先日、ゲーム屋さんでこんなソフトをみつけた。
”山川出版社監修 詳説日本史B 総合トレーニング”
日本史の教科書と問題集がゲームになっているのだ。
面白そうなので購入して、さっそっく問題から解いてみた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
わからない・・・・・・
すごく解けない・・・・
もともと、歴史の好き嫌いが激しく、古代は大好きであるが、
戦国から近代まではとくに苦手である。
大人になったら、考古学者になる~!
と、かわいいことを言っていた時期もあったが
(十年一昔といったら、いったいどれくらいむかしになるかわからないくらい昔のはなしだ)
これだけ、日本史の興味にばらつきがあっては、無理な話である。
教科書部分と、問題があり4択だったり、記入だったり、穴埋めだったり
なかなかに面白い。
そこで、ふと思い出した。
なぜ、私がこれほどまでに古代が好きなのか・・・
それは、
山岸涼子の日出る処の天子という漫画の影響も多大にあるのだ。
この漫画は、厩戸王子(のち聖徳太子)が遣隋使を送るという構想をするまでの話であるが、
かなりのファンタジーでもある。
厩戸王子が美貌と頭脳で天皇以上の地位を確立させていくのだ。
天皇以上の地位とは、女帝推古天皇の摂政つまり、本当の政をおこなう本人である。
題名にもなっているが、
厩戸王子が遣隋使を送る際の書簡で
”日出る処の天子、書を日没する処の天子に致す”
と、はじめているのだが、
これは、日出る処の天子これは、日本の皇
日没する処の天子これは、中国の皇をさしている。
これまでの、中国外交は貢物をたくさん中国にもっていって
ご機嫌伺いが主であった、
しかし、この文面では対等どろころか、
日本は日が昇る方、中国は日が沈むほう、同じ”皇”同士でも
日本の方が格が上である。
中国とは世界の中心であり、世界とは中国のみという思想の中で
こりゃ、中国は烈火のごとく怒ったに違いない。
しかし、そこが面白いと思ったのだ。
なにやら、聖徳太子が存在していなかったという説もあるようだが、
古代日本に、世界を見越したすごい人がいたんだと思っているほうが、数倍日本史は楽しい。
義経もそうだが、不運に伝えられる人を贔屓するきらいがあるが、
このあたりの人物では有間皇子でしょう。
中大兄皇子、蘇我の赤兄に嵌められて処刑された皇子である。
中大兄皇子であるが、傍若無人の蘇我入鹿を暗殺して一躍ヒーローとなったが、
これまた、最近では蘇我氏を陥れるため、
上宮王家(聖徳太子の一族)を滅ぼしたのではないかという話もあるし、
さらには、中大兄皇子が天智天皇となったさい、
大海人皇子が自分の妻である額田王を天智天皇に差し出している。
そこで今度は、古典の出番である!!
万葉集に
茜指す紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る と額田王
紫の匂へる妹を憎くあらば人妻ゆゑに我恋ひめやも と大海人皇子
狩に出た時に、大海人皇子が額田王をみつけてお互い目配せするみたいな、
なんとなくロマンチックに思えるエピソード(私の妄想でもある)
などなど、この時代は蘇我氏、聖徳太子、天智天皇、天武天皇など、
面白要素(ぶーくん的に)満載な時代なのであった。
”山川出版社監修 詳説日本史B 総合トレーニング”
日本史の教科書と問題集がゲームになっているのだ。
面白そうなので購入して、さっそっく問題から解いてみた。
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わからない・・・・・・
すごく解けない・・・・
もともと、歴史の好き嫌いが激しく、古代は大好きであるが、
戦国から近代まではとくに苦手である。
大人になったら、考古学者になる~!
と、かわいいことを言っていた時期もあったが
(十年一昔といったら、いったいどれくらいむかしになるかわからないくらい昔のはなしだ)
これだけ、日本史の興味にばらつきがあっては、無理な話である。
教科書部分と、問題があり4択だったり、記入だったり、穴埋めだったり
なかなかに面白い。
そこで、ふと思い出した。
なぜ、私がこれほどまでに古代が好きなのか・・・
それは、
山岸涼子の日出る処の天子という漫画の影響も多大にあるのだ。
この漫画は、厩戸王子(のち聖徳太子)が遣隋使を送るという構想をするまでの話であるが、
かなりのファンタジーでもある。
厩戸王子が美貌と頭脳で天皇以上の地位を確立させていくのだ。
天皇以上の地位とは、女帝推古天皇の摂政つまり、本当の政をおこなう本人である。
題名にもなっているが、
厩戸王子が遣隋使を送る際の書簡で
”日出る処の天子、書を日没する処の天子に致す”
と、はじめているのだが、
これは、日出る処の天子これは、日本の皇
日没する処の天子これは、中国の皇をさしている。
これまでの、中国外交は貢物をたくさん中国にもっていって
ご機嫌伺いが主であった、
しかし、この文面では対等どろころか、
日本は日が昇る方、中国は日が沈むほう、同じ”皇”同士でも
日本の方が格が上である。
中国とは世界の中心であり、世界とは中国のみという思想の中で
こりゃ、中国は烈火のごとく怒ったに違いない。
しかし、そこが面白いと思ったのだ。
なにやら、聖徳太子が存在していなかったという説もあるようだが、
古代日本に、世界を見越したすごい人がいたんだと思っているほうが、数倍日本史は楽しい。
義経もそうだが、不運に伝えられる人を贔屓するきらいがあるが、
このあたりの人物では有間皇子でしょう。
中大兄皇子、蘇我の赤兄に嵌められて処刑された皇子である。
中大兄皇子であるが、傍若無人の蘇我入鹿を暗殺して一躍ヒーローとなったが、
これまた、最近では蘇我氏を陥れるため、
上宮王家(聖徳太子の一族)を滅ぼしたのではないかという話もあるし、
さらには、中大兄皇子が天智天皇となったさい、
大海人皇子が自分の妻である額田王を天智天皇に差し出している。
そこで今度は、古典の出番である!!
万葉集に
茜指す紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る と額田王
紫の匂へる妹を憎くあらば人妻ゆゑに我恋ひめやも と大海人皇子
狩に出た時に、大海人皇子が額田王をみつけてお互い目配せするみたいな、
なんとなくロマンチックに思えるエピソード(私の妄想でもある)
などなど、この時代は蘇我氏、聖徳太子、天智天皇、天武天皇など、
面白要素(ぶーくん的に)満載な時代なのであった。