若き金日成とカリアゲさん

さっき書いた、ロシアの北朝鮮もののテレビ番組を見終えた。

WSJは北朝鮮に取材チーム、ロシアはTVレポートで国民教育

テンポがよくて面白かった。

時間は短いけどNHKだったら60分ものにしないと追いつかないほどしゃべっていた。（日本のテレビは日本国民愚民化計画をしているとしか思えないほどしゃべりが遅い）

内容は、レビューした人の話の通りでしたので、上のリンクの中をご覧ください。

 

で、印象的だったのは北朝鮮の創立者金日成の若い時の写真。動く金日成さんをはじめて見た私としては、金正恩はじーちゃんによく似てると思った。

これは動画から私がクリップしたもの。

 

で、ひょっとしたらこれって私が情弱なだけで、多くの人が知っていることなのか？という気もするけど、要するにあの人がカリアゲているのはこのおじいさんの若い頃のイメージを再現している、ってことなの？　だって髪型似てるじゃない。顔も体格も似てるけど。

しかしおじいさんの金日成のよく知られたこの顔と若い頃の顔がかなり違う。

とはいえ、年代を追って写真を見ると、むしろこの絵がおかしいのではないの？ 本人からちょっと遠いんじゃなかろうかという気もする。福々しい顔にしすぎだろ、みたいな。

 

ロシア語版のwikiにあった、1946年8月28日と日付が確定しているらしい写真。真ん中が金日成さん。これを見ると最初の動画と同じ頃のような感じ。ヘアスタイルもカリアゲ風。

 

 

まぁ金日成そのものが謎と伝説の人らしいのだが、ともあれ、ロシアが持っているフィルムにおける金日生と現在の三代目正恩は非常によく似ているように思う。そして、正恩氏がこのあたりのフィルムを見て、着てるもの、立ち居振る舞いを研究した可能性もあるのかも、などとも思った。

であるとすれば、それはどういう意味なんでしょう？　立て直すぞの決意？　あるいは逆に、それしか朝鮮国民に提示できるものがなかったからそこから入った？

まぁ、海老蔵もお父さんよりお祖父さん似で、お祖父さんの名声が高かったのでそっちに似てる自分を愛し、芸が追い付かない頃から自分を高く買いすぎてるだろ、みたいな評もあったものでした。いや、関係ないけど。

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