AYUKO Soul Quest. "スピってるがフィジってる"

元気になってくれ。
自分にときめいてくれ。
そして愛を見つけてくれ。

「あなたはダメじゃない」90年代スーパーモデル(もう少し言いたいこと)

2021年09月27日 | 世界とか社会とか
前回のブログ「90年代スーパーモデル」は、
あれだけでカバーするには、
あまりにもデリケートな内容であり、
個人個人の捉え方は違うと思います。


もちろん、
私のような者が全てをカバーできる訳がないのですが、
(結局、個人の考え、ということになってしまうのですが。)
もう少し書き記したいことが、
後になって出てきました。


「自分の存在価値は自分の存在そのものだ」


究極的なところです。

何ができようが、できまいが、
どんな姿であろうが、あるまいが、
外側で起きていることと関係なく、

自分の存在そのものの価値は
皆、同じで尊い。
外的なことによって、
価値に優劣などつかない、というのが、
自分の存在の価値なんだ、

でも、それを実際に「生きる」ことは
とても難しい。


そのようなことを書きました。


ここから更に書き加えたいのは・・・



自分が達成したこと、
頑張って得たもの、
信じてきたもの、

に価値はない、と言っているのではありません。


達成感、充足感というのは、
私たちが「ああ、生きている!」と感じさせてくれる、
大事なことです。


自分はよくやっているではないか、と、
自分を認めてあげる、
「よし!これを目指そう!」という夢や目標は
私たちに生きる力をくれます。


ですが、
生きているとそればかりではありません。

失敗もあります。
達成できないこともあります。
自分が信じていたものに裏切られることもあります。


そんな時に、
私たちは「自分はダメだ」となります。
自分の全てを否定したくなります。
生きる気力を失います。
絶望的になります。


けれど、
そこから立ち上がり、
それでも生きてゆく時に、

「自分の存在価値は、ソコじゃない。」


という真実の力が必要なのだと思うのです。


何かを達成すること、成功すること、
それは素晴らしいこと。

でも、その反対が起きたとしても、
自分の存在自体の素晴らしさは
何も変わらない、ということ。。。


多分、私はそれを言いたかったのです。


コロナが世界の在り方を変え、
多くの人たちが
「ここまで頑張って達成したこと」を
一瞬で失いました。


そこから、
再び立ち上がり、
新しく前に進むのには、
多くの苦しみや苦労が伴うと思います。


それでも。


「あなたはダメじゃない。」と
言いたかったのだと思います。


外的なこと、
どんなに苦しいことがあっても、
どんなに打ちのめされても、


「あなた」は決してダメじゃない、と。


あなたの存在そのものは
変わらず尊く、
何ものをもそれを傷つけることなどできない、と。


苦しい時、
自分がどうしようもなくチッポケで無力に感じる時でも、



どうか、それを疑わないでほしい、
疑わないでいようではないか、


そうやって前に進もうではないか、



そのようなことを私は伝えたかったのだ、と、
難しく書くのではなく、
シンプルに、
そう伝えたかったのだ、と、
後から思ったのでした。



ハイになったり、
絶望したり、
人間は忙しいけれど、


私たちの内には不動のものがある、


そう、信じて。







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90年代スーパーモデル

2021年09月26日 | 世界とか社会とか
90年代は
「スーパーモデル」という言葉が世に出るほど、
ファッションモデル界がそれはそれは華やかな時代でした。




私はちょうど20代が始まった頃で、
その頃はアメリカで学生時代を過ごしていたのですが、
それこそ「VOGUE」なんかを毎月買っては、
素敵なモデルさんの写真を切り抜いたものでした。


私が一番好きだったのはクラウディア・シファー。



本当に彼女にうっとりしたものでした。


とにかく、彼女たち、スーパーモデルと呼ばれた人たちは
それはそれは華やかだった。

今のように
「ボディポジティブ」ムーブメントとか、
女性の体型に対しての意識の変革など、
カケラもない時代でした。


今思えば、
私も多分にもれず、
世の中やファッション業界が「美しいとする」モデルさんたちに
普通に憧れていましたが、


でもね、彼女たちは素敵だった。

そこは否定しなくてもいいものね。



スーパーモデル時代がどれだけ続いたのか覚えていませんが、
私自身はなんとなく興味がなくなって行きました。



その後、どのようなモデルさんが出てきたかほとんど分かりませんが、
スーパーモデル時代ほど、
ファッションモデルたちが世界を席巻した時は
もうあれからないのではないでしょうか。


なのでVOGUEなんてすっかり買わなくなりましたし、
日本でもファッション雑誌を買わなくなりました、ここ何年も。



昨日でしたが、ある記事を見つけました。
スーパーモデルの一人、リンダ・エヴァンジェリスタさん。




この人もそれはそれは美しかった。
キリッとした顔立ちが特徴的で。


あの頃のスーパーモデルたちは、
今はちょうど50代の真ん中あたりです。
この方も現在、56歳とのこと。


以下が彼女に関する記事です。

OGPイメージ

カナダ出身の元祖スーパーモデル、リンダ・エヴァンジェリスタ(56)が美容整形術に失敗したことを告白した。リンダは5年前に脂肪冷却痩身治療を受...

 




最先端の「体型整形」とも言われる医療技術があるらしいのですが、
それが失敗し、期待していた結果とは正反対の結果となり、
今では彼女とは分からないほどの姿になってしまった・・・。
この5年間、仲間が今でも活躍する中、
自分が表舞台に出なかったのはそのためである・・・。
うつ病に、絶望的なり・・・でも、自分はこの事実を公表することにした、と。


「それはゼルティックのクールスカルプティングの施術により、
無惨な姿になってしまったからです。期待した効果とは真逆の結果となり、
脂肪細胞を減らすどころか増やしてしまいました。
痛みを伴う矯正手術を2回受けましたが、体型は永久に変形してしまったままです。」
(インスタグラムから)


インスタグラムに彼女の言葉で
文面での「告白文」が載っていました。

現在の彼女の写真はありませんでしたが。


私はこの記事で色々なことを考えさせられました。


真っ先に思ったのが、


「まだ、そんなことまでしなきゃいけないんだ」


ということです。
モデルとして体型維持をするために、
50代になっても、いや、だからなのか、
こんな手段を使ってまでも、
未だ自分に鞭打たなければならないのか。。。


それは、
彼女のプライドなのか。
プロ意識なのか。
それとも、どうにも切り離せない
凄まじい恐怖にも似た執着なのか。


スーパーモデルとして生きてきた人でないと
分からないけれど。


そして次に思ったのは、

「存在価値」についてです。
(生きとし生けるもの全てだと思いますが、
ここでは、人間について。)


人間の存在価値とは。


存在そのものです。


私はこれは真実だと言い切る。

でも、その真実を生きることは、
我々人間にとって、
最も難しいことだと思います。
最も難しく、最もチャレンジングであり、
「自分の存在価値」というところで、
我々は最も苦しむのではないでしょうか。


自分の存在価値とは
自分の存在そのものである。


こんな簡単な答えを
どうして私たちは受け入れられないのか。


なぜ私たちは
自分そのものではなく、
自分に「付随するもの」で
自分の価値を見出そうとするのだろうか。


リンダさんだったら、あの身体と美貌?
自分の才能だとか、実力だとか、
何を達成したのか、何に成功したのか、
どれだけの評価を得て、
どれだけ賞賛されたのか・・・


生まれ持った何か、
運命的な出会い、
強運とか?


自分「そのもの」ではないものは、
はっきり言って、
本当は全部「オマケ」なのだ。

自分の人生を歩んでゆくための、
成長するための、
ただのツールなのだ。


努力しました。
苦労しました。


それも一つの過程。


やはり、


自分の存在価値とは
付随しているもの、オマケではなく、
自分の存在そのもの、なのだ。


でも、
それを認めることは難しい。
本当に本当に難しい。
それを完全に認めたなら、
今すぐに、人は幸せになるだろうに。
もっと人生という旅を大らかに楽しめるだろうに。



自分に「付随するもの」に価値を置いた時、
自分の存在=付随するもの

に、なってしまう。


自分の存在価値=自分に付随するもの


たとえ、すごいことを達成しようとも、
達成しなくとも、

自分の存在価値は変わらず、存在そのものなのに。


リンダさんのような頂点を経験した人ほど、
自分の存在価値=自分が達成したもの、
になるのだろうと思う。


もし、それがなくなったら、
失墜したら、

もう、自分の存在価値はない。

ない・・・?


でも、考えた。


自分が得意とするもの、
大好きなことができなくなったら・・・。


私だったら、
声を失うことでしょう。

スポーツ選手だったら、
肉体が再起不能になることでしょう。


そうなった時、
私はどうするだろう。
どうなるのだろう。


それでも私は
自分の存在価値は自分の存在そのものだ、
とすぐに、きっぱり言えるだろうか、と。


でも、真実は変わらない。


リンダさんにとっても、
この真実は変わらない。


ただ、長い年月をかけて、
私たちのメンタリティーは
あまりにもその真実から
遠く遠く離れてしまって、
迷子になってしまった。


でも、もう、
帰り道に着く頃なのです。
もう、そこに戻る時がやってきているのです。




そして、もう一つ。


「美しさ」とは。


全てを失っても残るもの。


決して消えない愛の記憶。
決して絶えない愛の声。


自分の中に。


それを見失わないこと。
見失ったのなら、
何度でも、
探して、
見つける。


これまでも、これからも、
ずっとそこに在る。


そういうものを
私たちは、誰かから、何かから感知した時に、
「美しい」と思うのではないでしょうか。


絶対的な美しさ、のようなもの。


私はそのように思うのです。











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パンテーンの新CMから思うこと

2021年09月08日 | 世界とか社会とか
さっきテレビで
たまたまパンテーンのシャンプーのCMを見ました。

起用されていた方は
女性で、過去に事故にあって障害を持ち、
それによって握力がとても弱くなり、
日々に支障が出る


しかし、それでも
パンテーンを使うと
指がスーッと髪の毛に通り
髪のケアが楽になります


というものでした。


・・・。


正直、一瞬、なんかなあと思いました。


結局、広告というのは何のためかと言うと、
その企業の印象アップと
商品の売り上げを上げるためのものです。


なので、このCMを見た時に、
企業の下心を見たような気がして
その時はいい気分ではありませんでした。
(因みに、水泳の池江璃花子さんが復帰された時に、
SK-!!がすぐさま彼女をCMに起用した時は
すごく嫌な気持ちになりました。)


最近は
世界や社会で
あらゆる差別を超えてゆこうという動きがあり、
人々もあらゆることに気づくようになり
意識を変えてゆこう、
古いモノの見方、そこから来る偏見や差別をなくしてゆこう、
という方向へ大きく動いていっています。


それを意識したCMも他にありますし
「ああ、そういう流れなのだなあ」とは思います。


変化の真っ最中なのですね。


このパンテーンのCMを見て
すぐに批判的になるところでしたが
やめました。


障害のある人を敢えて起用して
下心丸見え感は否めないけれど
こうやって
何とか新しい方向へと
向かおうとしているのかな、と。


最初の段階ですから。


こういうCMは今は
「インパクト」がありますが、


こういうのが普通になればいいんじゃない?
普通になる時が来てしまえば
変化は成功となる。


インパクトのために
マイノリティーとされる人たちを起用する時代は終わり、


そんなの関係なく
「いいモデル」を起用していけばいい。


「いいモデル」という基準も変わってくるでしょうね。


そして、
CM業界ももっとクリエイティブになるでしょうね。

もっともっとクリエイティブにならないと
CMも行き詰まるでしょう。


ボーダーレスのクリエイティビティを持つには
どんどん既成概念を壊してゆくしかない。


まずは、
自分の既成概念に気付けるか。


こういう業界に限らず、
世界の全ての人たちが
今、それを突き付けられていると思うのです。


And...are YOU ready to CHANGE?


Like a butterfly




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