オリンピックが終わったと思ったら、コロナ、コロナの大騒ぎが始まってるけど、いやぁ、私としては、水害を予想して、山間部の人は移動するなりしましょう、ぐらい言ってもいいぐらいじゃないかと考えている。
梅雨のような長雨かつ大雨になる可能性があると、一応気象庁なんかは連呼しているようだけど、伝わっているのだろうかと不安になる。
東京からの情報なんかあてにしてたら、救える命も救えなくなるので、注意して暮らしましょう。特に西南日本、そのまた特に九州西部、北部などは大変になる確率は結構大きいと思った方がいいのでは? そして、東京地域しか知らない人にはそういう想像はできない。このギャップを認識しょう。
これが上空1000メートルの温度。
緑が5度近辺、日本付近南部の茶色が20度+
カムチャッカの南の寒い温度のところは大きな低気圧なので、その西に向かっての冷い気流の補給は続くものと思える。
対して、南側は現在でも海水温が30度近いので、こっちもまた暖かく湿った風の補給は続く。
ということなので、この力関係に変化が及ぶまでの数日間、日本付近で東西に前線ができて降水がもたらされる確率が高くなる、って感じ。
これが3時の天気図。
なんというか、江戸時代なら北東日本は冷夏で飢饉、南西日本は水害、みたいな感じの夏になってるんじゃなかろうか。
気を付けましょうといったところで、何を気を付けたらいいのか各地で違うわけだけど、でも、すぐに終わるわ、とか思わないで注意した方がいい。
そして、コロナで避難所に行きたくないみたいなことが生じないよう、水害は直ちに危険、コロナは可能性の問題、ぐらい報じられるべきだと思う。
■ オマケ
ウェザーニュースさんの見出し。
過去に経験ない大雨のおそれ 未曾有の災害に厳重警戒を
やっぱ、そう見ますよね。だけど、東京都のNHKさんにとってはコロナの方が大問題。
昨日あたりはベラルーシのくだらない問題に参入してたNHKの記者(という名の工作員)を賞賛する記事が最も読まれた記事とかになっていた。アホ。まったくの。
これがどうしても「自分の命は自分で守れ」としか聞こえず、とても不愉快な気分になる。
国は、最低限の安全も確保しません宣言か。
思うに、「命を守る行動を」の誕生は、北朝鮮のミサイル危機がきっかけではなかったか。
あれ以降、権力にとって実に便利なこの言説が頻繁かつ安易に連呼されるようになった。