ロシア向けの制裁は、結局のところヨーロッパやアメリカの企業を痛めるだけじゃないかという話しが出続ける中、それを止めることができない欧米さんの後を追い、日本もそこに混ざっているようだ。
ダンプカー、対ロシア輸出禁止 経済制裁強化、経産省
萩生田光一経済産業相は10日の閣議後記者会見で、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの経済制裁強化の一環として、貨物自動車やダンプカー、ブルドーザーのロシアへの輸出を禁止すると発表した。10日、輸出貿易管理令の改正を閣議決定した。17日から実施する。
どう考えても、自分の国の企業にとって不利益になる、以外に何もないという政策だと思う。これが、ロシアにはダンプやトラックを製造する能力がほとんどない、というのなら、あっちが困る!と言えるわけですが、あいにくなことにある。
KAMAZが代表例だと思うけど、ここらへんの企業はロステックが半分持ってる、半分国営みたいな企業群の1つ。なので、現在の西側との離婚に備え、戦略的な拡大計画を持っていたのではないのか、そのようだな、と見えるところに日本企業がロシアを離れるというのは、渡りに船ではないのだろうか・・・。いいのかこれは、と思ってしまう。
方や、ボーイングが自国がかけた対ロシア制裁によって、チタン製品の入手が困難となり、それが大きく影響して737の製造が難しくなっているというニュースが出てきた。
自分でサプライチェーンを壊してれば世話ないわな、って感じ。
そして、ここが最近の西側だよなぁと思うのは、これは以前から指摘されていたアメリカにとっての潜在的な不利益だったわけですよ。知られてなかった話じゃない。
しかし、3月に自分が制裁をかける際には、大丈夫だ、全然問題ない、とかいう記事を書いちゃうわけ。しかし、そんなわけはなくて3か月経つと、やっぱり問題が・・・となる。
How it started, how its going
— Nemo - Russian Amerikan (@Nemo70488915) June 11, 2022
March 6, 2022:
Boeing Isn't Worried About A Lack Of Russian Titanium
June 9, 2022:
Boeing Supply Chain Snarls 737 MAX Production, Deliveries. pic.twitter.com/iEImGWpuuY
今後の見通しとしては、ネオンガスが来なくても大した影響はない、と言っている半導体メーカーさんたちにも何かニュースが来るのではなかろうかと思われる。
2月24日の記事はこれ。影響は限定的だとロイターが書いてた。取っておこう。
Chipmakers see limited impact for now, as Russia invades Ukraine
そりゃ当初は在庫があるだろうけど、なくなったら西側の中でなんとかしないとならなくなる。ネオンなんかは作れば作れるが、それをするにはコストがかかるから、手っ取り早く安価な解決法として、ロシアの製鉄所とウクライナの加工という組み合わせがあったわけでしょ。
ということはこれを自前でやるためのコストを誰が負担するんだよ、という問題が来る。
鍵になるのは燃料費じゃなかろうか。ロシア+ウクライナの組み合わせの優位点は、立地や大規模施設があることもさることながら、継続的に安価な燃料費が見込まれたことなんじゃないかと思う。ガス代、電気代が非常に安い。つまり、西側諸国は、ロシアを敵扱いしながら、大きくロシアに依存して便益を得ていたということ。肥料もこの類だと思う。
■ 誰が見直しするのか
対ロシアの制裁は別に2月に始まったわけではなく、以前から既にぎっちぎっちだった。そこに、さらに追い打ちをかけて、一気にロシア経済を崩す腹積もりだったらしいわけだが、現状、どうみてもうまくいっていない。
プーチンの言い方を借りれば、「経済的電撃戦」は失敗した、と、少なくともロシア側はそう思ってるし、客観的にも別にロシア経済が崩れている兆候もない。
ではうまくいっていないならいないで、もうこれは別のことをしましょうと誰か言わないとならない。
が、ネオコン/ネオリベが主要ポジションを占め、イギリスが嘘を書き続けて世界メディアをぐじゃぐじゃにしている中にあっては、ここでブレーキをかけようとする集団が出てくる可能性は今のところ見込めない。ネオコン/ネオリベは反省しない、double downする、というのが定評。double downというのは、ギャンブルで負けていても掛け金を倍掛けしていって最後に全部取るつもりに出るような人の行動のことをいう。
ということは、西側世界は、このまま進む見込みしかない。どこまで?それすら未知数な中で。
まさにこんな感じな状況の次の絵は何だろうって感じ。

制裁して熊さんロシアを落とそうとして、自分だけ落ちちゃうヨーロッパ、という図だけど、ヨーロッパだけではなくて西側全域になってきた。
そして、そんな状況に人々を追い込んでいることなどどこ吹く風なのがこういう低能国家群。
ポーランドとイギリスがその主体。アメリカというより、ここらへんがウクライナを諦められない。
NATO、ポーランドでミサイル防衛システムなどの軍事演習(字幕・10日) pic.twitter.com/lvOFrxBQk1
— ロイター (@ReutersJapan) June 10, 2022
で、この低能国家群がなんで威張ってるかというと、結局、UKの貴族院にいるような人たちがバックだからなんだろうな、と思ったりする。
ペンタゴンはアメリカ人が一致して反対したらそれ以上できない、とか、アメリカの都市がロシアのミサイルのターゲットになるとしたらアメリカ人が反対する、ということでそこでも難路がある。
だけど、イギリスとかポーランドというのは、全体としてのイギリス、全体としてのポーランドのために行動する人でない人たちがリーダーとなっているため、ほとんど飼われたテロリストと似て、理性というものがない。
だけど、この動画、出さなかった方がいいんじゃないかという気がしたりもした。だって、見ればわかるけど、だらしない、ヤクザなオヤジたちが適当なことやってる図にしか見えない。しょせんこんな奴らのやることさ、と見せてくれたというのならそれでもいいけどね。
いい言葉あるね日本には ( ´∀` )
日米安保にウクライナは関係ないし、そもそも当のウクライナに武器供与する国はあっても、誰もウクライナと一緒にロシアと戦おうとしていないし、仲介役だって買って出ないのに。
日本が損をしてでもウクライナを支援するのが本当に日本のためになるのか。皆もう少し冷静になるべきです。
待て待てゼレンスキー大体同じ背景で何か喋ってるの変だと思わん?そもそもロシアはコレは特殊作戦と報道してから始める事に違和感無いのか?
NATOに関してもおかしいでしょ、地理的にウクライナがNATO入りしたらロシアは?というか対ロシア専用の配備になるじゃない、ロシアの一般人は頃されても問題無いのか?
ウクライナに募金という形で支援金を送った人はヒトごろしの共犯者と同じです、そりゃそうでしょ金の使い道は弾薬、爆薬、地雷、機雷でしょう、
人の喧嘩に関わるもんじゃ有りません、関わるなら喧嘩両成敗、双方の言い分を聞く位の礼節は通しましょうよ
世界は、ウクライナの密売組織からマフィア等に過剰武器が密売される事を心配してるレベルです
また、難民を受け入れる時、ペットの狂犬病予防接種も免除ということだったとか。批判している人もいたので、その後はどうなっているか分かりませんが。何と言う危険な事をと思いました。
ウクライナは囚人を解放して武器を持たせたが、その集団が住民を襲い金品を奪い命を奪いだそうです。
もう滅茶苦茶です。
バイデンはインフレの責任をロシアに擦り付けています。昨年末にはエネルギー価格は記録的に上昇していたはずです。それをインフレは一時的と胡麻化してきたくせに。こんな卑怯な冷酷な屑が大統領なんて!
日本も同じ穴のムジナだろうけれど。
西側諸国を経済封鎖する口実のウクライナ戦争,欠陥ワクチン配給で集団自殺させる口実に利用されたコロナ蔓延など、集団自殺が西側諸国のトレンドにされている!
この戦争、軍事産業が収益を上げるのですかね、もう戦争経済。
ご家族お大切に、と私が言うのもなんですが、いやもう、皆さんおろおろされているのではないかと想像します。
ですが、この15年戦争はメルケル政権がドイツ国民を騙していた状態の上に乗ってますので、ドイツ人はそこを開けてみる勇気があれば筋の通った事実を目にする(苦しくとも)、勇気がなければごまかしの上にごまかしが来るので、さらに不信が支配する社会になる、というのが今後ではないでしょうか。
いずれにしても、ユーロ圏は大変だと思います。弱い通貨になる→インフレ、というサイクルは長引くでしょう。
プーチンのせいでもロシアのせいでもなくて、ECBのせいです。
コロナの件でも、ウクライナの件でも、彼らは真実を知らず、私からすれは報道メディアに洗脳されてしまっていると思います。洗脳から欧州を含め我が子達も目覚める機会があり、そして真実にもとずいて生活を築いて行けるのだろうかと、案じております。
何度かDEEPLY JAPANさんがメルケル政権を批判しておられる投稿を拝見しました。ですが、私は理解できない状況でした。
今回、「ドイツ国民を騙した」これは理解する扉に自分が立てました。それはミンスク合意のみならずソチでプーチン大統領に「オデッセイの悲劇」について念をおされたにもかかわらず、無視。
さらに「ロシアの侵略は、国際法の露骨な違犯」と発言。悲しいかな、騙されたのはドイツ公民だけでなく、プーチン大統領もとかんじます。
憧れたドイツの真実を私は知りたいと感じた次第です、感謝です。
原因は、長年にわたる超低金利政策のせい。
麻薬中毒患者を更生させるのが非常に困難なのと同様、低金利中毒になった社会を更生させるには、痛みと混乱が避けられない。
金利政策の失敗をロシアのウクライナ侵攻に責任転嫁しているだけ。平時だったら、こんなインフレ、だれも黙っちゃいない。
コロナ下で、最高益をあげたBIG TECHのお膝元で、失業者のテント村ができてるのに、株価が最高値って、中毒も末期症状だった。
西側が停戦したくない理由は、これじゃないかな。
有事が、自らの失政の目くらましになるから。