10月26日(土)
眠るなら寝るだけ寝てろそぞろ寒
如何しても明日は行動を起こさねばならないか。クラブ展の搬出がある。明日は仕事だ。時間割をいろいろ考える。ま、いろいろです。
ビデオのリモコンが探せない。もたれかかっているソファから手を届く範囲にあるはずなのにこれがない。まさかベランダには無いだろう風呂場も洗濯機の中にも間違えても電子レンジの中にも。潜り込んだのかとソファを持ち上げて下を覗く。赤いとんがり帽を被った女の子が手を振っている。あなたじゃない必要なのはリモコンだ。小さくて薄っぺらいのでときどきケータイをなくす。固定電話からダイヤルすると持って出たバックから鳴り出すことがある。リモコンにもそうした機能を付けて欲しいと今日だけは切に願った。
そういえばしょっちゅうドアに鍵を差し込んだままの失態は首から提げるということよりドアを開けたらそのまま鍵を抜けば済むことに気がついた。降りた車と同じだよ。止めた車からは鍵を抜くだろうが。もっとも一度だけ4時間ほど掛けて登って降りてきた本宮山駐車場。鍵がドアに差しこんだままじゃーーんとぶら下がっていることがあった。車には財布入りのバックも置いてあった。知らぬが仏とはこういうことで頂上で鍵の無いことに気がつけば慌てた。慌てて下山して転んで足でも折っていたかもしれない。知らないと言うことは時に安全圏に入る。
その昔阿佐ヶ谷の4畳半のアパート。帰って来たらやっぱり鍵がドアからぶら下がっていたことがあった。このときはまだ20代。50年以上にもなる。どうやら差し込んだ鍵を抜かない習慣というのは若い頃からの癖のようだ。四半世紀経つてもまだ抜けないいのだから。差し込んだ鍵は抜きましょう。そう言えば酔っ払っていて差し込んだまま寝てしまったと言うお布団の中の失態も何度もあったことも思い出す。もったいない。
で、鍵のことだけれど今日プールから戻ってきて気がついた。差し込んで開けたらそのまま鍵は抜いて手に持てばよいのであるよ。違うかなご同輩。鍵を開ける抜いて手に持つ。これを習慣づけすることを考えついた。もう少し生き続けるだろうまだ間に合う。もっともたいそうに考えつけることでもない。こんな他愛も無いことでも話の途中で出てきたら明確に応えてくれたろうなオカダさんだったら。タシロサン開けた鍵はぬいてそのまま手に持ちなさい。大体なんで鍵を開けたら抜かずしてそのまんまにしておくのよ。大体がアナタおかしいよ。
出来るだろうか明日からこの気がついた里見新発見伝習慣づけ。やりなさい。知らないよなくしてからでは。
そう言えばソファを持ち上げて出てきたもの。手を振るとんがり帽子の女の子の他にしじら織り風とある麻綿のベスト。平らになったゴキブリも一緒だった。くじら折りじゃない。しじら織り。くちゃくちゃに縮れていた。着ていればそのうち平らになってくると信じて着ている。むろん出てきて気がつく。あーこんなベストもあったなあ。
厨房メモ。
レトルトのパスタトマトソースがあったので暖めて茹でたパスタにかける。これがなんと不味いのだった。しょっぱいだけ。アタシは減塩生活をしているので塩がきついと敏感に感じるのである。ぞ。トマトバジルとあった。ざるに移して洗い流す。ヒトを病気にさせる気か。タマネギとトマトケチャップだけで炒め直す。メーカーを見たらハチ食品とよー知らない大坂の食品メーカー、駒ヶ根で作られていた。あまりに塩っぽいだのまずさなのであえて食品名を上げておくのだった。もうひとつ、ミートソースも買ってあっが惜しげも無くそのまま捨てる。