7月27日(木)
あれでいて蜻蛉の口は大きいよ
11時過ぎてしまったけれど片道1時間、体調18ミリのハッチョウトンボを撮りに直しに出かける。久しぶりに用意した一眼を2機バックに詰める。
あまりに小さくて70-200ミリはとても使い物にならなく結局しかたなくマクロにする。仕方なくというのは手ぶれ機能がない。杭にストラップを巻き付け体を水面に降ろす。それでも静止ができない。ISOを1000にあげて手ぶれしないように稼ぐ。水草の先に止まったトンボはゆれるカメラはゆれる必死に頑張る。
時を忘れるいつしか4時間経過していた。口も乾いた遅い昼食をと駐車場に戻れば人影もまったくない駐車場に止めた車の後ろにナンバープレートを空へと折り曲げた黒いスクーターバイクが2台。これって何とも怪しい。念の為と車はセキュリティキイでロックしておいた。突然襲われたらどうする二人だ。太刀打ちできない。力もアタシの4倍はあるだろう。まさかの証拠にと空へ折り曲げたナンバープレートを写真にとる。カメラも取られたら元も子もないので撮ったコンデジは座席の後ろへと隠す。念の為と俳句手帖に二台のスクーターバイクのナンバーを手書きする。よしんばコロされるようなことになっても手掛かりは残しておいた。
今どきだ何があるかわからない。正直ちょっと不安だった。次回からは通販で買って夜中の店の帰り携えていた警棒を持つことにした。今どき何があるかわからない。結構すごい警棒で仕込み杖になっている。素手よりはるかに使えるし用心になる。
二度様子を見るため戻ったらまだそのままスクーターはまだあって人影はない。撮影を終え帰りに戻ったらスクーターは消えていた。耳が悪いのでこういう時難儀する。スクーターの音が聞こえないのだ。物凄くホッとする。4時だった。もちろん善良な青年かもしれない男女ということもありうる。
何にしても2センチも満たないトンボを取るのは難儀した。持って出た三脚も効かない付く膝がそのうち痛くなる。手製の袋型三脚を膝あてにする。ラグビー用の膝あて肘あてリストバンドを買ってあった。なんで気が付かなかったのだこれがいい。むろんラグビーなんてやりません、ラン用に転んでも膝はカバーできると買ったものでした。役に立ったじゃん。舞妓撮影会でもよく屈む膝をつく肘をつく使えそうだ荷にはなるけれど。ひとつ発見をしたのだった。
1500枚も撮った。RAWで撮ったものだから半分としても750カットだ。くたびれた。危険と去って帰って来てしばらく呆然とする。使わなくていいことでもあるけれど警棒は何時か役に立つ。一人身の野外活動。用心するに越したことはないのでした。
厨房メモ
膠着状態で売られていたうなぎ・中国産 をシリコンスチーマーで温める。ふっくら。一匹でも多い。土用丑の日遅れてウナギを食べる。
役所広司に うなぎ という映画があった。最初のシーンが凄いです。もう一度観ようかとダビングしてあったのだけれどどこにおいたやらわからない。
ボクの拙い水彩画です。色鉛筆。