※ 本記事において幾つかの文献と画像を引用する事によって構成しておりますが、本記事により当方は収入を一切受け取っておりません。
※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.
9.14サウジアラムコ攻撃(9/9)イエメン・アンサール・アッラーが“報復”
・・・群れドローンは迎撃ミサイルを嘲笑う
Ansar Allah attacked against Saudi Aramco.
Swarm drones laugh interception missiles.
Unmanned Aerial Vehicles (UAV) Swarms
YouTube: SURPRISE TECHNOLOGY US Military UAV swarm technology to overcome S-300 missile defense
2018/09/21
出典:2018/12/30付・BHARAT SHAKTI:「Unmanned Aerial Vehicles (UAV) Swarms; Need for the Indian Armed Forces」
出典:DARPA「Gremlins」
YouTube: Saudi Drone Strikes And The Future Of Warfare
2019/09/16
(ソース元: 2019/09/16付・Infowars・The Alex Jones Show「Saudi Drone Strikes And The Future Of Warfare」)
9月14日、イエメンの最高政治評議会「アンサール・アッラー」(フーシ派、「神の支持者」)が、サウジアラビアの国営石油会社「サウジアラムコ」を無人機10機によって“報復”攻撃した。今までのサウジの介入・干渉・余計なお節介としての非人道的無差別空爆の侵略に対しての“報復”攻撃であり、そして、それによる人的被害は出ていない。
その無人機による攻撃を、サウジの防空システムは迎撃して防ぐ事が出来なかった。そして、その高価な迎撃システムを何十台もサウジに売りつけて来た米国は、その事でパトリオット・ミサイルが欠陥商品と思われて今後の武器売買に影響が出る事を恐れてか、様々な都合の悪い事態を隠蔽しようとしてか、または今回攻撃を受けた施設が丁度ペルシャ湾寄りに存在している事を良しとして、米国内の「戦争煽動推進派」がいつもの通り「イランがやった」と証拠も無く責任を擦り付けて宣伝したものと思われる。
西側欧米の主流メディア(MSM)・マスコミは、イエメン・アンサール・アッラーの実力を過小評価している。しかし、「小型核兵器」も売買されているというブラック・マーケットで兵器の技術は入手可能であるし、今まで自衛の為にイランから支援を受けて来た事を基に、無人機やミサイルを「国産化」する事が出来ている。
また、今までNATO(北大西洋条約機構)に加盟する西側欧米諸国や偽イスラエル、米国CIAが世界中に武器をバラ撒き続けて来た事も、「ブーメラン」となっている。ヨーロッパ出身のIS(DAESH、自称イスラム国)テロリスト達が再び祖国のEU(欧州連合)加盟国に戻ろうとしている事も、その事に当てはり、ヨーロッパは「自業自得」である。
そして、アンサール・アッラーがサウジへ報復攻撃を行ったのは、今回が初めてでは無い。本年5月にもサウジアラムコに無人機7機による報復攻撃が成功し、8月にも首都リヤドへの報復攻撃が成功している。
更に昨年には、イエメン・アンサール・アッラーは今回のサウジアラムコのアブカイクやクライスよりも遠方であるアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビとドバイに、ドローンを飛ばして報復攻撃に成功している。
そこで明らかになって来た事は、小型ドローンが迎撃ミサイル・システムを麻痺させる事が出来る事である
しかも、この度は10機のドローンによって攻撃が行われたが、もっと無数のドローンを一度に使う事で、その効果が計り知れないものとなる事である。
この度のアンサール・アッラーによるサウジアラムコに対する報復攻撃は、イエメン軍の誇る実力と急速なレベル・アップを示しアピールすると共に、サウジやUAEの侵略行為に対しての抑止効果を発揮した。
また、未来の戦争の在り方を示すと共に、無人機対策が必要である事が促される事となった。
8月下旬頃から特に酷くなった現「偽」イスラエルの「パニック症状」は、取り囲まれている隣国のレバノン、シリア、パレスチナ・ガザ、イラクへと「キチガイ」となって当たり散らす様にして、侵略攻撃が行われた。
そのアブノーマルな偽イスラエルの侵略攻撃の中でもドローンが使用されたのであるが、レバノンのヒズボラやパレスチナ・ガザのハマスは偽イスラエルからのUAV(unmanned aerial vehicle:無人航空機)を撃墜しただけでは無く、自らのUAVを使って偽イスラエルに対し攻撃を加えた。
サウジ主導アラブ連合軍によって封鎖されているイエメンの軍隊の実力が認められて来なかった事と同様に、偽イスラエルの封鎖政策によって苦しめられているパレスチナ国のガザ地区のイスラム抵抗運動ハマスの実力も、ユダヤ支配下MSMマスコミに無視されている。
ハマスも今や、「国産の」ドローンを開発している。ヨルダン川西岸地区の「石ころ」をスリングショットで放つ「インティファーダ」も含めて、ハマスはその小型無人機を使って「ダビデ」となり、米国製兵器で身を固めた偽イスラエルの「ゴリアテ」に対し抵抗し、抗議する。
小型無人飛行機は15m程までの低空飛行が可能であり、TNT45kg程の弾頭をセットする事が出来、しかも320km/hという超高速スピードの飛行が行えるという。
そして、地上の地形に沿った飛行をプログラムする事も可能であり、位置特定、リモート・センシング、自動飛行制御、コンピューター・ベースのターゲット指定等と、UAVは現在進行形のハイテク技術が満載である。米国のプレデターやグローバルホーク、リーパー等の大型UAVの他、小型のマルチコプター等と幅広く、レジャーやホビーにも利用されている。
UAVだけでは無く、人工知能(AI)を搭載した自律型のロボットも開発され、それが兵器に利用されている。今までの先端科学技術は全て武器に転用されて来たし、その逆にインターネットをはじめ、軍事利用していたものが民間で利用される様にもなって来た。商業市場、それは闇市場も含めてであるが、小型ドローンを購入した後に軍事用に適合させているともいう。
迎撃システムのレーダーに探知され難くい小型のUAVは、その他にもステルス素材を組み合わせる等でよりレーダー網をくぐり抜ける事が出来、検知されたとしても超高速のドローンであるが故に、“のろま”で“でくのぼう”の迎撃システムが追いつく事が出来ず、ただ呆然とする他は無い。
そして、同時に無数のドローンを放つ「群れドローン攻撃」を防ぐ事は最早、不可能である様にも思える。
小型ドローンは、高額な迎撃システムに比べて非常に安価で、制作時間も短く効率的である。
その低コストのドローンをイナゴの大群の様に飛ばす技術は迎撃システムを外国に売却している当の米国でも研究開発が進み、「スウォーム・テクノロジー」と呼ばれる。
航空機分野だけでは無く、自律型無人システムに「群れロボット」の技術を組み合わせて「自己組織化」出来る事も目指す。
アメリカ国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency:DARPA)は、「Gremlins(グレムリン)」と呼ばれるプログラムに取り組んでいる。
DARPAのサイト「Gremlins」によると、Gremlinsプログラムでは、打ち上げと回収の技術、機器と航空機の統合の概念、低コストで寿命の短い機体設計、忠実度の高い分析、精密なデジタル飛行制御、相対航法およびステーションの維持等を調査や研究開発の対象とするとしている。
またこのプログラムは、米軍で戦闘に必要とされる三つの活動としての情報・監視・偵察(intelligence, surveillance and reconnaissance:ISR)、その他のモジュール式の非動的ペイロード(有償搭載量)を堅牢で応答性が高く、手頃な価格で採用できる魅力的な概念実証飛行デモを実施する事を目的としているという。
サウジの防空体制を担う米国製の高高度用のPAC-2、PAC-3、中低高度用のHawkに対し、ロシアの高高度用のS-300、S-400、中低高度用の「ブーク(Buk)」が在り、それぞれで階層化した防御態勢を取る事が出来る。米国製はこの度までに低空飛行のドローンに対応出来なかったが、イエメンの持つ「カセフ-1」の低空飛行の下限15mに対し、ロシアの移動式レーダー誘導の地対空ミサイル(surface-to-air missile:SAM)システムを搭載しているブークは、その高度15mは対応可能となっている。
YouTube: Rosoboronexport Reveals details of Russia's Buk M3 Air Defence Missile System
2018/03/28
YouTube: Syrian Buk-M2 launch SAMs against Israeli missiles
2019/01/20
低空飛行のドローンに対しての防御に使えそうなものとして、携帯式防空ミサイル・システム(Man-portable air-defense systems,:MANPADS/MPADS)が在る。この携帯式地対空ミサイル・システムは、1人で携行可能な地対空ミサイル・システムであり、テロリストはブラック・マーケット等の様々な供給源を介して手に入れている。そのテロリストが持っているMANPADSについて、民間航空機への攻撃が懸念されている。MANPADSの放つミサイルの到達点が高度6kmが上限とされる事から、民間の航空機は高度6,100m以上を飛ぶ事となっているという。
MANPADSは一般的に、全長が約150cm~180cm、重量が16kg~18kg、レーザー誘導型肩乗せ式SAMは通常、交戦可能距離が6kmの他、標的の探知距離が約10kmとある。
YouTube: FIM-92スティンガーミサイルの発射 - 米海兵隊・低高度防空訓練
2017/10/18
しかし、このMANPADSも「群れドローン」に対しては、ハチの大群の中の一匹一匹をシラミ潰しの如く行う様なもので、非常に効率が悪く思える。
そこで、米軍の最先端兵器を機能不全にし、米軍との戦争に於いては勝利するとも話題にもなった、北朝鮮が持っていると公言したあの「電磁パルス」(electromagnetic pulse:EMP) 攻撃を含む「高高度核爆発」(High Altitude Nuclear Explosion,:HANE)は、「群れドローン」に対して効き目は無いのであろうか?。
「群れドローン」はゲリラ戦と同様、相手を底なしの泥沼へと誘う。
以下のYouTubeに在る攻撃も、「群れドローン」に対しては「お手上げ」だろうか?。
YouTube: Video: Russia test-launches missiles during planned military drills
2014/05/08
YouTube: N. Korea confirms it test-fired new large-caliber multiple rocket launcher...
2019/07/31
YouTube: Russia's Military Capability: Six Days (Short Film) - Russian Armed Forces - Вооруженные силы России
2019/10/20
本ブログ過去の関連記事
・2019/07/12付:『"Change 9" 日本の現「フリーメーソン憲法」九条改正の必要性と米トランプのタンカー自衛要求:タンカー攻撃されても未だ目が覚めない「狂信者」護憲派の九条信仰、「聖書の価値観」を基準にする憲法改正』
・2019/07/22付:『"Change 9":日本の現「フリーメーソン憲法」九条改正とパレスチナ支持は矛盾せず、「九条狂信者」護憲派・左翼・リベラル系の矛盾、パレスチナの“抵抗運動”ハマスやインティファーダと日本自衛隊は同じ』
・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(3/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(1/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force」
・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(4/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(2/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force」
・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(5/9)アンサール・アッラーが報復:もしもフーシ派によるのではない場合(1/3)偽イスラエルの犯行/If It Wasn’t Houthis, It Was Fake Israel」
・2019/11/12付:「9.14サウジアラムコ攻撃(6/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復:もしもフーシ派によるのではない場合(2/3)アメリカの犯行/If it Wasn’t Houthis, it Was US」
・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(7/9)アンサール・アッラーが報復:もしもそうでない場合(3/3)サウジ自身のオウン攻撃/If it Wasn’t Houthis, it was by Saudi itself」
・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(8/9)アンサール・アッラーが報復:米国製迎撃パトリオットの役立たず、ロシアはS400を売り込む/ Useless US's Patriot, Russia pushes S400」
・2016/10/16付:「欧米との石油利権で腐敗するサウジへ911テロの自身の犯罪をすり替えるイスラエル・米国・・・日本はイエメン殺戮に手を貸すのか」
・2017/04/14付:『一次資料「古代ヘブライ語聖書原文」はアラビア半島にエルサレムを定める・・・シオニスト・現イスラエル国の論拠崩壊』
・2019/05/21付:「サウジ船へ偽旗、悪魔ユダヤネオコンBチーム、煽動者マスコミ/False Flag to Saudi by "Satanism Cult B team" & War Agitator Jew's NYT」
・2019/05/24付:『ポンペオは白状した「CIAの私達は嘘をつき、騙し、盗んだ」/Pompeo "I was the CIA director. We lied, we cheated, we stole"』
・2019/06/21付:「トランプはサウジ政権を侮辱し続けている…米国の「奴隷」サウジアラビア/Trump keeps insulting Saudi Arabia. "US's Slave" Saudi Arabia」
・2019/08/20付:「UAEはイランに接近する。果たしてサウジは今後……?/UAE approaches Iran. How does Saudi Arabia do really from now on ?」
・2019/08/20付:「サウジアラビアが16年ぶりの米軍駐留承認に続きイランのタンカーを解放/Saudi approved US forces stationing again, & released Iran tanker」
・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」
・2019/09/11付:『八咫烏に見るパレスチナ人と日本人の繋がり、神武東征は阿波の「倭」(邪馬壹國)から奈良の「大倭」(大和国)への「遷移」を物語る/Yatagarasu, Palestinian-Japanese tie』
・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』
参考文献
・2012/01付・CATO UNBOUND:「HOW DRONES ARE CHANGING WARFARE」
・2018/04/30付・ILLINOIS NEWS BUREAU:「How are drones changing warfare, threatening security?」
・2018/12/30付・BHARAT SHAKTI:「Unmanned Aerial Vehicles (UAV) Swarms; Need for the Indian Armed Forces」
・2019/03/16付・BBC NEWS:「How swarming drones will change warfare」
・DARPA:「Gremlins」
・Wikipedia:「Buk missile system」
・ウィキペディア:「携帯式防空ミサイルシステム」
※ I have made composition by borrowing some references and pictures in this article, but I don't receive the income at all by this article.
9.14サウジアラムコ攻撃(9/9)イエメン・アンサール・アッラーが“報復”
・・・群れドローンは迎撃ミサイルを嘲笑う
Ansar Allah attacked against Saudi Aramco.
Swarm drones laugh interception missiles.
Unmanned Aerial Vehicles (UAV) Swarms
YouTube: SURPRISE TECHNOLOGY US Military UAV swarm technology to overcome S-300 missile defense
2018/09/21
出典:2018/12/30付・BHARAT SHAKTI:「Unmanned Aerial Vehicles (UAV) Swarms; Need for the Indian Armed Forces」
出典:DARPA「Gremlins」
YouTube: Saudi Drone Strikes And The Future Of Warfare
2019/09/16
(ソース元: 2019/09/16付・Infowars・The Alex Jones Show「Saudi Drone Strikes And The Future Of Warfare」)
9月14日、イエメンの最高政治評議会「アンサール・アッラー」(フーシ派、「神の支持者」)が、サウジアラビアの国営石油会社「サウジアラムコ」を無人機10機によって“報復”攻撃した。今までのサウジの介入・干渉・余計なお節介としての非人道的無差別空爆の侵略に対しての“報復”攻撃であり、そして、それによる人的被害は出ていない。
その無人機による攻撃を、サウジの防空システムは迎撃して防ぐ事が出来なかった。そして、その高価な迎撃システムを何十台もサウジに売りつけて来た米国は、その事でパトリオット・ミサイルが欠陥商品と思われて今後の武器売買に影響が出る事を恐れてか、様々な都合の悪い事態を隠蔽しようとしてか、または今回攻撃を受けた施設が丁度ペルシャ湾寄りに存在している事を良しとして、米国内の「戦争煽動推進派」がいつもの通り「イランがやった」と証拠も無く責任を擦り付けて宣伝したものと思われる。
西側欧米の主流メディア(MSM)・マスコミは、イエメン・アンサール・アッラーの実力を過小評価している。しかし、「小型核兵器」も売買されているというブラック・マーケットで兵器の技術は入手可能であるし、今まで自衛の為にイランから支援を受けて来た事を基に、無人機やミサイルを「国産化」する事が出来ている。
また、今までNATO(北大西洋条約機構)に加盟する西側欧米諸国や偽イスラエル、米国CIAが世界中に武器をバラ撒き続けて来た事も、「ブーメラン」となっている。ヨーロッパ出身のIS(DAESH、自称イスラム国)テロリスト達が再び祖国のEU(欧州連合)加盟国に戻ろうとしている事も、その事に当てはり、ヨーロッパは「自業自得」である。
そして、アンサール・アッラーがサウジへ報復攻撃を行ったのは、今回が初めてでは無い。本年5月にもサウジアラムコに無人機7機による報復攻撃が成功し、8月にも首都リヤドへの報復攻撃が成功している。
更に昨年には、イエメン・アンサール・アッラーは今回のサウジアラムコのアブカイクやクライスよりも遠方であるアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビとドバイに、ドローンを飛ばして報復攻撃に成功している。
そこで明らかになって来た事は、小型ドローンが迎撃ミサイル・システムを麻痺させる事が出来る事である
しかも、この度は10機のドローンによって攻撃が行われたが、もっと無数のドローンを一度に使う事で、その効果が計り知れないものとなる事である。
この度のアンサール・アッラーによるサウジアラムコに対する報復攻撃は、イエメン軍の誇る実力と急速なレベル・アップを示しアピールすると共に、サウジやUAEの侵略行為に対しての抑止効果を発揮した。
また、未来の戦争の在り方を示すと共に、無人機対策が必要である事が促される事となった。
8月下旬頃から特に酷くなった現「偽」イスラエルの「パニック症状」は、取り囲まれている隣国のレバノン、シリア、パレスチナ・ガザ、イラクへと「キチガイ」となって当たり散らす様にして、侵略攻撃が行われた。
そのアブノーマルな偽イスラエルの侵略攻撃の中でもドローンが使用されたのであるが、レバノンのヒズボラやパレスチナ・ガザのハマスは偽イスラエルからのUAV(unmanned aerial vehicle:無人航空機)を撃墜しただけでは無く、自らのUAVを使って偽イスラエルに対し攻撃を加えた。
サウジ主導アラブ連合軍によって封鎖されているイエメンの軍隊の実力が認められて来なかった事と同様に、偽イスラエルの封鎖政策によって苦しめられているパレスチナ国のガザ地区のイスラム抵抗運動ハマスの実力も、ユダヤ支配下MSMマスコミに無視されている。
ハマスも今や、「国産の」ドローンを開発している。ヨルダン川西岸地区の「石ころ」をスリングショットで放つ「インティファーダ」も含めて、ハマスはその小型無人機を使って「ダビデ」となり、米国製兵器で身を固めた偽イスラエルの「ゴリアテ」に対し抵抗し、抗議する。
小型無人飛行機は15m程までの低空飛行が可能であり、TNT45kg程の弾頭をセットする事が出来、しかも320km/hという超高速スピードの飛行が行えるという。
そして、地上の地形に沿った飛行をプログラムする事も可能であり、位置特定、リモート・センシング、自動飛行制御、コンピューター・ベースのターゲット指定等と、UAVは現在進行形のハイテク技術が満載である。米国のプレデターやグローバルホーク、リーパー等の大型UAVの他、小型のマルチコプター等と幅広く、レジャーやホビーにも利用されている。
UAVだけでは無く、人工知能(AI)を搭載した自律型のロボットも開発され、それが兵器に利用されている。今までの先端科学技術は全て武器に転用されて来たし、その逆にインターネットをはじめ、軍事利用していたものが民間で利用される様にもなって来た。商業市場、それは闇市場も含めてであるが、小型ドローンを購入した後に軍事用に適合させているともいう。
迎撃システムのレーダーに探知され難くい小型のUAVは、その他にもステルス素材を組み合わせる等でよりレーダー網をくぐり抜ける事が出来、検知されたとしても超高速のドローンであるが故に、“のろま”で“でくのぼう”の迎撃システムが追いつく事が出来ず、ただ呆然とする他は無い。
そして、同時に無数のドローンを放つ「群れドローン攻撃」を防ぐ事は最早、不可能である様にも思える。
小型ドローンは、高額な迎撃システムに比べて非常に安価で、制作時間も短く効率的である。
その低コストのドローンをイナゴの大群の様に飛ばす技術は迎撃システムを外国に売却している当の米国でも研究開発が進み、「スウォーム・テクノロジー」と呼ばれる。
航空機分野だけでは無く、自律型無人システムに「群れロボット」の技術を組み合わせて「自己組織化」出来る事も目指す。
アメリカ国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency:DARPA)は、「Gremlins(グレムリン)」と呼ばれるプログラムに取り組んでいる。
DARPAのサイト「Gremlins」によると、Gremlinsプログラムでは、打ち上げと回収の技術、機器と航空機の統合の概念、低コストで寿命の短い機体設計、忠実度の高い分析、精密なデジタル飛行制御、相対航法およびステーションの維持等を調査や研究開発の対象とするとしている。
またこのプログラムは、米軍で戦闘に必要とされる三つの活動としての情報・監視・偵察(intelligence, surveillance and reconnaissance:ISR)、その他のモジュール式の非動的ペイロード(有償搭載量)を堅牢で応答性が高く、手頃な価格で採用できる魅力的な概念実証飛行デモを実施する事を目的としているという。
サウジの防空体制を担う米国製の高高度用のPAC-2、PAC-3、中低高度用のHawkに対し、ロシアの高高度用のS-300、S-400、中低高度用の「ブーク(Buk)」が在り、それぞれで階層化した防御態勢を取る事が出来る。米国製はこの度までに低空飛行のドローンに対応出来なかったが、イエメンの持つ「カセフ-1」の低空飛行の下限15mに対し、ロシアの移動式レーダー誘導の地対空ミサイル(surface-to-air missile:SAM)システムを搭載しているブークは、その高度15mは対応可能となっている。
YouTube: Rosoboronexport Reveals details of Russia's Buk M3 Air Defence Missile System
2018/03/28
YouTube: Syrian Buk-M2 launch SAMs against Israeli missiles
2019/01/20
低空飛行のドローンに対しての防御に使えそうなものとして、携帯式防空ミサイル・システム(Man-portable air-defense systems,:MANPADS/MPADS)が在る。この携帯式地対空ミサイル・システムは、1人で携行可能な地対空ミサイル・システムであり、テロリストはブラック・マーケット等の様々な供給源を介して手に入れている。そのテロリストが持っているMANPADSについて、民間航空機への攻撃が懸念されている。MANPADSの放つミサイルの到達点が高度6kmが上限とされる事から、民間の航空機は高度6,100m以上を飛ぶ事となっているという。
MANPADSは一般的に、全長が約150cm~180cm、重量が16kg~18kg、レーザー誘導型肩乗せ式SAMは通常、交戦可能距離が6kmの他、標的の探知距離が約10kmとある。
YouTube: FIM-92スティンガーミサイルの発射 - 米海兵隊・低高度防空訓練
2017/10/18
しかし、このMANPADSも「群れドローン」に対しては、ハチの大群の中の一匹一匹をシラミ潰しの如く行う様なもので、非常に効率が悪く思える。
そこで、米軍の最先端兵器を機能不全にし、米軍との戦争に於いては勝利するとも話題にもなった、北朝鮮が持っていると公言したあの「電磁パルス」(electromagnetic pulse:EMP) 攻撃を含む「高高度核爆発」(High Altitude Nuclear Explosion,:HANE)は、「群れドローン」に対して効き目は無いのであろうか?。
「群れドローン」はゲリラ戦と同様、相手を底なしの泥沼へと誘う。
以下のYouTubeに在る攻撃も、「群れドローン」に対しては「お手上げ」だろうか?。
YouTube: Video: Russia test-launches missiles during planned military drills
2014/05/08
YouTube: N. Korea confirms it test-fired new large-caliber multiple rocket launcher...
2019/07/31
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2019/10/20
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・2019/07/12付:『"Change 9" 日本の現「フリーメーソン憲法」九条改正の必要性と米トランプのタンカー自衛要求:タンカー攻撃されても未だ目が覚めない「狂信者」護憲派の九条信仰、「聖書の価値観」を基準にする憲法改正』
・2019/07/22付:『"Change 9":日本の現「フリーメーソン憲法」九条改正とパレスチナ支持は矛盾せず、「九条狂信者」護憲派・左翼・リベラル系の矛盾、パレスチナの“抵抗運動”ハマスやインティファーダと日本自衛隊は同じ』
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・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(3/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(1/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force」
・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(4/9)アンサール・アッラーが報復:イエメン軍の高い実力を無視するユダヤ支配下の西側欧米メディア(2/2)/Jew's West MSM ignore Houthis force」
・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(5/9)アンサール・アッラーが報復:もしもフーシ派によるのではない場合(1/3)偽イスラエルの犯行/If It Wasn’t Houthis, It Was Fake Israel」
・2019/11/12付:「9.14サウジアラムコ攻撃(6/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復:もしもフーシ派によるのではない場合(2/3)アメリカの犯行/If it Wasn’t Houthis, it Was US」
・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(7/9)アンサール・アッラーが報復:もしもそうでない場合(3/3)サウジ自身のオウン攻撃/If it Wasn’t Houthis, it was by Saudi itself」
・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(8/9)アンサール・アッラーが報復:米国製迎撃パトリオットの役立たず、ロシアはS400を売り込む/ Useless US's Patriot, Russia pushes S400」
・2016/10/16付:「欧米との石油利権で腐敗するサウジへ911テロの自身の犯罪をすり替えるイスラエル・米国・・・日本はイエメン殺戮に手を貸すのか」
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・2019/05/21付:「サウジ船へ偽旗、悪魔ユダヤネオコンBチーム、煽動者マスコミ/False Flag to Saudi by "Satanism Cult B team" & War Agitator Jew's NYT」
・2019/05/24付:『ポンペオは白状した「CIAの私達は嘘をつき、騙し、盗んだ」/Pompeo "I was the CIA director. We lied, we cheated, we stole"』
・2019/06/21付:「トランプはサウジ政権を侮辱し続けている…米国の「奴隷」サウジアラビア/Trump keeps insulting Saudi Arabia. "US's Slave" Saudi Arabia」
・2019/08/20付:「UAEはイランに接近する。果たしてサウジは今後……?/UAE approaches Iran. How does Saudi Arabia do really from now on ?」
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・2019/09/03付:「正義イラン仕業と偽装し偽イスラエルとユダヤの奴隷米国による偽旗謀略 2019-まとめ/False Flag by Fake Israel & Jew's slave US pretended Iran」
・2019/09/11付:『八咫烏に見るパレスチナ人と日本人の繋がり、神武東征は阿波の「倭」(邪馬壹國)から奈良の「大倭」(大和国)への「遷移」を物語る/Yatagarasu, Palestinian-Japanese tie』
・2019/09/14付:『「パニック症」の現「偽」イスラエルによる侵略攻撃-イラク、レバノン、シリア、パレスチナ/Invasion attack by "panic disorder" present Fake Israel』
参考文献
・2012/01付・CATO UNBOUND:「HOW DRONES ARE CHANGING WARFARE」
・2018/04/30付・ILLINOIS NEWS BUREAU:「How are drones changing warfare, threatening security?」
・2018/12/30付・BHARAT SHAKTI:「Unmanned Aerial Vehicles (UAV) Swarms; Need for the Indian Armed Forces」
・2019/03/16付・BBC NEWS:「How swarming drones will change warfare」
・DARPA:「Gremlins」
・Wikipedia:「Buk missile system」
・ウィキペディア:「携帯式防空ミサイルシステム」
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