具体的に何がどうなるという話でもないのだが、ともあれ、プーチンとトランプが初めて会った、握手した~というのがニュースになっていた。
子どもが立った、立った、ほらみて、立ったわ~みたいな感じでちょっとへんな感じ。
しかし、考えようによってはロミオとジュリエットがようやく会えたという話のような気もする。
これが最初の会合。
次は、座って米ロ会談。それぞれ、ラブロフ外相とティラーソン国務長官を従えている。
Trump, Putin Hold First Face-to-Face Meeting
トランプが、私はプーチン大統領と様々なことを話しています、うまくいってますよ。間違いなくこれから、え~、ポジティブなことがロシアに、米国に、そして関係国に起こるでしょう、みたいなことを言っている。ちょっと文法的にまとまってないことを言っている(と思う)が、なんせご挨拶をし、プーチンも、これまでも電話で話してはきたが、電話は十分ではないんだ、とかなんとか言ってる(通訳の人の声がシャッター音がうるさくて聞こえない)。
様々な場面のまとめは、英テレグラフにまとまってた。
Donald Trump and Vladimir Putin sit down for historic first meeting
http://www.telegraph.co.uk/news/2017/07/07/donald-trump-meets-vladimir-putin-historic-handshake/
米ロ会談はマジな顔しているけど、ファミリー写真を撮る時などのプーチンの表情はなんとなく楽しそう。
こうなる一つの理由は、ドイツで開かれていることかも。ドイツはプーチンにとっては、ホームに近い。ドイツ語ができるから、会場にいる数多くのジャーナリストたちのちょっとした会話に反応することも、しないこともできる。メルケルとは立ち止まらずに何事か言葉を交わしていた。こういう利点ってあるわなぁとあらためて思ったりもした。
で、G20のファミリー写真。あんまり良い写真じゃないので見づらいが、メルケルが中央。
その右となりが習、プーチン、エルドアン。
この並びは、去年中国の杭州で行われたサミットの時にもこれに近かったのでは?
安倍ちゃんは、メルケルの真後ろでインドのモディさんと話しているように見えるけど、多分そこまでの時間はなかったと思う。なんでわかるかというと、この写真を撮った時の動画もテレグラフにあったから見た。
というわけで、実際これで何がどうなるってことでもないのかもしれないし、何か打ち出の小づちとか魔法のランプ的なものがあるのかもしれないが、とりあえず、プーチンとトランプの初顔合わせは成功。
日本の記事はどうなのかとチェック。
米側は今回の会談を「ロシアとより建設的な関係」を持つきっかけとしたい考えだ。ただ、トランプ政権は、プーチン氏の指示でロシアが昨年の米大統領選に介入したとされる問題や、トランプ政権との不透明な関係性など一連の「ロシア疑惑」を抱えており、トランプ氏が描くように米ロ関係が改善するかは見通せない。(ハンブルク=土佐茂生、駒木明義)
http://www.asahi.com/articles/ASK775QNKK77UHBI02F.html
もうこの話忘れろよ、とでしょう。あんたら、オバマのフェイクニュースにひっかかったんだよ、でしょう。
』「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月7日さん☆田中宇そっくりな主張。