AYUKO Soul Quest. "スピってるがフィジってる"

元気になってくれ。
自分にときめいてくれ。
そして愛を見つけてくれ。

あなたの元へ、私の元へ

2022年11月30日 | 生きていると
今日で東京の暖かい日々は終わるようで、
明日はなんと最高気温10℃ですってよ、皆さんin Tokyo?!

私の方は随分と心身穏やかになってまいりました。
夜もよく寝ています。
朝も調子良いです。
一つ言うなれば、しばらく「上の方」にあった体重を
ここらで落ち着いて落とす!!!

心身穏やかでないと体重というのもなかなか落とせないもの。

1.2kg。
そう、たった1.2kgなのにっ!!!

されど1.2kg。


側から見れば、何も変わりはないでしょう、がしかし。
こういうものは基本的に「自己満足」の世界でありまして、
私は自己を満足させたい。させる。


ということで、完全に本末転倒ではありますが、
まずはお気に入りの「むさしの森珈琲」にて
ずっと我慢していたコレ↓をいただくとする。



名物ふわふわパンケーキの「ローストナッツクリーム」は
私を恍惚の世界へと連れてゆく。。。



恍惚になったところで、
はい、今夜から,今夜からね!
本当に。
いい加減にしましょう、私。



さて、話は大きく変わりまして。
このプログのPCのトップページにはないのだけど、
スマホのトップページだとあるの???
「私のブログ内でのランキング」というもの?
普段はいきなり編集画面に行くので、
よく分からないのですが、
以前チラッと見たような。
それで1位が

『サハラ砂漠の砂の一粒』
というタイトルのブログ。


こちらのアクセス解析画面では
毎日どのブログが読まれたかというのが分かるのですが、
この『サハラ砂漠の砂の一粒』というのが、
ちょいちょい読まれていまして。

ランキング1位であるが故に、
初めて訪問された方とか、
きっと「じゃあ、読んでみるか」と読んでくださり、
それでずっと1位をキープしているのね、多分。


今日もそのブログへのアクセスがありまして、
私も久しぶりに読んでみました。



あ。。。。なるほど。



これは昨年のお誕生日(10月)の後に書かれたもので、
まだまだ己の古いエゴと闘いまくっていて、
宇宙にクレーム入れたり、
泣いたり、駄々をこねたり・・・
そんな時期でございましたわね。


そこから一年間、
私はその手の「我の内側の大掃除」に取り組ま「された」訳で、
その闘いっぷりと言いますか、
ジェットコースターぶりというのは、
ここまでの一年間のブログを読んできてくださった皆様には



「ですよね。」かと。



でも、今回はその一年間を振り返りましょう、とか、
そういうことではなく、



その自分のブログを読んで、
今の自分に響いたのは、
(自分で書いて響くというのもおかしな話ですが、
あの時の私から今の私へのメッセージと捉えると、
面白いものです)


この最後の↓

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

このどこかに私がおります。
宇宙タイミングで風に吹かれて、あなたの元へまいります。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


毎回最後に載せる写真と言葉。


この言葉がね。
今はあの時とは別の形でスーーっと入ってくる。


これは、これからきっと出会う人たちへの私からのメッセージであり、
同時に、これからきっと出会う人たちからの私へのメッセージのように
聞こえるのです。


「宇宙タイミングで風に吹かれて、あなたの元へ・・・」



何も心配しなくていい、そんな気持ちになるのです。
会うべく人たちとはちゃ〜んと会える。ようになっている。
サハラ砂漠の砂の一粒の私が考えるよりも、
無限に壮大な宇宙の采配、タイミングが、


ちゃ〜〜〜んと私たちを出会うべく人たちへと運んでくれる。


私たちが考える「近道」とか「遠回り」とかそんなのはないの。
だって、「完璧なタイミング」だからね。


だって。
ねえ。


一年前の私がそうやって今の私のメッセージを送ってくれた。



「あなたの元へ」私は向かっている。
「私の元へ」あなたは向かっている。



この複雑なマトリックスの中をスイスイと泳いでいく。

宇宙の波に乗って。



ユーに会える日を楽しみにしています!




Trust your soul plan.





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一巡して「かっこいい」が戻ってきた

2022年11月28日 | 女性であること、のあれこれ
一巡して「かっこいい」が戻ってきた。

とは、どういうことか。
私の話。(っていつもそうなんだけど)

一巡と言っても、
一巡するのに20年近くかかりましたよ。


「かっこいい」というのは、
男性的というか、
ポジティブな意味で男らしい、
という要素があると思うのですが、
もちろん、この言葉は、
男性にも女性にも使われます。

かっこいい男性。
かっこいい女性。


私は30代初期まで、
「かっこいい女性」を取り違えていました。

取り違えたまま、
かっこいい女性でいたい、なりたい、ありたい、
そうやって生きていました。


でも、肉体的には女性でありながら、
私の中身はまるで男性のようで、
私には女性という要素が大きく欠けていたのです。


女性の要素、
柔らかさ、可愛らしさ、受け取るという姿勢(recptiveness)
そのような女性の素敵な要素を
私は長らく(無意識に)否定していました。


ですから、
私の「かっこいい女性でありたい」というのは、
女性の要素を否定しての、
ただの男性的なかっこよさ・・・
そのようなものだったと思います。

見た目は女性ですし、
ファッションも一見セクシーなものを着ながらも
私の在り方というのは、
非常に男性的でした。


かっこいい「女性」ではなく、
「かっこいい(男性的)」にだけ
フォーカスされていたのだと思います。


そういうことに気付かされ、
大きく変わらざるを得なくなったのが
何度もここでお話していますが、
32歳〜33歳の一年間受けた
ボイス・ヒーリングのクラスがきっかけです。
5人くらいのクラスで、
初日に私たちに向かって先生がおっしゃったのは
「あなたたちの課題は女性性です。」という、
今でも忘れない言葉。


とまあ、そこから「一巡」が始まったわけです。


何が如何にしてどうなったかは今回は割愛するとして、
私はようやく自分が、自分の中の女性性、女性の要素をいうものを
否定してい生きてきたということを理解することができ、
そうやってそれらを取り戻していったわけです。


その旅というのは、
それこそ一年間のクラスが終わってからも
「実践」という形で続きましたし、
そのようにして
私の中の女性と男性が少しずつ
バランスを取っていったのです。


で、ここからおかしな話と言いますか、
今度は「逆に行っちゃった」という
「本当に私というのは極端に走る」という証明なのか、
そいうものなのか、

要は。


それまで「男性側」に振り子が大きく偏っていたのが、
今度はブルン!と「女性側」に振り子が行っちゃいまして、
やたら女性性を気にしすぎて、
「あの頃の私に戻ってはいけない!」じゃないですけど、


極力「かっこいい格好」とかを避けるようになりまして、笑。


笑っちゃうんですけど、結構最近まで。


特に歌手復帰をした2016年以降のLIVEなどでは、
ドレスなどを初体験して大いに「女性」を楽しむこともできましたが、
20代の頃着ていたような、
めっちゃシャープでかっこいい黒の衣装(パンツとかスーツ)なんてものは
「でもあんなの着たら、私、かっこいくなっちゃう」じゃないですけど、
変な恐怖心やら罪悪感やら、笑、どうしちゃったの、私?な感じで。


こんなことを書きながら
自分を笑えるわけですから、


はい。
そこのところも、もう大丈夫そうです。

振り子が「男性」からブルン!と「女性」に行って、
(ある意味、宇宙の法則ではあるな。)
そして今、ちょうど振り子が垂直なところで、
良い感じで揺れ始めている、そんな感じです。


自分の女性の部分、
男性の部分、
両方を享受する。


服装や衣装のことなど、
外見のことで説明してきましたけれど、
結局のところ、
「中身」がどのようにバランスが取れているか、
そこがその人が醸し出す雰囲気の決め手なのかしら、と。


そう。


一巡して、「ホンモノのかっこいい女性」というのを
これからの私にはできるのではないかしら、
そんな風なところに来ました。



なので、
ここからは服装にしても衣装にしても、
かっこいい格好にビクビク(笑)することなく、
堂々とかっこいい女をしていきたいな、と。


美しいも、
可愛いも、
かっこいいも、


全部、私の中にあると思って、
楽しく自由に堂々と
やっていけばいいんだわ。










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新月から優しい晴れやかな初冬へ

2022年11月26日 | 生きていると
今日の東京は
午前中に激しい雨が降ることもありましたが、
今は晴れて窓から陽が差し込んでいます。
今日も暖かめ。


前回、前々回と、
先週の金曜日に開催されました、
私の新たな旅路における「LIVE一発目@母校」ですが、
あれからまだ一週間なのですね。

熱い嵐が吹き抜け、
終わってから数日間、
私自身はまだ嵐の中にいたような。
なかなか心身も落ち着かず、
一昨日くらいからようやく落ち着き始め、
なぜか昨日は突発的嵐がありましたが、


今日、いや、今、やっと
LIVEの準備なども含めると、
数ヶ月ぶりと言っていいほどでしょうか、


ホッとしています。


週末の午後に
こんなに穏やかな平和な気持ちでブログを打てるなんて、
「その反対」を長らく経験したからこそ、
今のこれを味わえるのですな。


まあ、同時に、
「いつでも穏やかで平和」という境地は、
私にとってはまだまだ遥か彼方、ということでございます。


しかし「いつでも穏やかで平和」な人が
曲を書いたとしたら、
きっといつも穏やかで平和な曲になるんだろうな。


でも、私みたいに、ほれ嵐だ、ほれ太陽だ、ほれ雨だ、雪だ、砂漠だ、
ほれ愛だ、喜びだ、ほれどん詰まりだ、ほれ上がった、下がった、
という人が曲を書いたら書いたで、
まあ聞く人には「ご自分の状況と気持ちに合わせてお選びください」って
言えるのかしら、笑。


そういう私でございます。


プロの歌手としてのキャリア24年(?)の私が
ここから「オリジナル曲でやっていきます!」という、
ソングライターデビュー、かなり遅いですし、
オリジナルを書いている人たちにとっては
「何をそれくらいで大騒ぎしてるんじゃい?」かもしれない。

がしかし、私にとっては大騒ぎな事件なのです。
この前のLIVEでも6曲中、5曲をオリジナルにした、
ということも24年間、その「カバー」と「オリジナル」の比率は常に逆、
もしくはオリジナル全くない、という形で歌ってきた者にしてみれば、


清水の舞台から飛び降りるくらいの勇気がいりました。



小さな子供が新しいことに挑んでできたー!!!というアレな感じ。


なんとも可愛らしいレベルかもしれませんが、
この年(いや、次元)になって、
「できたー!」を体験できるのも嬉しいこと。
後は何度もやって(書いて)いく。
それで良し。


もう11月も終わりですね。
私はよく車で環七を走るのですが、
イチョウの木が並んでいるところがありまして、
あの黄金の葉っぱが輝き、
ハラハラと宙を舞っているところを走る抜けるのは
なんとも幸せな気持ちになります。


毎年言ってる気がしますが、
昔からこの季節、つまり秋の終わりから初冬、クリスマスまでの時期は、
私はなんだか知らないけれど、恋してなくても恋してるような気分になるのです。
ビッグイベント(LIVE)も終わりましたし、
今年はその「恋する気分」をゆっくり味わえそう。
キュンっです。キュンッってやつね。うふふ。
(女子なら分かる?この感じ?)


今日のブログは特に何も考えずに計画せずに、
ひっさびさに緩やかな気持ちでお届けしました。


そうそう!
一つ、年内にやることを自分に課すとしましたら、聴くブログ?!SoulQuestSoundBlog
なんと気づけば、昨年末にやったったきり、やってない!!!
もしや、年内にやるやつは、
今年初めてのサウンドブログ。
そして、今年最後のサウンドブログ。


なんじゃそりゃ!



私の尊きファンの方に「待ってます!」と言われ、
気づいたのでございますよ、
というか思い出したのでございます、
サウンドブログ、というものの存在を。
忘れ去られるところを救っていただきました。


そうね、まだお題はわからないけど、
せっかくですから、
SilkSonicのアルバムから何かピックアップしても良し。
そうやって考えるのもまた楽し。


ということで、
Sound Blog Vol.8(まだそこ?!)をお楽しみに!





ちょうど一年前くらいかしら。
外苑前の銀杏並木を歩きました。えらい人だかりだったけど幸せな時間でした。





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自分のスタイルを貫いてゆくということは・・・(後編)

2022年11月22日 | 音楽と歌と私と・・・
こちらへ初めていらした方、
是非とも『自分のスタイルを貫いてゆくということは・・・(前編)』を読んでから、
この「後編」をどうぞ。


(「前編」の最後から)
後編では、私のブログに度々登場する、
今回もいらしてくださった恩師N先生の、
またもやすごいシンクロニステイックなお言葉で
「!!!」となったお話です。
タイトル「自分のスタイルを貫いてゆくということは・・・」
の意味は後編で!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ということで後編に参ります。

私の恩師は中高時代から、卒業し、大人になっても
常に私を見守ってきてくださった方です。

6年前に歌手復帰をし、LIVE活動を始めた時からは
全てのLIVEに足を運んでくださり、
毎回終わった次の日には必ずお電話をくださり、
先生の感想や、私への励みの言葉をたくさんくださいました。


そして、今回も。


実を言いますと、
今回は(ちょっとした誤解もあって)先生をお呼びするのを躊躇していました。
同時に、10月の後半のリハーサルまで
私自身、まだ「見えない」状態だったのです。

なんせほとんどがオリジナル曲、
二本柳君(ピアニスト)とやるのも、
伴奏をつけて歌うのも初めての曲もあり、
私としては「どう、形になるのか。そもそも形になるのか。」というのが、
リハーサルをするまで分からなかったのです。

そんな見えないまま、
リハーサルすらまだしていない時に、
先生はFacebookを通して、このコンサートのことはご存知で、
LINEをくださったのですが、
「その日はヨガが入っていて、ヨタヨタしているし、
今回はやめておきます。」と。


まず、先生の方からこのコンサートについて
先にご連絡をいただいてしまったという、大失態。
大変失礼なことをしてしまったと後悔。


でも、「是非、いらしてください!」とは言える状態ではなかったのも事実。


そんな「見えない」まま、
結局私も先生に「今回はオリジナル曲に挑戦するのですが、
来年にバンドとして形にするつもりですので、
是非、その時はいらしてください!」とお伝えしたのでした。


最初のリハーサルは都内のリハーサルスタジオにて。
よし、なんとか二人でできそうだ。
でも、それはまだ「初回」なので、お互いに譜面をなぞった程度。


そして、本番前のリハーサルは
本番の週の月曜日に、実際に学校の講堂でやらせていただいた時に、
「ようやく見えた!」。


「やはり、先生にも見ていただきたい!」と
帰ってから速攻お電話してお伝えしたら、
「実は、私もやはり行こうと思って、こっそり行くつもりだった」とのこと、笑。


ああ、よかった。


本番。
先生は(私も大好きな)当時学校で教えていらしたもう一人の先生と一緒に、
『先生席』という、最前列に座っていらっしゃいまして
(「そこに座らされた」とのこと、笑)
ステージからもよく見える。


がしかし、先生は終始うつむいていらっしゃるではないですか。
どうしたのだろう。具合でも悪いのか。
それともLIVEがよほどつまんなくてヤバいのか。
私が当時の話、「ピアスして両耳にバンドエード貼って隠してたのに、
先生にバレて、コラ〜〜〜って、追いかけられて、私は走って逃げた」という
面白い(はずの)お話にもうつむいたまま、全く反応なく。。。


先生は最後までそんな感じでした。

終わってから少しお会いしたのですが、
なんとも口数が少なく、益々ヤバし。心配。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここからその夜にジャンプします。

やはり先生はお電話をくださった。

私も、先生の姿が見える場所に座っていた友人たちも心配していたことは
大変な誤解であったことが判明。

「最前列に座らされて(←ウケる)、恥ずかしくて、
亜由子さんの顔が見られなかったのですが、
ちゃーんと聞いていましたし、
あのピアスの話についても、
『あの子のことだから、どうせ、帰る時にピアスをはめ直して、
そのまま帰ってるに決まってる(←図星)』と思っていましたよ。
下を向いて笑っていました。」


とのこと。
ほんっとーに心配していたので、私は心からホッとしました。


そして、ここからがこのお話の本番。

先生からはいつも驚くべき「キーワード」をいただきます。
それは確か2年前だったでしょうか。
あるライブの後、お電話で、


「あなた、突き抜けたわね。」

とおっしゃったのです。
実はその頃、私にとって「突き抜ける」
という言葉がすごく意味のある言葉だったのです。
その少し前に、ある別の方からその言葉を聞いてから、
「突き抜けるとは・・・」というのが私の課題でした。


そんな折に、LIVEの後に、
先生から「突き抜けたわね。」という
その言葉まんまをいただいた時の驚き。
そして、「そうか。あれでよかったのだ。」と
「分かった」のです。


そして、今回も
「あなた、突き抜けたわね。」とおっしゃった。

「先生には2年前にそう言っていただきました。」と私。

「でもね、そのままずっと同じままかと思っていたのよ。
でも、今回もまた突き抜けたわね。」と先生。


今回のLIVEは今までとは全く違うスタイルの曲をやりました。
それにも先生は気づかれ、驚いていらっしゃいましたが、

私がオリジナルを書いてゆくこと、
自分がやりたいというスタイルの音楽を追求すること、
そういうことも理解された上での、
「今回も突き抜けたわね」と。


その後です、
先生が重大なことをおっしゃったのは。
重大というと大袈裟ですが、
これまで決して出てこなかった言葉だったのです。


「亜由子さん、ここからあなた自身の音楽をやっていく上で、
あなたの音楽やスタイルが好きじゃない、という人たちも出てくると思います。」と。

「はい。それはもう覚悟しています。」と私。

またもや今回も先生は、
私が心で決めていたこと、課題としていたことのど真ん中を突いた。


この夏、自分のスタイルを追求する、ギュッとフォーカスをすると決めた時に、
私はもうそのことについては覚悟したのです。


これまである意味「広い範囲」で選曲し歌ってきました。
それは別にできるだけ多くの人に好んでもらうため、では決してなかった。
ただ、「好きだから」選んでいました。
でも、結果、「で、AYUKOという歌手ってどういう歌手なの?」と問われた時に、
答えは「無かった」のです。


「そこから出て、自分のスタイル、オリジナリティーを追求せよ」
という指令が出て、私は昨年末から砂漠地帯へと放り込まれたのです。
それに気づくためだったのだ、と今はわかります。


「広い範囲をカバーする、なんとなくボケたイメージのAYUKO」は
プロであり、歌の技術も備わっているが、
ある意味、可もなく不可もなく、すごい好かれることもなければ、
すごい嫌われるわけでもなかった。

でも「ギュッと絞ってAYUKO色をはっきりと出してゆく」ということは・・・
『それが』すごい好きという人たちがきっと現れる、
と同時に『だから』苦手という人たちもきっと現れる。


自分のスタイルを貫いてゆくということは・・・


そういうことですよ、と先生は私に伝えたかったのだと思います。
それでもいいのですか?と。

既に私の中で分かりつつあったことが、
先生の言葉で、今回も「分かった」。
そうなんだ、と。
で、それでいいんだ、と。


思い出したのは、
読んだことはないのですが、
『嫌われる勇気』という大変ヒットした本です。
読んでないから勝手なこと言えないですが、
多分、そういうことなのだろう、と。


誰も人に嫌われたくはない。
できればみんなに好かれたい。
不可能ではないでしょう。
自分を相手に合わせて装っていれば。
嫌われるかもしれない自分のセッセンスを隠し続け、
嘘の自分を演じていけば、不可能ではないでしょう。


私が上のことを音楽的にしていたか、というと多分していない。
でも一つ言えるのは「自分のエッセンス」というものを
100%音楽を通して表現していたか、というと否、だ。
もしや50%も表現されていなかったかもしれない。
後の50%は「お借りしていた楽曲たち」。
それは私のメロディーでも、私の言葉でもない。

カヴァーをやることは決して悪いことではなく、
その中で「どれだけ自分のスタイルにできるか」という挑戦がある。


でも、私はもう十分にやって、そして、行き止まりにきた。

誰かが手を差し伸べて「では、あなたのために曲を書いてあげましょう。
あなたのために、あなたをプロデュースしてあげましょう。」ということもなかった。


つまりは

じゃあ、全部、自分でやれ。


という天からの指令なのか、
魂の計画なのか分からないけれど、
どうも歌をやめる、という選択は全くないので、
やることを選ぶ。


そして、「範囲は広いがボヤけたAYUKO」も十分にやったから、
「AYUKO色前面に出すAYUKO」を、
オリジナルを書いてゆくという形でやってみようと。


自分でもAYUKO色がどんなものか分からない、というね。
だって、そこまでやったことないから。
でも、多分、すごい「自由」「遊び」「冒険」があるだろうな。

自分がすごく自分になってゆく、って私のライフワークではないか。
本当の、本来の自分になってゆく、それで生きる、それを表現する、というのは。
「突き抜けて」しまえば、嫌われる「勇気」なんかもきっともう必要でなくて、どうでもよくて、
それよりも一緒に突き抜けてくれる人たちと、一緒に突き抜け続けられればもうそれがサイコーって
アホみたいになれそうな気がする。


貫き続けて、
突き抜け続ける。


まさに
アセ〜〜〜ンショ〜〜〜ン!!!(←結局これかいな、笑)





いつも大事な時に、
先生は必ず大事な「言葉」を私にくださる。

そうやって、
私はそれまでよりも、
「そうか。これでいいのか。」と、
もう少し自信を持って
前に進めるのです。


先生、ありがとうございました。
このまま行こうと思います。




なんなら派手に。







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自分のスタイルを貫いてゆくということは・・・(前編)

2022年11月21日 | 音楽と歌と私と・・・
去る11月18日、
私は我が母校(中学・高校)にて
コンサートをやらせていただきました。

私とmy buddyピアニストの二本柳くんとのデュオです。

このお話は今年の4月とか5月にいただきました。
当時の私は昨年末の「突如、全部白紙事件(事件じゃないけど、笑)」から
まだまだ「砂漠地帯」を歩いている頃で、
正直なところ、そのお話をいただいた時は、
喜びというより、「ああ、困ったなあ」という気持ちでした。

歌?何を歌えばいいの?と、
まるで他人事のような感覚と言いますか、
全くビジョンが持てなかったのです。


どうしよう、と悩みましたが、
「せっかく頂いたお話だし、半年後であれば、
きっと自分もなんとかなっているだろう。」と、
「ええい!入れてしまえ!」と半ば勢い、半分不安と共に
お引き受けしたのでした。


不思議なもので。


何かをそうやって『設定』してしまうと、
そしてもしそれが魂の望みからの選択であると、
その『設定』に向けて完璧なタイミングで
物事が動き出すのでした。

今、振り返ってみるとね。


夏にはようやく砂漠の中にオアシスを見つけることができました。
もちろん不思議な(完璧な)タイミングで導かれてです。
それは友人との会話であったり、そこからの私の選んだ行動であったり。


思えば、そのオアシスというのは
砂漠地帯から、次の新しいビジョンへの「ポータル」であり、
そこに飛び込むことによって、次の世界(次元)へとワープできるようになっていた・・・
そんな感じでした。
(宇宙系の人の表現、笑)


ワープして、次のビジョンがどんどんクリアに見えてくる。


実は初夏の(まだ砂漠にいた)時点で、
一度セットリストを作ったのです。
それは「これまで通りのいつもの感じ。いつもの選曲。」。


ですがオアシスに飛び込んだ後の私は
それは全部やめた。


これじゃない!
もうこういうんじゃない!


キャリア20年以上で初めて
1曲以外は全部オリジナルでやろうと決めました。

そもそも私は元々「曲を書く」ということに興味がなく、
まあ、「逃げて」きたわけですが、
実は30代前後の時に結構書いていた時期があったのです。
ほんの1~2曲、思い切ってLIVEでやったこともあったのですが、
「オリジナルでやっていこう」とは思えなかった。
「逃げている」という意識もなかったのですが、
結果そういうことであったのでしょう。


しかしポータルに突っ込み、新たな次元へとワープした私は、
自分がやりたい音楽を、歌いたい歌をこれから自分で作る、
という以外に道はない、ということを知り、認め、
そして、自分には曲を作ってゆく知識も技術も才能も全部揃っている、
と信じることにしたのです。


そして秋に向かう頃、ようやく私は11月のコンサートのビジョンが
見えるようになったのでした。


そこから新しい曲もできました。
自分を許せば「できんじゃん、自分」、そういう体験でした。
結果、セットリストはかつて書いた曲、最新曲のオリジナルと
カバー1曲となりました、


カバーとオリジナルの比率が逆になった!!!
(これ私の音楽史においてはミラクル。
こんなことが起きる日が来るとは思っていませんでした。)



今回の母校でのコンサートは、
母の会主催、生徒たちではなく、お母様方が観覧するためのもので、
「お母様方」と言っても、つまりは私の世代の女性たちで、
かつての同級生、先輩、後輩もわんさかいらしてくださり、
先生方もいらっしゃってくださり、


コンサート兼、一大同窓会、ですな、もはや。


頂いた時間は40分〜50分でしたので、
全6曲。アンド、AYUKOお馴染みの「トーク」。
(そして案の定、今回も喋りすぎて時間がかなりオーバーするという失態。)


モニタースピーカー(これは演者が自分の音を聞くためのスピーカーで
通常、ステージ上の各演者の前におかれます。そこからマイクやアンプなどを通した
自分の音や他の楽器の音を聞きます。今はイヤーモニターと言って
直接耳にイヤホンを差し込み、ワイヤレスでそこから音を聞く、というのが主流に
なってきているようです。因みにお客さんには大抵ステージ左右に設置された
スピーカから音が届けられます。それを業界では「外音(そとおと)と言います」)
・・・
ということで、そのモニタースピーカーがないという厳しい環境ではありましたが、
「外音」を聞いてしまうと「時差」が出たり、音が外れたりするので、
私はできるだけピアノのそばにいて、
お互いの音、声を直接聞くようにしながらやりました。


今回のオリジナル曲のいくつかは
実のところピアノ伴奏だけでは難しいものでした。
(バンドありきで作っていました)
どうしてもビート感(ドラム)が必要なものがあったり、
ピアノだけ、というのには適さない曲がありました。

それでも私はやってみたかった。


砂漠→オアシス→ワープ→新しい次元


私にとってこれはスタートの合図のようなコンサートであり
しかも母校。10代の日々を共に笑ったり泣いたりした友達や、
ずっと見守ってくださった先生方が、
今も同じ温かさで見守ってくれている。


じゃあ、思い切って、新しいことをやらせてもらおう、と。


完璧な環境でなくても、
バンドが揃っていなくても。

My buddy二本柳君のピアノなら、
一緒に「声とピアノ」バージョンとしての形が多分なんとか作れる。





そして無我夢中のままコンサートは終わり、
(やはり喋り過ぎたかと反省し、笑)
その後は、花束を頂いたり、たくさんのお友達と30年ぶりの再会をしたり、
先生方にご挨拶したりと、やんややんやの大騒ぎでございました。


そう。


今回のは何かの集大成でも到達・完了ではなく、

私にとっては「スタート」。

『ここからアタシは』(ドラマ「今日から俺は」的な)

なのでした。
ここから(今考えると気が遠くなりますが)
私の本当の集大成、到達、完了へと向かうという、
まだ玄関口に立ったところです。


それが母校であったということは、
私にとってどれだけの恵みであったことでしょう。
かつてたくさん愛された場所、
「ね?あなたは愛されたんだよ。
今も愛されているんだよ。」という場所。

宇宙はきっと、
新次元でのスタートにおいて、
私はもう一度それをしっかりと感じる必要があったから、
それを企画してくれたのではないかと思ったのです。


新しい旅には絶対に「愛」が必要です。
もしも「アタシはダメだ。」とか、
「やっぱアタシには無理だ。」となった時に、
アンパンマンが頭をかじらせてくれるみたいに、
その「愛」をいつでも思い出せるように、
愛がいっぱいあるところで、
スタートを切らせてくれた。。。




さて、今回のブログは前編・後編に分けることにしました。


後編では、私のブログに度々登場する、
今回もいらしてくださった恩師N先生の、
またもやすごいシンクロニステイックなお言葉で
「!!!」となったお話です。
タイトル「自分のスタイルを貫いてゆくということは・・・」
の意味は後編で!




我が学舎の大講堂にて。






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