5月30日に伊香保森林公園を歩いてきました。
地図 (この地図は国土地理院のホームページの地図をもとに、加工を加えて作成しました)
群馬県立の森林公園です。
ヤマツツジの季節だろうと思って出かけたのですが、すでに終わりかけていました。標高が1000m~1150mあたりですから、赤城山より花の咲く時期が早いようです。
森林公園の管理棟前の登山口の標高が984mです。
二ツ岳ができたのは、古墳時代の6世紀ころだそうです。激しい火山活動の後、最後に噴火口の辺りに二ツ岳の溶岩ドームができたのだそうです。できてからまだ1500年も経過していないということになります。山はすでに樹木で覆われていますが、登山道は岩がゴロゴロしています。
以下は写真です。
森林公園の駐車場(A地点)
管理棟前の登山口
蒸し湯跡
建物がつぶれたままになっていました。
長い木段があります。わりあいに歩きやすかったです。
つつじが峰から相馬山へ続く尾根の分岐(B地点)にある注意書き
「この先危険箇所がありますので相馬山への登山を禁止します」と書かれています。間違って入り込まないようにロープが張ってありますが、相馬山に登るのでなければ、尾根を少しくらい歩いてもだいじょうぶと私は理解しました。このロープの先へ入る時はくれぐれも自己責任でお願いします。
明るい尾根道
さきほどのロープの先の尾根です。ツツジが峰からの続きの尾根ですからヤマツツジが咲いています。歩きやすい明るい尾根です。
尾根にある小ピーク(C地点)の手前のちょっとした岩場
この岩場を登るとその先は下りになっていたので、登った所で写真を写して引き返しました。
C地点から見た相馬山
C地点から見たテレビ塔の立つ雄岳
D地点の三角点(写真左下)
この三角点の基準点名が「つつじが峰」になっていました。
D地点近くの四阿
四阿からのながめ
遠くに見えるのは平標山・仙ノ倉岳あたりだと思います。
D地点近くの広場
このあたりがつつじが峰なんでしょうかね。伊香保温泉側からつつじの丘経由で登って来ると、このあたりでお弁当を開くことになりそうな場所です。
このあたりから尾根は下りになるので、引き返して雄岳に向かいます。
E地点の避難小屋
七合目避難小屋(1225m)と書いてありました。
雌岳への分岐の所にあります。
登山道に落ちているモミジの若葉
登山道にモミジの新しい葉が大量に落ちていました。強い風が吹いたのかもしれません。
雄岳山頂(F地点)からみた相馬山
雄岳から見た榛名富士
晴れてはいますが、薄いベールがかかっているようです。
山頂のテレビ塔はペンキの塗り替え工事をしておりました。
車では山頂まで来れませんが、オンマ谷の駐車場からだと標高差250mくらいだと思います。
ヤマツツジ
《 掃部ケ岳の登山口の確認 》
下山してから、掃部ケ岳に榛名湖畔から直登するコースの登山口を確認に行きました。
場所は「榛名湖畔の宿記念公園」の奥でした。道標が立っていて、かなり歩かれているようでした。湖畔の宿記念公園の正面に広い無料駐車場があって、そこにトイレもありました。
この登山口から尾根伝いに山頂まで標高差350mくらいです。今まで硯岩側のコースばかり使っていたのですが、今度こちらのコースを試してみたいと思います。
なお、この公園に隣接して、復元された竹久夢二のアトリエがありまして、無人ですが中に入って見学することができました。斜面に建てられた木造半二階建てのこじんまりした住居兼アトリエです。