世の中普通じゃないことだらけなんだけど、その中でも、Great Reset派は確固たる信念で異常を貫いている模様で、昨日、今日は、
ロックダウンは、静かに世界の各都市を改善している
なるtweetをしていた。
Lockdowns are quietly improving cities around the world.
— World Economic Forum (@wef) February 26, 2021
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人がいなくて、工場も休みで、騒音もばい煙もあがらず、振動もない、といった状況が静かな改善であるらしい。
不気味なのは言うまでもないし、サイコだわな、と言うのも簡単だが、どうしてこういうことをわざわざ書くのか、と考えてみたい。
それはつまり、挑発なのではあるまいか。shock and aweってやつ。
多くの人がいろいろと気づいてるわけでしょ。そこで、お前らが気づいたところで何ほどのことはない、計画は進むのだという表明なのではあるまいか。
おととい、シリアに空爆してみたのも同じ心理だと思う。俺らはまだ理由なき人殺しができるという強さを表示してるつもり。
■ サイコパス世界
だけど、どうあれサイコパスには違いないわけで、もう一体どうしてこんなことになっているの?という健全な疑問が人々から完全に消えることもないでしょう。
そして、サイコパス族の占領が全世界に及んでいないというのは、いやほんと、まだ人類に希望はあるといったところ。
イスラム世界とか、ロシア世界はサイコパスをサイコパスと捉えて、反抗できる構えがあるし、半分ぐらいのチャイナとインド世界は、要するに、何があっても一族の安全以外に興味がないという古代以来変わらぬ主義が強い人が多数いるから、場合によっては困った事情だが、こういう場合には、健全の方向に寄与するでしょう。まさしく、多様性が人類を救うね。
■ サイコ
いやしかし、このサイコパスはまったく見ず知らずではない痕跡が見え隠れするようで、そこも気持ち悪い。
なんかやっぱり、ナチを思い出さないわけにはいかないテイストがあるなぁと思う。
去年、Great Resetなるアイデアがぐんぐん話題になった時、世界経済フォーラムなるものを率いる学者とされる、クラウス・シュワブのことを、レーベンスボルンで育った子供なんじゃないか、あれは、と書いていた人がいた。
また、ひどいことを、とその時は思ったんだけど、確かに、Great Reset派にはそういう不気味さがあると思う。
レーベンスボルンをwikiで見ると、日本語版にはこうあった。
レーベンスボルン(ドイツ語: Lebensborn)は、ナチ親衛隊(SS)がドイツ民族の人口増加と「純血性」の確保を目的として設立した女性福祉施設。一般的に「生命の泉」または「生命の泉協会」と翻訳されることが多い
で、その線で解説されているんだけど、それはドイツとその近接地帯の話で、このムーブメントはドイツ周辺へと拡大する中では、「ドイツ化」という迷惑な強制を伴う。
多くのスラブ系の子供を誘拐したり、占領地でお前はドイツ人なのだ、この地はドイツ帝国の一部なのだ、などと教え込んだりしていく。
もちろん、選別から漏れたり、反抗したりする人は、基本的に常に「生きるに値しない人」になる。
つまり、全体としてみれば、恣意的な命の選別こそこの思想の肝でしょう。
別の言い方をすれば、異常な支配欲とも言える。エゴの究極の欲求は他者の廃棄だ、と言った思想家がいたけど(確かメルロ・ポンティ)、その線。
で、レーベンスボルン関係者は、戦後のニュルンベルクの裁判で裁かれたわけですが、当時の多くの人にとっては、実にまったく当然そうあるべきだったでしょう。
日本では、これらの犯罪を「人道に対する罪」として裁くのは後付けだからけしからんとかいう話が長いこと説として受け止められているけど、じゃあさ、これらの行為を一体どう裁けばよかったんでしょう? 生きるに値しないとして人殺しをしていった、洗脳していった、餓死させた、実験に使った、といった行為の全体を裁く法令はないから裁かないでいいというのは、とてつもない堕落ではなかろうか。
■ 堕落
ここまで来たら日本にも言及しておかないとフェアではないね。日本は、登戸研究所関係者などの大陸での行為をスルーして、知らん顔してすごしてきた。
wikiの登戸研究所。
ハバロフスク裁判を、ソ連によるいい加減な裁判みたいな恰好にして、実際には裁かれるべき、少なくとも事情を明らかにすべき人たちを野放しにした。アメリカが許してくれたんだからこれでいい、という恰好で終わりにした。ドイツで、ナチの犯罪者たちがアメリカ、イギリス(カナダ)に拾われたのとまったく事情は一緒。
これは、中国、ロシアから見たら許しがたい行為だろうが、日本の一般人にとってもメリットなどない。むしろ、これらの行為者を野放しにしたことから得た不利益は計り知れないというべきだろうと思う。これについてはまた別途。
■ 関連記事
中央コントロール型にしたがってるという意味は理解しますが、殺そうと思って人を騙してるこの集団をソ連と呼ぶのは賛成しません。
自国領内が悲惨な状態でも、ソ連は東欧に食料や医療を持っていってます。
ソ連に瑕疵は多々あれど、住まいの確保は国の義務であると定めたソ連と、底抜けのホームレスを許す仕組みを同じだという点も納得できない。