一応記念に貼ってみようと思う
首相「国家百年の計」…TPP対策本部設置へ
http://news.goo.ne.jp/picture/politics/20151006-567-OYT1T50040.html
TPP交渉の大筋合意を受け、記者会見する安倍首相(6日午前10時9分、首相官邸で)=中村光一撮影 【読売新聞社】
だそうだ。
で、どういうロジックで人々を騙したかといえば、
中国経済“封殺”も 日米主導の巨大自由貿易圏が誕生 TPP大筋合意
夕刊フジ / 2015年10月6日 17時12分
http://news.infoseek.co.jp/article/06fujizak20151006005/
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の参加12カ国は5日朝(日本時間5日夜)、米アトランタで最後の閣僚会合を開き、大筋合意に達した。日本と米国主導で、経済規模で世界の4割を占める巨大経済圏が誕生すれば、TPP不参加の中国には大きなダメージとなり、同国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)の先行きにも暗い影を落としそうだ。
どういうロジックで中国が封殺されるのかさっぱりわからんのだけど、そういうノリらしい。
GDPを集めれば世界の40%という巨大市場だぁ~かもしれないけど、なんかこのブロックが怖くないのは、だってそもそもその中のプレーヤーはみんな中国、インド市場にご執心なわけでしょ? だから、この中だけ関税自主権をはく奪した状態になったからといって、市場的にこれだけでほぼすべてがまかなえ、その以外には高いブロックを、とかできないから。あと、アメリカ、カナダ、オーストラリアはそれぞれ資源大国だけど日本が違うので引き続き域外との交流は非常に重要になっちゃう。金融じゃないんだからブロックの散らばり具合もテクノロジーでは越えられない壁がありそう。
こうやって考えると、ロシアのEEUと欧州EUが統合されたら、やっぱりすごいインパクトだったんだわなぁ~とかあらためて思う。地続き、歴史続きで、域内には農業が強いところもあるし、資源大国がじゃーんと存在しているし、文化もテクノロジーもあるしってんで最強ブロック疑いなし。その上でチャイナ、インド、イランとそれぞれ良好な関係が期待できるとなったらどうするよ、なんだよね。
そういうわけで、ドイツとロシアの仲を引き裂くという試みには大きなベネフィットがある、いやほんと。EEU+EUの可能性を潰すためにTPIPなんだろうね。
まぁでも、とにかく、今般のTTPへの日本の前のめりは、平成の真珠湾って感じがしている私。
誰にも頼まれないのにアメリカに負けに行くという意味です。
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外国人居留地を限ろうとした江戸幕府の官僚(とはいわないけど)たちは利口でした、ほんとに。