安倍政権による種々の改革や歴史戦、検証して正しく直していくという歴史修正主義による「戦後レジームからの脱却」、真の自立・独立に向けての安保関連法案可決や次の憲法改正実現、自衛隊のれっきとした国防軍化によるステップアップ等と同様に、国産旅客機の戦後2種類目であり、国産初のジェット旅客機である三菱重工製・MRJが、2015年11月11日に初飛行して日本の航空機産業の戦後体制脱却のステップを踏んだ。
第二次世界大戦前までは、日本の航空技術は世界と比肩するものであったが、戦後GHQにより航空機の製作・研究・開発が禁止され、その後も米国大手航空機メーカーの下請けを強いられてきた。それ故、日本の航空機産業にとっては悲願の国産ジェット旅客機飛行実現であった。
戦前に航空機を製作していた日本のメーカーや技術者は、戦後、自動車産業等に転職せざるをえなかった。その間に、日本の航空機技術は世界から水をあけられることとなってしまった。此度のMRJは、エンジンは米国製であり、他にも海外製の部品を使用しており、純国産とは言えない。
ところで、陰謀に利用される航空機事故が国内で起こされて来た。1985年の日航機撃墜事件は当時、機長の精神疾患による逆噴射が原因などと言って機長のせいにしてマスコミは騒いでいた。他にも米国占領中の1952年の日航機撃墜事件もあった。それらも戦後レジームの一環として行なわれたのである。
政治と同様、経済・産業界における戦後体制からの脱却のステップを、MRJの飛行に見るのである。
本ブログ過去の関連記事
・2012/11/21付:「原発・日テレ・CIA~第二次大戦後の裏面史」
・2012/11/24付:「占領下、一九五二年日航機『撃墜』事件」
・2014/08/17付:「欧米マスコミの雑音宣伝に悩まされる露プーチン大統領と御巣鷹日航機撃墜29周年・・・ウクライナ情勢(16)」
関連動画
YouTube: 【戦後レジーム】技術を求める者と軽視する者、三菱重工と河野太郎の対比[桜H27/11/13]
YouTube: 『国産初ジェット旅客機MRJに見るGHQの航空禁止令とは何か?①』山村明義 AJER2015.11.17(11)
第二次世界大戦前までは、日本の航空技術は世界と比肩するものであったが、戦後GHQにより航空機の製作・研究・開発が禁止され、その後も米国大手航空機メーカーの下請けを強いられてきた。それ故、日本の航空機産業にとっては悲願の国産ジェット旅客機飛行実現であった。
戦前に航空機を製作していた日本のメーカーや技術者は、戦後、自動車産業等に転職せざるをえなかった。その間に、日本の航空機技術は世界から水をあけられることとなってしまった。此度のMRJは、エンジンは米国製であり、他にも海外製の部品を使用しており、純国産とは言えない。
ところで、陰謀に利用される航空機事故が国内で起こされて来た。1985年の日航機撃墜事件は当時、機長の精神疾患による逆噴射が原因などと言って機長のせいにしてマスコミは騒いでいた。他にも米国占領中の1952年の日航機撃墜事件もあった。それらも戦後レジームの一環として行なわれたのである。
政治と同様、経済・産業界における戦後体制からの脱却のステップを、MRJの飛行に見るのである。
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