していない。つまり、MSMマスコミの報道は「でっち上げ」であり正に「フェイク・ニュース」である。
イランは、今回のそのデモについても、イラク政府が自立して適切な対応を取る事を望んでおり、注意深く監視する事に留めている。
イラン外務省のムーサヴィー報道官は、次の様に述べている。
「イランはイラクの状況を注意深く監視している」(10月27日)
「イラクの宗教および政治関係者は協力して目標を達成し、より良い未来を築くことができます」(同上)
「イランの厳しい抗議は駐イラン・イラク大使に伝えられた」(11月28日、在ナジャフ・イラン総領事館が放火されたことに関して、)
「イラク政府による、攻撃者に対して責任ある、断固とした、有効な措置を講じることを期待する」(同上)
イラクとイランとは現在に至っては緊密な関係であり、友好関係と共に経済・通商関係が拡大されて発展している。
現在の騒乱状態となったイラクの抗議デモの様子は、同じイラクでの5月の戦争反対デモとは様相が異なって見える。尤も、両者とも一概に見るのでは無く、今回、暴動化し騒乱を起こしている者達も、イラク国民の中の極一部の者達と捉えるべきである。
しかし、ユダヤ支配下の西側欧米MSMマスコミは、その様には捉えない。そのイラクの一般大衆の内の極一部分を切り取って取り上げ、それを拡大し、誇張して、編集し、脚色して、プロパガンダに利用している。
そして、そのプロパガンダでイランの「悪者化」を押し進める。
そのMSMマスコミと協力し一体となって活動しているのが、米国のCIAや偽イスラエルのMossad、イギリスのMI6、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)等である。それらが、今回のイラクで起きた平和的な抗議デモをハイジャックし、煽動し、操作して利用し、暴動化、騒乱化へと進めて来たのである。
またそれらの他にも、未だイラク国内にも潜伏しているIS(DAESH)、同じく今だにイラクに居座り続ける、あの悪名高き「ブラックウォーターUSA」(現在の名称はアカデミ)、それと同じ類のその他の各国政府が委託する民間軍事・警備会社、そして、あのサダム・フセインの残党、旧バアス党等も関与する。
2012年、イラク内務省が首都バグダードの中心部に位置する旧アメリカ軍管理領域の「グリーン・ゾーン」に在るその外国の民間警備会社の事務所を家宅捜査したところ、許可されていない武器や爆発物製造に用いられる物質が見つかり、それらが米国由来の物である事が明らかになっている。そのイラクの外国の民間軍事・警備会社と共に、偽イスラエルの諜報機関モサドが行動する。
更には、アルバニアに駐留するモナーフェギン(モジャーヘディーネ・ハルグ、PMOI、MEK、MKO)等、外国に駐留する隣国イランの反体制派も関与する。それらは、同じ様な顔つきをしている事から、一般のイラン人、或いはイラク人と成り済まして参入する。また、イラク国内の一般大衆の中に買収されたスパイ、裏切り者も存在する。
騒乱の中で、駐イラク・イラン領事館が放火された。その構図は以上の通りであり、それらのバックで行われたのである。
その様子を見ると、若者達が遊び半分で行っている様に見え、スマートフォンでチャラチャラ撮影する等と、ふざけている様子が伺える。
スパイが中に入って先導し、周囲の若者達を感化している事も考えられるが、その影響を受けやすい、空気・雰囲気に染まりやすく流されやすい様子は、日本の平和ボケした一般大衆と同様の様にも感じられた。
日本の世間の一般大衆の中にも、普段の就業の他はレジャーやグルメ、ファッション、ドライブ、バクチ、女遊び、飲酒、テレビ等に熱中するばかりで、「平和ボケ」して「無知蒙昧」な輩共が多い。どこの国にも、その様な「大衆」が存在するのだなぁ、と感じる次第である。
その無知蒙昧の若者達が煽られている様にも伺える。無知蒙昧であるが故に洗脳され、また失業や貧困等の日頃からの不満に火を付けられて、暴動、騒乱に発展している様にも見える。
しかし、その様な人達ばかりでは無く、イラク国内には敬虔なムスリム(イスラム教徒)やクリスチャン達も大勢おられ、それらの方々はそれぞれクルアーン(コーラン)と新約聖書を規範として、暴力に反対し、暴動・騒乱状態となったデモを非難する。
その敬虔な信者はそれぞれの規範をバックボーンにして、ろうそくとイラクの旗だけを持って、騒乱の中で犠牲となられた人達を思い祈りながら、静かな平和的なデモ集会を行った。敬虔な信者は、試練を暴力によって解決しない。
「私たちが抑圧されていることを全世界が知っている。私たちは平和な人々であり、イラクの旗とろうそくだけしか持っていない。」
創造主を重視しない世俗派、無神論者達程、煽られやすいと言えるのではないか。実際、現在、中東地域の他、南米、東アジアの香港等と世界中で行われているデモの殆どがグローバリストによって乗っ取られており、それが「世界共産化統一政府」へと向かっている事が言える。
「世界共産化統一政府」を目指す勢力は何者なのか。それは「無神論者」であるディープ・ステート、イルミナティ・フリーメーソンである。その「無神論者」で一致する世俗派の人々は、自らそのグローバリストの呼びかけに賛同している様にも見える。
イラクが大まかに分けて無神論者・世俗派と敬虔なムスリム・クリスチャンと存在して一枚岩では無い事と同様に、米国も分断が進んでいる。
旧来からのグローバリスト、ネオコン、ネオリベラリスト、シオニストに反して、3年前の大統領選挙で「反グローバリズム」のトランプが当選した。トランプは、旧来からの米エスタブリッシュメントの意向に反して、中東地域からの離脱を図る。
元々、イラクを遡って見ると、イラク国内に存在しなかった大量破壊兵器という「嘘」を基にしたブッシュ政権の「対テロ戦争」が発端で、現在に至る戦後のイラク政府の誕生となった訳である。その「根拠の無い破壊」の後から築き上げられて来た現在のイラクは、当初は米国の意向が大きく働いていた。
それは、第二次大戦後の日本に於ける米国の占領政策と同様である。日本の場合は、米国に従順となった為に戦後の復興、経済発展、防衛費抑制に繋がる等が言える反面、元来からの日本精神、独立自尊精神の劣化、習俗・風習の西欧的退廃、歴史・伝統・文化の軽視等にも繋がる事となってしまった。
米国謀略の日本での成功とは裏腹に、それはイラクでは成功しなかった。イラクは米国から離れ、反米であるイランと緊密になった。それ故、今一度米国側に引き戻したいグローバリスト、ネオコン達は、イラク騒乱を企てて体制転換を狙った。
決して、イラク全体が騒乱となっている訳では無い。その様な印象を作り上げているのは、ユダヤが支配する主流メディア(MSM)・マスコミである。そして、その騒乱に、イランは全く関与していない。MSMマスコミに騙されてはならない。
11月3日夜
シーア派の聖地であるカルバラ(Karbala)のイラン領事館が、反政府デモの一部がイラン総領事館を襲撃し、「外壁の周りでタイヤを燃やしたり壁をよじ登ってイラクの国旗を振ったりした」。
YouTube: Iraq’s foreign ministry slams attack on Iran consulate in Karbala
2019/11/04
11月4日
以下、2019/11/05付・AFP BB NEWS日本「イラク治安部隊がデモ隊に発砲 イラン領事館で参加者4人死亡」より
「【11月5日 AFP】イラク首都バグダッドで4日、治安部隊が反政府デモの参加者らに実弾を発砲した。その数時間前にも、中部のイスラム教シーア派聖地カルバラ(Karbala)にあるイラン領事館外で衝突が起き、デモ参加者4人が治安部隊の発砲により死亡した。
政府にはびこる汚職や、政治的支援の見返りに便宜を図る恩顧主義への不満を背景に、同国では道路の封鎖や不服従運動などの抗議活動が続いている。
バグダッドを取材したAFPカメラマンによると、外務省や法務省、イラン大使館などに続く通りで、デモ隊と治安部隊が衝突。治安部隊は投石するデモ隊に対し催涙弾を発射したという。
さらに複数の目撃者によると、国営テレビの本社周辺に集まったデモ隊に向かって治安部隊が発砲。医療関係者や治安当局筋は、バグダッドで約20人が負傷したと伝えた。
先月24日にデモが再開して以降、バグダッドのデモ隊に対して実弾が使用されたのはこれが初めて。これ以前に機動隊は、「過剰な力」を行使しているとの非難を受けて催涙ガスの使用に切り替えていた。
AFPの統計では、反政府デモが始まった先月1日以降の死亡者数は約270人に上っているが、政府は正確な犠牲者数を公開することをやめている。
バグダッドから南に約100キロ離れたカルバラでは、3日夜から4日未明にかけてデモ隊が隣国イランの領事館に集まり、イランがイラク政府を支援していると抗議した。……」
(以上、2019/11/05付・AFP BB NEWS日本「イラク治安部隊がデモ隊に発砲 イラン領事館で参加者4人死亡」より)
11月11日
YouTube: Protesters, Iraqi security forces continue to battle on Baghdad streets
2019/11/11
11月12日
YouTube: Iraq: Clashes break out during anti-government protests
2019/11/12
イラクのバビロン州で、暴動の間に殺害された抗議者の為のろうそくの灯りを灯した集会が開催された。
「私たちが抑圧されていることを全世界が知っている。私たちは平和な人々であり、イラクの旗とろうそくだけしか持っていない。」
YouTube: Iraq: Candlelight vigil for protesters killed during unrest
2019/11/12
11月27日夜
「【11月28日 AFP】反政府デモが続くイラクで27日、イスラム教シーア派の聖地ナジャフ(Najaf)にあるイラン領事館にデモ隊が放火した。」
11月28日
イラン外務省のムーサヴィー報道官
「(在ナジャフ・イラン総領事館が放火されたことに関して書面で声明を出し、)イランの厳しい抗議は駐イラン・イラク大使に伝えられた」
「イラク政府による、攻撃者に対して責任ある、断固とした、有効な措置を講じることを期待する」
YouTube: Iran decries attack on Iran's Najaf consulate
2019/11/28
11月29日
イラクのアブドルマハディ首相が辞意を表明した。
イラクのイスラム教シーア派最高権威シスタニ師
「(政府は)事態に対処できておらず、国益のために議会は再考すべきだ」
「破壊行為、暴力行為は終わらなければならない」
YouTube: Iraq's top Shia cleric: Vandalism, violent acts must end
2019/11/29
アブドルマハディ首相
「シスタニ師の呼び掛けに迅速に応じるため、私の辞任を求める書簡を出す」
YouTube: Iraqi prime minister announces he will resign
2019/11/30
12月1日
「イラク国会は1日、大規模な反政府デモを受け、事態打開のため辞意を表明していたアブドルマハディ首相の辞任を認めた。イラクの国営テレビなどが伝えた。」
YouTube: Iraq’s parliament approves prime minister’s resignation
2019/12/01
「【カイロ時事】反政府デモが続くイラクで1日夜(日本時間2日未明)、イスラム教シーア派聖地、中部ナジャフにあるイラン領事館がデモ隊に放火された。ナジャフのイラン領事館は11月27日にも暴徒化したデモ隊に襲われたばかり。外交施設を警備する責任はイラク政府にあり、無策に対するイランの反発は必至だ。」
12月5日
YouTube: Miles de iraquíes se manifiestan en apoyo a la autoridad religiosa
数千人のイラク人が宗教的権威を支持してデモを行う
2019/12/05
本ブログ過去の関連記事
・2019/08/15付:『イランとイラクの結束(1/3)「イランは常にイラクの同胞と共にあり続けるだろう」/Iran ties with Iraq. Iran would always keep being with Iraq』
・2019/08/15付:『イランとイラクの結束(2/3)「イラクに戦争を望むグループは無い」/Iran ties with Iraq. There are no group which wish for war in Iraq』
・2019/08/15付:『イランとイラクの結束(3/3)「戦争にノー、平和にイエス」イラクはイランと共に立つ事を誓う/Iran-Iraq tie. "No War", Iraq vows to stand with Iran』
・2019/09/10付:『ポピュリズムは「両刃の剣」:香港は反共?それとも共産グローバリストの煽動?「逃亡犯条例改正反対デモ」/Is Hong Kong demo anti-Communism?or globalism?』
・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』
・2019/12/19付:『イラクのデモの騒乱化は「カラー革命」の謀略、米国・偽イスラエル・サウジ・UAE…/Iraqi demo hijacked by CIA-Mossad riotize to "color rev."』
引用文献
・2019/10/07付・ParsToday日本:『イラン最高指導者、「イランとイラクは互いに結ばれている」』
・2019/10/07付・ParsToday日本:「イランとイラクの取引額、今後2年で200億ドルに達する見込み」
・2019/10/07付・ParsToday日本:『イラン外務省報道官、「イランは常にイラクの政府・国民とともにあり続ける」』
・2019/10/17付・ParsToday日本:「300万人超のイラン人巡礼者、イラク・カルバラーへ(動画)」
・2019/11/05付・AFP BB NEWS日本:「イラク治安部隊がデモ隊に発砲 イラン領事館で参加者4人死亡」
・2019/11/05付・VOV5(ベトナムの声放送局)日本語:「イラク反政府デモ イラン総領事館も標的に 混乱広がる」
・2019/11/28付・AFP BB NEWS日本:「イラクの反政府デモ隊、イラン領事館に放火 聖地ナジャフ」
・2019/11/29付・時事通信:「イラク首相が辞意 反政府デモ、収拾できず」
・2019/11/29付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)日本:「イラン外務省、在ナジャフ・イラン総領事館放火を非難、イラクに対応を求める」
・2019/12/01付・産経新聞(共同通信):「イラク首相の辞任承認 国会、デモ沈静は不透明」
・2019/12/02付・時事通信:「イラン領事館にまた放火 シーア派聖地、デモ暴徒化―イラク」
※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.
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2019/11/27
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2019/12/05
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2019/11/11
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2019/11/09
イラクのイラン領事館放火は米国CIA等による煽動
偽イスラエルMossadの関与、UAEからのスパイセル、サウジアラビア、IS(DAESH)、旧バアス党、民間軍事会社ブラックウォーター(現アカデミ)……
ユダヤ支配下の主流メディア(MSM)・マスコミとの共謀によるイランを「悪者化」する印象操作
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「イランは常に、イラクの政府および国民とともにあり続ける」
「イランとイラクは互いに結ばれており、この結びつきは日々強まっていくだろう」
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「イラクはイランとアメリカとの緊張の中でイランと共に立つ事を誓う」
今回の抗議行動がシーア派3代目イマーム・ホサイン殉教の40日忌=アルバインの行進開始とほぼ同時期に始まった。
9月30日~
以下、2019/10/17付・ParsToday日本「300万人超のイラン人巡礼者、イラク・カルバラーへ(動画)」より
「イスラム暦サファル月1日(先月30日)以来、これまでに300万人以上のイラン人巡礼者がイラク南部の聖地カルバラーに向かったことが明らかになりました。
イルナー通信によりますと、同日から現在までに、さらに90カ国以上からおよそ17万人の巡礼者が、イラン国境を越えてカルバラーに向かっているということです。
今月19日はイスラム暦1441年サファル月20日にあたり、シーア派3代目イマーム・ホサインとその教友がカルバラーの地で殉教してから40日目のアルバインの日(=40日忌)です。
アルバインの何日も前から、大勢のイスラム教徒、非イスラム教徒らが、イラクの町ナジャフ~カルバラーのおよそ80キロの道のりを歩いてイマーム・ホサインの霊廟を目指しています。
イラク当局の正式な統計によりますと、昨年はイラン人200万人を含むおよそ1400万人の巡礼者が、世界最大規模とされる毎年恒例の宗教行事・アルバインの徒歩での行進に参加したということです。
ここ数日のアルバイン巡礼者に関する正式な統計から、今年は昨年に比べ巡礼者の数が異例の規模で増加していることがわかっています。」
(以上、2019/10/17付・ParsToday日本「300万人超のイラン人巡礼者、イラク・カルバラーへ(動画)」より)
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2019/10/14
10月6日
以下、2019/10/07付・ParsToday日本『イラン最高指導者、「イランとイラクは互いに結ばれている」』より
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師
「イランとイラクの両国民の心と体、魂は互いに結ばれている。この結びつきは日々強まっていくだろう」
「敵は分裂工作を狙っていたが失敗した。彼らの陰謀は影響を及ぼさないだろう」
「イラクでは10月に入ってから、首都バグダッドを含む一部の州で公共サービスの不備や失業、行政内の汚職に抗議するデモが実施されていました。
デモは治安部隊と衝突する中で多数の死傷者が出る事態となっていましたが、6日日曜、同国アブドルマハディ首相が抗議者の要求実現を約束し、デモの収束を呼びかけたことから沈静化へと向かいました。
複数の証拠から、今回の抗議デモがイラク国民による自発的なものではなく、外国が関与していたことが判明しています。」
イラク・イスラム運動の責任者の1人、ホセイン・アルアサディ氏
「米政府はイラクの政策への不満を理由に、最近の騒乱に関与している」
「たとえば、イラクの抗議デモに関連してツイッターに投稿されたコメントの79%は、サウジアラビア人ユーザーのものだったということです。」
(以上、2019/10/07付・ParsToday日本『イラン最高指導者、「イランとイラクは互いに結ばれている」』より)
イランのラフマーニー商鉱工業相
「(昨年のイランとイラクの取引額は120億ドルだったと説明し、今後2年で200億ドルに達する見込みであることを表明して、)近隣諸国との経済・通商関係の拡大は、イラン商鉱工業省の優先事項の一つだ」
「(イランとイラクの国境検問所の活動が活性化していることを指摘し、)イラン南部シャラムチェとイラク南部バスラを結ぶ鉄道の開通は、両国の通商関係を拡大させる良好な機会を生み出すだろう」
イラン外務省のムーサヴィー報道官 (イランプレスのインタビュー)
「イランは常に、イラクの政府および国民とともにあり続ける」
「イラク国民はこれまでも数々の危機に遭遇してきた」
「今回もイラクの各政党や団体の団結、協調により困難は打開されるだろう」
「イラク国民は今回もうまくこの問題を切り抜けるだろう」
「イラク問題に外国が干渉することは、同国民の問題解決の助けにはならない」
「イラク政府は、自国民の要求を把握して、いち早くこうした要求(への対策)を追求している」
「イスラム共同体の繁栄と団結のシンボルである、シーア派3代目イマームホサインの殉教40日忌・アルバインの行進を経て、イラク国民の問題も解決されていくだろう」
10月20日
YouTube: Irán Hoy: Ayudando a Irak
今日のイラン:イラクの支援
2019/10/20
政府や官僚の汚職と腐敗、それら上層部と一般大衆の、その中でも特に貧困層との格差の広がり、公共サービスの不備、高い失業率等を背景にして始まった抗議デモは、当初は極平和的なものであった。
その平和的なデモの様子は、今年の春頃から特に緊張が高まっていたイランとアメリカとの関係が在る中で、イランの隣国イラクで一般大衆による「戦争反対」デモが行われ、その中で、「戦争にノー、平和にイエス」とのスローガンを掲げながら、政府共々、イラク国民がイランと共に立つ事を誓っていた事からも伺える。
本年7月22日、イランのローハーニー大統領と会談されたイラクのアブドルマハディ首相(当時)は、次の様に述べられた。
「イランとイラクは互いに同胞感情、友情、友好の念を抱いている」
「イラクは対イラン制裁に加わることはなかったし、今後も加わることはない」
また、5月26日のバグダッドでのイランのザリーフ外相との会談に於いては、イラクのハキム外相は次の様に述べられている。
「我々は、米国によってとられた行動に反対することを非常にはっきりとそして誠実に言っている。我々はその立場でイラン・イスラム共和国を支持している」
「イラクがテヘランとワシントンの間の仲介者として行動する意思がある」(「イラクは仲裁役を担えるだろう」)
「我々は同時に、軍事的であろうと経済的な戦争であろうと、イラン国民との闘いに対するいかなる努力にも反対する。米国は規則に違反し、安全保障理事会決議に違反し、いじめによって(by bullying)、その決議を実行しないように、他の国々を強制する。」
次が、それら事について著した本ブログ記事である。
2019/08/15付『イランとイラクの結束(3/3)「戦争にノー、平和にイエス」イラクはイランと共に立つ事を誓う/Iran-Iraq tie. "No War", Iraq vows to stand with Iran』
西側欧米系の主流メディア(MSM)、及び日本のマスコミは、現在までに暴動化し騒乱状態となったイラク・デモについて、そのデモの中で多くの犠牲者が出て、それがイランからの侵入者によるものであるとか、抗議デモの原因がイラクの政策にイランの介入が有る為等という内容の報道を行っている。また、その死亡者数にしても、余りにも桁外れの数字を掲げている。
西側欧米系のMSMと日本のマスコミは、「ユダヤ」に牛耳られている。よって、イラク・デモに関しても、MSMマスコミから“ユダヤのプロパガンダ”が発信されていると捉えなければならない。
ユダヤ、及び現「偽」イスラエルと対立するイランを「悪者化」する為、世界中にイランのイメージ・ダウンを謀る「印象操作」を行う為のプロパガンダを流している訳である。
実際のところは、イランはイラクに干渉行為を行っていない。そして勿論、イラクのデモにも関与していない。つまり、MSMマスコミの報道は「でっち上げ」であり正に「フェイク・ニュース」である。
イランは、今回のそのデモについても、イラク政府が自立して適切な対応を取る事を望んでおり、注意深く監視する事に留めている。
イラン外務省のムーサヴィー報道官は、次の様に述べている。
「イランはイラクの状況を注意深く監視している」(10月27日)
「イラクの宗教および政治関係者は協力して目標を達成し、より良い未来を築くことができます」(同上)
「イランの厳しい抗議は駐イラン・イラク大使に伝えられた」(11月28日、在ナジャフ・イラン総領事館が放火されたことに関して、)
「イラク政府による、攻撃者に対して責任ある、断固とした、有効な措置を講じることを期待する」(同上)
イラクとイランとは現在に至っては緊密な関係であり、友好関係と共に経済・通商関係が拡大されて発展している。
現在の騒乱状態となったイラクの抗議デモの様子は、同じイラクでの5月の戦争反対デモとは様相が異なって見える。尤も、両者とも一概に見るのでは無く、今回、暴動化し騒乱を起こしている者達も、イラク国民の中の極一部の者達と捉えるべきである。
しかし、ユダヤ支配下の西側欧米MSMマスコミは、その様には捉えない。そのイラクの一般大衆の内の極一部分を切り取って取り上げ、それを拡大し、誇張して、編集し、脚色して、プロパガンダに利用している。
そして、そのプロパガンダでイランの「悪者化」を押し進める。
そのMSMマスコミと協力し一体となって活動しているのが、米国のCIAや偽イスラエルのMossad、イギリスのMI6、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)等である。それらが、今回のイラクで起きた平和的な抗議デモをハイジャックし、煽動し、操作して利用し、暴動化、騒乱化へと進めて来たのである。
またそれらの他にも、未だイラク国内にも潜伏しているIS(DAESH)、同じく今だにイラクに居座り続ける、あの悪名高き「ブラックウォーターUSA」(現在の名称はアカデミ)、それと同じ類のその他の各国政府が委託する民間軍事・警備会社、そして、あのサダム・フセインの残党、旧バアス党等も関与する。
2012年、イラク内務省が首都バグダードの中心部に位置する旧アメリカ軍管理領域の「グリーン・ゾーン」に在るその外国の民間警備会社の事務所を家宅捜査したところ、許可されていない武器や爆発物製造に用いられる物質が見つかり、それらが米国由来の物である事が明らかになっている。そのイラクの外国の民間軍事・警備会社と共に、偽イスラエルの諜報機関モサドが行動する。
更には、アルバニアに駐留するモナーフェギン(モジャーヘディーネ・ハルグ、PMOI、MEK、MKO)等、外国に駐留する隣国イランの反体制派も関与する。それらは、同じ様な顔つきをしている事から、一般のイラン人、或いはイラク人と成り済まして参入する。また、イラク国内の一般大衆の中に買収されたスパイ、裏切り者も存在する。
騒乱の中で、駐イラク・イラン領事館が放火された。その構図は以上の通りであり、それらのバックで行われたのである。
その様子を見ると、若者達が遊び半分で行っている様に見え、スマートフォンでチャラチャラ撮影する等と、ふざけている様子が伺える。
スパイが中に入って先導し、周囲の若者達を感化している事も考えられるが、その影響を受けやすい、空気・雰囲気に染まりやすく流されやすい様子は、日本の平和ボケした一般大衆と同様の様にも感じられた。
日本の世間の一般大衆の中にも、普段の就業の他はレジャーやグルメ、ファッション、ドライブ、バクチ、女遊び、飲酒、テレビ等に熱中するばかりで、「平和ボケ」して「無知蒙昧」な輩共が多い。どこの国にも、その様な「大衆」が存在するのだなぁ、と感じる次第である。
その無知蒙昧の若者達が煽られている様にも伺える。無知蒙昧であるが故に洗脳され、また失業や貧困等の日頃からの不満に火を付けられて、暴動、騒乱に発展している様にも見える。
しかし、その様な人達ばかりでは無く、イラク国内には敬虔なムスリム(イスラム教徒)やクリスチャン達も大勢おられ、それらの方々はそれぞれクルアーン(コーラン)と新約聖書を規範として、暴力に反対し、暴動・騒乱状態となったデモを非難する。
その敬虔な信者はそれぞれの規範をバックボーンにして、ろうそくとイラクの旗だけを持って、騒乱の中で犠牲となられた人達を思い祈りながら、静かな平和的なデモ集会を行った。敬虔な信者は、試練を暴力によって解決しない。
「私たちが抑圧されていることを全世界が知っている。私たちは平和な人々であり、イラクの旗とろうそくだけしか持っていない。」
創造主を重視しない世俗派、無神論者達程、煽られやすいと言えるのではないか。実際、現在、中東地域の他、南米、東アジアの香港等と世界中で行われているデモの殆どがグローバリストによって乗っ取られており、それが「世界共産化統一政府」へと向かっている事が言える。
「世界共産化統一政府」を目指す勢力は何者なのか。それは「無神論者」であるディープ・ステート、イルミナティ・フリーメーソンである。その「無神論者」で一致する世俗派の人々は、自らそのグローバリストの呼びかけに賛同している様にも見える。
イラクが大まかに分けて無神論者・世俗派と敬虔なムスリム・クリスチャンと存在して一枚岩では無い事と同様に、米国も分断が進んでいる。
旧来からのグローバリスト、ネオコン、ネオリベラリスト、シオニストに反して、3年前の大統領選挙で「反グローバリズム」のトランプが当選した。トランプは、旧来からの米エスタブリッシュメントの意向に反して、中東地域からの離脱を図る。
元々、イラクを遡って見ると、イラク国内に存在しなかった大量破壊兵器という「嘘」を基にしたブッシュ政権の「対テロ戦争」が発端で、現在に至る戦後のイラク政府の誕生となった訳である。その「根拠の無い破壊」の後から築き上げられて来た現在のイラクは、当初は米国の意向が大きく働いていた。
それは、第二次大戦後の日本に於ける米国の占領政策と同様である。日本の場合は、米国に従順となった為に戦後の復興、経済発展、防衛費抑制に繋がる等が言える反面、元来からの日本精神、独立自尊精神の劣化、習俗・風習の西欧的退廃、歴史・伝統・文化の軽視等にも繋がる事となってしまった。
米国謀略の日本での成功とは裏腹に、それはイラクでは成功しなかった。イラクは米国から離れ、反米であるイランと緊密になった。それ故、今一度米国側に引き戻したいグローバリスト、ネオコン達は、イラク騒乱を企てて体制転換を狙った。
決して、イラク全体が騒乱となっている訳では無い。その様な印象を作り上げているのは、ユダヤが支配する主流メディア(MSM)・マスコミである。そして、その騒乱に、イランは全く関与していない。MSMマスコミに騙されてはならない。
11月3日夜
シーア派の聖地であるカルバラ(Karbala)のイラン領事館が、反政府デモの一部がイラン総領事館を襲撃し、「外壁の周りでタイヤを燃やしたり壁をよじ登ってイラクの国旗を振ったりした」。
YouTube: Iraq’s foreign ministry slams attack on Iran consulate in Karbala
2019/11/04
11月4日
以下、2019/11/05付・AFP BB NEWS日本「イラク治安部隊がデモ隊に発砲 イラン領事館で参加者4人死亡」より
「【11月5日 AFP】イラク首都バグダッドで4日、治安部隊が反政府デモの参加者らに実弾を発砲した。その数時間前にも、中部のイスラム教シーア派聖地カルバラ(Karbala)にあるイラン領事館外で衝突が起き、デモ参加者4人が治安部隊の発砲により死亡した。
政府にはびこる汚職や、政治的支援の見返りに便宜を図る恩顧主義への不満を背景に、同国では道路の封鎖や不服従運動などの抗議活動が続いている。
バグダッドを取材したAFPカメラマンによると、外務省や法務省、イラン大使館などに続く通りで、デモ隊と治安部隊が衝突。治安部隊は投石するデモ隊に対し催涙弾を発射したという。
さらに複数の目撃者によると、国営テレビの本社周辺に集まったデモ隊に向かって治安部隊が発砲。医療関係者や治安当局筋は、バグダッドで約20人が負傷したと伝えた。
先月24日にデモが再開して以降、バグダッドのデモ隊に対して実弾が使用されたのはこれが初めて。これ以前に機動隊は、「過剰な力」を行使しているとの非難を受けて催涙ガスの使用に切り替えていた。
AFPの統計では、反政府デモが始まった先月1日以降の死亡者数は約270人に上っているが、政府は正確な犠牲者数を公開することをやめている。
バグダッドから南に約100キロ離れたカルバラでは、3日夜から4日未明にかけてデモ隊が隣国イランの領事館に集まり、イランがイラク政府を支援していると抗議した。……」
(以上、2019/11/05付・AFP BB NEWS日本「イラク治安部隊がデモ隊に発砲 イラン領事館で参加者4人死亡」より)
11月11日
YouTube: Protesters, Iraqi security forces continue to battle on Baghdad streets
2019/11/11
11月12日
YouTube: Iraq: Clashes break out during anti-government protests
2019/11/12
イラクのバビロン州で、暴動の間に殺害された抗議者の為のろうそくの灯りを灯した集会が開催された。
「私たちが抑圧されていることを全世界が知っている。私たちは平和な人々であり、イラクの旗とろうそくだけしか持っていない。」
YouTube: Iraq: Candlelight vigil for protesters killed during unrest
2019/11/12
11月27日夜
「【11月28日 AFP】反政府デモが続くイラクで27日、イスラム教シーア派の聖地ナジャフ(Najaf)にあるイラン領事館にデモ隊が放火した。」
11月28日
イラン外務省のムーサヴィー報道官
「(在ナジャフ・イラン総領事館が放火されたことに関して書面で声明を出し、)イランの厳しい抗議は駐イラン・イラク大使に伝えられた」
「イラク政府による、攻撃者に対して責任ある、断固とした、有効な措置を講じることを期待する」
YouTube: Iran decries attack on Iran's Najaf consulate
2019/11/28
11月29日
イラクのアブドルマハディ首相が辞意を表明した。
イラクのイスラム教シーア派最高権威シスタニ師
「(政府は)事態に対処できておらず、国益のために議会は再考すべきだ」
「破壊行為、暴力行為は終わらなければならない」
YouTube: Iraq's top Shia cleric: Vandalism, violent acts must end
2019/11/29
アブドルマハディ首相
「シスタニ師の呼び掛けに迅速に応じるため、私の辞任を求める書簡を出す」
YouTube: Iraqi prime minister announces he will resign
2019/11/30
12月1日
「イラク国会は1日、大規模な反政府デモを受け、事態打開のため辞意を表明していたアブドルマハディ首相の辞任を認めた。イラクの国営テレビなどが伝えた。」
YouTube: Iraq’s parliament approves prime minister’s resignation
2019/12/01
「【カイロ時事】反政府デモが続くイラクで1日夜(日本時間2日未明)、イスラム教シーア派聖地、中部ナジャフにあるイラン領事館がデモ隊に放火された。ナジャフのイラン領事館は11月27日にも暴徒化したデモ隊に襲われたばかり。外交施設を警備する責任はイラク政府にあり、無策に対するイランの反発は必至だ。」
12月5日
YouTube: Miles de iraquíes se manifiestan en apoyo a la autoridad religiosa
数千人のイラク人が宗教的権威を支持してデモを行う
2019/12/05
本ブログ過去の関連記事
・2019/08/15付:『イランとイラクの結束(1/3)「イランは常にイラクの同胞と共にあり続けるだろう」/Iran ties with Iraq. Iran would always keep being with Iraq』
・2019/08/15付:『イランとイラクの結束(2/3)「イラクに戦争を望むグループは無い」/Iran ties with Iraq. There are no group which wish for war in Iraq』
・2019/08/15付:『イランとイラクの結束(3/3)「戦争にノー、平和にイエス」イラクはイランと共に立つ事を誓う/Iran-Iraq tie. "No War", Iraq vows to stand with Iran』
・2019/09/10付:『ポピュリズムは「両刃の剣」:香港は反共?それとも共産グローバリストの煽動?「逃亡犯条例改正反対デモ」/Is Hong Kong demo anti-Communism?or globalism?』
・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』
・2019/12/19付:『イラクのデモの騒乱化は「カラー革命」の謀略、米国・偽イスラエル・サウジ・UAE…/Iraqi demo hijacked by CIA-Mossad riotize to "color rev."』
引用文献
・2019/10/07付・ParsToday日本:『イラン最高指導者、「イランとイラクは互いに結ばれている」』
・2019/10/07付・ParsToday日本:「イランとイラクの取引額、今後2年で200億ドルに達する見込み」
・2019/10/07付・ParsToday日本:『イラン外務省報道官、「イランは常にイラクの政府・国民とともにあり続ける」』
・2019/10/17付・ParsToday日本:「300万人超のイラン人巡礼者、イラク・カルバラーへ(動画)」
・2019/11/05付・AFP BB NEWS日本:「イラク治安部隊がデモ隊に発砲 イラン領事館で参加者4人死亡」
・2019/11/05付・VOV5(ベトナムの声放送局)日本語:「イラク反政府デモ イラン総領事館も標的に 混乱広がる」
・2019/11/28付・AFP BB NEWS日本:「イラクの反政府デモ隊、イラン領事館に放火 聖地ナジャフ」
・2019/11/29付・時事通信:「イラク首相が辞意 反政府デモ、収拾できず」
・2019/11/29付・TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)日本:「イラン外務省、在ナジャフ・イラン総領事館放火を非難、イラクに対応を求める」
・2019/12/01付・産経新聞(共同通信):「イラク首相の辞任承認 国会、デモ沈静は不透明」
・2019/12/02付・時事通信:「イラン領事館にまた放火 シーア派聖地、デモ暴徒化―イラク」
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