大方の予想通りアメリカの大統領選挙は大混乱なわけですが、実際、事態はそれ以上だなと思ってる。
一言で言うのなら、アメリカの民主体制なるものはカラー革命に負けてしまったということではあるまいか。今後これを覆していけるのだろうかといったところ。
キーワードはballot harvestingでしょう。
郵送による投票、不在者投票という言い方をしてますが、もっと正確にいえば、第三者が投票を回収しても構わないシステムですね。
つまり、現在の民主主義というのは1人1人が個人として自分の票を投じるというのが大前提。だから投票所に足を運んで投票する。
しかしその場に行けない人もいる。そのために作られているのが不在者投票という制度で病院など指定された機関で指定された手続きに則り行われているはず。
今回アメリカで導入されたシステムは建前としてはこれと同じ。
違うのは、その投票を回収する人が、指定された機関が指定された手続きで行う、というよりは誰だかわからない人が、本当にその人なのかID確認もよくわからないまま「票」を回収するということが可能であるようだ、というあたりでしょうか。
そしてこのシステムは、考えればわかる通り不正、腐敗の温床になる可能性があるため禁止されている州もあるが、最近になって住民のあずかり知らぬところで導入されていた州がいくつもある模様。
話題となったのは2016年のカリフォルニアの選挙であるらしい。この手法によって共和党の議員たちが複数ガサッと落選して、それらの候補者が不評だったという状況もなく、あれ?なんだこれ、となって共和党の側の人たちが調べ始めていた模様。
2020年4月の記事によれば、ネバダで、そのシステムを導入しようと働きかけていた弁護士がいて、その人はいわゆるロシア疑惑の時にも表れた人だったらしい。まぁその民主党の中のコアに腐った人脈でしょうね。
https://www.breitbart.com/politics/2020/04/14/democrat-lawyer-russia-dossier-nevada-ballot-harvesting/
ということで、ペンシルバニアの検事総長の言葉が思い出される。11月1日付け。
米大統領選:Big Techの方がエライ世の中 (2)
彼は、ペンシルバニアの票を足しあげればトランプは負ける、と言っていたわけですが、それは、個人が投票所で投票する投票(本来、誰に投票したのか開けてみるまで分からない)以外に、確実にバイデン票であるものが後ろにあることが分かっていたということですね。
If all the votes are added up in PA, Trump is going to lose. That’s why he’s working overtime to subtract as many votes as possible from this process.
— Josh Shapiro (@JoshShapiroPA) October 31, 2020
For the record, he’s 0-6 against us in court. We’ve protected voting rights. Now, ignore the noise—vote!https://t.co/mN8t6TDud7
他州でも、トランプ票は1票もないバイデン票の大きな塊というものが出てきたりする。
これが示唆するところは、投票の秘密は守られていない、でしょうね。だからこそ、全部バイデンだと想定できるわけでしょ(笑)。まぁ、投票用紙をコピーして作ったから、それが機械に読み込まれず何かする事態になった、とかもありそうですね。
死んだ人が投票してるとかいう話もあったので、もしこれが本当なら、なんらかの名簿に基づき票を作っていた可能性があるということでしょう。
ballot harvestingで検索してたら、アメリカ人の中に、ああだからコロナだったわけね、とか書いてる人がいたけど、そりゃ誰だってこの因果関係に気がつきますよね。この不信感も絶大。
こんな時期だから郵送でいいのよ、これは違法じゃないんです、といって参加者を募って票を回収する機構を作ってたって感じでしょう。
で、今後の焦点としては、このシステム自体の解明と運用の問題と、このシステムが州法として対象となる州の個人において広く理解されていたのか、というのも問題ではなかろうか。
トランプは争う覚悟をしているっぽいので、アメリカ人にとってこれは朗報ですね。事は、1回の大統領選挙を超えているもの。
開票の様子を外に見せられないデトロイトとか、象徴的ですね、なんとも。
Detroit Absentee Ballot Counting Chaos, Blocked Windows and Observers https://t.co/KzIwhbQrDt via @BreitbartNews
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) November 5, 2020
そもそもアメリカの開票の様子は、日本とかヨーロッパの人たちからすると何か不透明感が残るってのはわりと前から言われていたりする。
これらの国々では通常大きなテーブルに票がどっかり乗せられて、そこに担当者がすわって、数えた票の束を積み重ねて、誰でも見えるようにして、また、その会場には関係する党派からの立会人がいるってのがスタンダード。今でも基本はそうでしょ? アメリカは・・・。微妙におかしくなって久しいと思うんだな、私は。
また、日本の場合は戸籍と結びついた住民基本台帳に基づき投票用紙が配られるので、投票総数と投票会場への入場者数の齟齬は容易に確認できる。作りとしてかなり不正がしにくい。するとしたら投票用紙を作って入れちゃう、とかだけど、これももし何かおかしいと感じる人がいたら、総数を確認していけば不正の有無ぐらいは論理的に推論できるはず。こんなケースが存在するのかどうかしらないけど。
アメリカはそもそも住民基本台帳なんてないのでID確認がこれに変わるけど、どこまで行っても何か微妙におかしいというか、不正確であろうと気付いた外国人はみんな思ってる、みたいな感じ。
ともあれ、しかしながら、いずれにしても、従来の制度における票の買収は、金は払ったが票はなかった(誰に投票したかまではフォローできないから)となりかねない非効率な買収。
アメリカの今般の制度はこの「非効率性」を破ったわけだね(笑)。民主党員がもちかけて、中身を確認した上で民主党員が預かって郵送投票に仕立てる。
山口なっちゃんが来ようが、良心に基づき私は大阪の存続を求めるとかいう学会員がいる、といった事態を防止するために設置されたとも言えますね。
その意味で、このballot harvestingは、個人の自由な選挙における自由のはき違えを誘発するという点で民主主義の敵だし、こんなシステムになっていることを知らない大多数の人の心を裏切るという意味では、詐欺師の手法だと言えるでしょう。
そこから考えると、マスコミがどれだけトランプを悪玉に描こうとも、in person(個人が出て行って何かする)の投票を支持して行動した人たちが多数いたことは、もしアメリカが今後も民主的な政体でありたいとすれば、希望と言えるでしょう。
■ オマケ
日本の中の、「リベラル」と呼ばれる人たちの大多数は、私が知る限りにおいて、どれだけ考えてもアメリカの民主党員のように悪質な人たちとは思えないです。頭がよくて俺はエライと思ってる人でも、実のところとっても純朴。
だから、悪いことはいわないから、しばらく、アメリカの民主党を持ち上げない方がいいですよ、と申し上げたい。
そうでないと、日本の中で最も詐欺師体質に近い特定右派集団に、民主党とか左翼とかいう繋がりで意味不明に批判されていくことになるでしょう。
そしてこれは、liberalとかsocialを嫌いまくる、戦前の原理日本みたいな人たちの勃興に繋がり得る。これは日本にとって安全でも安定でもない。
■ オマケ2
思うに、どうして日本の「リベラル」勢がここまで没落したのかというと、
ウクライナとかシリア、リビアのあたりの事件における米民主党政権の悪質さを無視したことでしょうね。
2014年ウクライナでクーデーターを仕掛けたバイデン
ロシア人やシリア人が死ぬ分には、苦しむ分には無問題という態度を取っていたことが(だからお前はナチだという話なんだけど)、結果において自らの卑しさを拡張的に表示されることに繋がるといった構造でしょうか。
だけど、日本人として考えた場合、1のオマケで書いたように、悪質な特定右派集団に乗っ取られる災難は計り知れないので、どうにかして多少なりとも正常な集団を作らないと、日本の芯がない状態になっちゃう。困ったものだ。
もし彼が今回もいたならば、郵便投票を使った不正を暴くとんでもない爆弾が落ちていたのではないかと思う。
国連の選挙監視団でも送れと言いたいところだが、アメリカの場合、この監視団からしてきっと不正に工作するだろうから、あてにならん。腐りきって底が抜けてる。
ヒラリー敗北の教訓が、前哨戦としてのコロナキャンペーン、そして郵便投票による大掛かりな不正として生かされたのだろう。
これじゃ、独裁国家と何ら変わらない。北朝鮮の方が独裁であることがまだ目に見える分だけマシ。なまじ民主主義のふりをしてる分、性質が悪い。
それにしても、共和党もトランプ排除に加担しているような様子が気になる。民意に反してどうしてそこまでトランプを排除せねばならないのか、私はそこがとても気になる。
なぜ日本のマスコミがあそこまでトランプを叩くのか良く解らなかったのですが、そういう事でしたか。
アサンジほどインパクトがないですが、でもトゥルシー・ギャバードが注意喚起を熱心にやってたみたいです。
https://www.youtube.com/watch?v=dpygyUGwwas&feature=emb_title
他にはロン・ポール。
メインストリームが嫌いまくる理由は一杯ある人たちばかりですね(笑)
共和党は自分たちもやれたらやろうかぐらい思ってた人がいるんじゃなかろうか。教会とか強いわけだし。だから脛に傷があって反対できない人がいそう。
トランプは油断はしてなかったでしょう。だから投票所へ行けと騒いで、事実かつてないほど黒人が共和党の大統領候補に投票する、みたいな事態になってる。
だがしかし、Big Tech、Big Moneyはより以上に結託し、恥も外聞もないので苦戦してる。
NHK7時のニュースのアナ二人が
「これで史上初めて、一度も政治経験のない!しかも70歳の最高齢の大統領が誕生しました!」
トゲどころか針千本で刺すような物言いで
まさか当選してもコイツらまだ叩く気満々なの?
とゾッとしたものですが、まあ4年間よくも飽きずに続けましたよね。
半分は本人の自業自得もあるんだけど(笑)
それでもこの人が当選した意味はあったのではないかと。
オバマの平和の使者詐欺もマスコミの邪悪さも米国人の馬鹿さ加減も
みんなこの人の登場のお陰で、すべてことごとく可視化されましたよね。
弾劾の時に、職権乱用云々より疑惑ってのはどーなんじゃ!とならない
米国人らは終わっとる...と思ってたらなななんとソイツが大統領戦に、だなんて
確かに腐ってる、以外は言いようが無いです。
みんな大好きハリウッドスターも頭の中に爽やかな風吹いてるだけなのでしょう。
TAKUMI様の言う通り、およそ先進国、民主主義大国とは思えぬ
怪し~~い..と何十年もヒソヒソ噂のこの選挙制度が
彼のお陰で世界中でお笑いネタの如く盛り上がってる!
やはりトランプにはまだ大いなる役目があるんです、きっと!
日本人は自分ちの国政選挙よりよほど熱中してるし。
人様のお庭に来てなんですが、いま田中宇さんとかのブログが、
開票速報見るよりも強烈で..なんだかんだ楽しめます。
今度ばかりは田中さんの予測当たって欲しいです。
「イラクは世界貿易センターを崩壊させなかった。イラクではなかった。ほかの連中だ。その連中が誰なのかを私はわかっていると思っている。あなたもそうかもしれない。」と語っている。その専門家とは、当時はデベロッパーだったドナルド・トランプである。
よくまあ暗殺されずに任期を全うできましたね。