2012年10月13日から11月25日まで行われていた上村松篁展。
生誕110年記念ということでいくつかの美術館で行われていたようなのだが、私は茨城県天心記念五浦美術館で拝見。
上村松篁展(茨城県天心記念五浦美術館/茨城・北茨城市)
http://www.asov.net/museum-goods/post-679.html
生誕110年といっても、上村松篁氏は1902年(明治35年)11月4日 - 2001年(平成13年)3月11日)と、100歳近く生きられた方なので、実はほんの最近の画家さんの展示会ということもできる。
そういうわけで最近の作品は実際ああ最近の画家さんだと思えるわけだけど、100年近く前のものは、ほんとに一時代違うという感じで、展示会としては2つ分見たぐらいの分量があって、心地よい疲労感を味わって美術館を後にした。
上村松篁は知られているように上村松園のご子息で生誕の地は京都。で、そういうことだからなのだろうが、初期の作品は職人集団の中で鍛えられています的な、緻密で上手い、非常に丹念な絵なのだけど見ている方が緊張してしまうような感じがあった。
その後いろんなフェーズがあって、だんだんとのびのびとしていって、おおらかで素敵な画風になっていくのが一つの会の中でわかるのがとても面白かった。長い人生を様々な変化を遂げられながら、考えて考えて生きてこられたのだなぁとくだらない感想だが真摯にそう受け止めさせてもらった。
生誕110年記念ということでいくつかの美術館で行われていたようなのだが、私は茨城県天心記念五浦美術館で拝見。
上村松篁展(茨城県天心記念五浦美術館/茨城・北茨城市)
http://www.asov.net/museum-goods/post-679.html
生誕110年といっても、上村松篁氏は1902年(明治35年)11月4日 - 2001年(平成13年)3月11日)と、100歳近く生きられた方なので、実はほんの最近の画家さんの展示会ということもできる。
そういうわけで最近の作品は実際ああ最近の画家さんだと思えるわけだけど、100年近く前のものは、ほんとに一時代違うという感じで、展示会としては2つ分見たぐらいの分量があって、心地よい疲労感を味わって美術館を後にした。
上村松篁は知られているように上村松園のご子息で生誕の地は京都。で、そういうことだからなのだろうが、初期の作品は職人集団の中で鍛えられています的な、緻密で上手い、非常に丹念な絵なのだけど見ている方が緊張してしまうような感じがあった。
その後いろんなフェーズがあって、だんだんとのびのびとしていって、おおらかで素敵な画風になっていくのが一つの会の中でわかるのがとても面白かった。長い人生を様々な変化を遂げられながら、考えて考えて生きてこられたのだなぁとくだらない感想だが真摯にそう受け止めさせてもらった。