ウクライナものをテレビで見ると不愉快になるだけなので見ないようにしていたのに、高齢の父のコンピューターが不調だというので修理に行ったらテレビがついていたので聞こえてしまった。あほか、としか思えないことを言っていた。
また、スーパーに買い物にいったら、募金箱があってウクライナの子供たちのためにとかなんとかあって、透明な箱なので中が見えて、1000円札がたくさんあった。
この人たちはきっと、悪いロシア人からウクライナ人を守るために、少しでも足しになるといいなと思いました、みたいなつもりでお金を入れているんだろうけど、実際には、
NATO諸国が一部ウクライナ人をISみたいに仕立てて、同胞ウクライナ人を殺しまくっていることがおおきなきっかけで、
NATO諸国はそれを解決する気はなく(ミンスク合意の否定)
それどころから、そのISみたいな一群に武器を持たせて、人々を見境なく殺して8年が経つ
たまりかねた人々は、ロシアの決断を歓迎している、というお話。
twitterで拾ったものだけど、こんな光景があったらしい。
ドイツでのインタビュー
— MK✝️ (@sofimari21) April 3, 2022
プーチンの判断どう思う?
男:正しい判断だと思う。プーチンは私の大統領です。
記者:すみません、どこから来ましたか?
男:ウクライナです
記者:え?プーチンがあなたの大統領?
男:そうです pic.twitter.com/7C3VBYBGNm
そういう光景、つまり、オフィシャルなストーリーラインとは別の切れ端がそこかしこに落ちていても、多分、多くの人には伝わらない。
だがしかし、その多くの人々、つまり、善意の募金者のような人たちは、実のところ他人事ではなく、紛争の当事者になっている。知ってる?
今回の問題は、アフリカのかわいそうな難民を助けましょう、といった問題とは建てつけが違う。
今回は、欧州と極東のNATO諸国(あるいは、欧州ナチと極東ナチ)が、2014年にウクライナでクーデターを起こしたところから、既に始まっている戦争の顕在化の局面。
実にまったく、オフィシャルに、あきれるほどあっけらかんと、ナチ賛美の一群を支援して出来ているのが現在のバンデラ賛美のウクライナ。
外務省肝入りのバンデラ・ウクライナ → 公式ナチ支援
であるからこそ、ロシア政府は、友好国と非友好国に分けて対応しているわけです。非友好国が、つまり、オフィシャルなバンデラ・ウクライナの支持派。
それら非友好国は、ロシア経済の破壊を目的として驚くべき量の経済制裁を課して、欧州の空域からロシアを締め出し(ただちにロシア側も同様の措置を取った)、ロシア人差別を公認して、ロシア市場から民間企業を撤退させた。
このへんで書いた通り、
一極が終わった姿
とどのつまり、現状は、ロシアを破壊したい(NATO拡大とはそういう意味)、ロシアをまた90年代のようにしたい、お前の資源は俺のもの~といった願望を持ち続けてここまで来た西側エリート集団によって、私たち西側諸国の人々は、覚えず、全然それとは知らずに、消耗戦(War of Attrition)の当事者にされているわけです。
長らく続きすぎてやめるにやめらなくなった金融的な緩和政策からの出口もろくに見えないのに。
大丈夫なの、これ、と思わずにはいられない。というか、欧州は既に7~9%のインフレになっているようなので、今後2桁のインフレになることは既定路線だろうけど、それがどれぐらいかかって、どうやって抜け出せるのか、誰か考えている人たちはいるんだろうか?
考える前に、ロシアのせいだ、プーチンが悪いとかいう一騒ぎがあるわけでしょ。でも、それは解決にとっては何の役にもたたない。解決策は、西側がロシア略奪プランをあきらめて、共存することだから。
2か月前、3か月前、ロシアは、NATOの東方拡大計画をやめろ、やめて文書でロシアの安全を保証しろ、という話をしていたわけですが、アメリカもEUも、みんな、しらねーよー、と言ったわけです。つまり、ロシアを引き続き攻めると言ったわけね、実質的に。これを止めない限り、問題は長期化するわけですが、こういう話すら西側各国にはない。
ということで、消耗戦は長期化し、そこからの出口すら見えないというのが現在の西側の状況。
■ オマケ
今更だけど、
ウクライナ情勢の長期化は世界の食糧の安定供給に響く。農家が肥料を使わなければ収穫量が減るほか、小麦のたんぱく含有量が減るといった品質の低下を招く。国連食糧農業機関(FAO)の2月の世界の食料価格指数は過去最高を記録し、小麦など食品価格の急騰で「アラブの春」が起きた11年の最高値を上回った。
肥料価格、過去最高値に 主産地ロシアの供給停止で
長期化することはほぼ確定だが、では長期化した後どうなるのかを考えた人たちはいるのだろうか?
ロシア、ベラルーシ、ウクライナ、カザフスタンという主要な穀物、肥料の輸出者が、西側世界から切り離されることの影響を考えたことのある人は西側各国の政治家の中にいるんだろうか?
例えばこの哲学系Youtuberって人、ウクライナでのネオナチやらバンデラ信奉者の暴挙を矮小化してるし、プーチンはじめロシア政府は和平実現のためミンスク合意を守る様マイダン以降のウクライナ政府に呼び掛けてるのに無視され続けていたことから目を背けているようです。
https://www.youtube.com/watch?v=Xx1CXZ4y6RI
IWJの岩上氏にまでフェイクニュースのレッテルを貼っていました。
橋下徹の大阪都構想やら変な投票、歴史修正主義者やらを批判してる人でもこうなってしまうとは嘆かわしいです。「哲学」ってそもそも何なのでしょうね?
ペペ・エスコバルの「”ルーブルガス”:世界の新しい資源ベースの基軸通貨」を翻訳してみました。
https://quietsphere.info/rublegas/
思ったんですけれど、ウクライナはネオナチが警察なんですね。警察発表をしている報道は、その意味では「信頼のおける」情報源。
https://www.youtube.com/watch?v=3sAwRDiXXa0&list=PLagHeXKVfqd3IJ0KAADG8bYNItkjbFlzp
「世界中から倒錯者、サディスト、人間の屑、悪魔が集まり、ウクライナの民主主義を守ると言っている。簡単に言えば、闇の深い最も卑劣極まりない自己の欲望を、罪を問われることなく実現できるブラックホールが出現したかのようだ。人々を地下室に追いやり入口を破壊し、餓死した死体が多く見つかっている。銃で撃たれた跡はなく、無数の刃物による傷の死体。彼らにとってはこれが快楽だったのだろう。」
ブーチャというキエフ近郊の町での「虐殺」で大騒ぎになっています。時系列で並べると、
3月30日: ロシア軍ブーチャから完全撤退
3月31日: ブーチャ町長が「今日はロシア軍を追い払った記念すべき日」ビデオ録画
4月2日: ウクライナ軍ブーチャに入る 住民と会話、「虐殺」の話はなし
4月3日: キエフ政権「ブーチャ虐殺」ビデオ公開
この4月2日の町の状況がこれです。街が破壊された様子すらありません。(虐殺シーンの後)
https://www.youtube.com/watch?v=ixXH26Dc2fI
これで「ロシア軍が虐殺した」と主張するのは、かなり無理があるのですが、今の世の中では通用するのですね。アレストービッチ(ゼレンスキーのお笑い劇団の女形、現在大統領補佐官広報役)が流出ビデオで語っているのですが、「嘘は大きければ大きいほど良い。事実とは真逆のことを大々的に広めるのだ。」そのまんまのナチスです。
https://www.youtube.com/watch?v=cp41QhVEFZQ
ゴンザロは、アメリカで教育をうけ仕事をしていたチリ人で、現在ハリコフ在住という面白い存在。
https://www.youtube.com/watch?v=rzEOXG9zld4