名港西大橋。太平洋フェリー「きそ」出港時。2022年6月7日(火)。
太平洋フェリー「きそ」で名古屋を6月7日19時に出航した。
太平洋フェリーは1990年代末に仙台まで母親と特等室を2回利用した。そのときは、もう一段上の甲板に上がって名港西大橋の通過を眺めて、橋の下端との近さに驚嘆したものだが、今回はそこに登る階段は閉鎖されていた。今回はマイカーを積んで2等室である。
太平洋上の日の出。2022年6月8日(水)。
前回は船室から日の出を見ることができ、母親が手を合わせて拝んでいたことを思い出す。4時30分ごろ外が明るくなったので、ふと起きて気付いた。甲板に出たが、見ている人はいなかった。山小屋に泊まれば日ノ出鑑賞は宿泊者の定番なのだが。
日の出時刻表。
船内にはレストランがあるが、食事代をどう抑えるか。船内には給湯器があるので、菓子、菓子パン、登山用に用意して期限が近付いたアルファ米食を用意して乗り込んだが、電子レンジもあったので、帰路はレトルト食も用意した。当然ながら各種飲み物も持ち込んでおいた。
苫小牧港到着前。
仙台経由で苫小牧に2022年6月9日(木)11時に到着した。苫小牧港は初めてだ。
6月9日(木)の予定は道の駅「新冠」を最終目的として、平取町沙流川流域のアイヌ博物館群見学を主目標とすること。苫小牧からアイヌ博物館へは苫小牧東部の沼ノ端東ICから日高自動車道を利用すれば1時間か2時間程度なので、1時間弱なら苫小牧での見学時間があると考えた。旅行前に見学地後補を検討すると、苫小牧市美術博物館のほかに縄文環濠の静川遺跡もあった。
苫小牧市美術博物館のHPを見ると、常設展示に漫画「ゴールデンカムイ」でモデルになった煙草入れと矢毒入れがあるほか、4月29日から6月26日まで、企画展「アイヌ刀―エムㇱ・タンネㇷ゚イコㇿ・タクネㇷ゚イコㇿ―」と収蔵品展「動物の絵」の開催が分かった。
北海道を一周して苫小牧に戻って来る7月5日ごろには終わっているので、6月9日は、常設展を除いて見学することにした。常設展は戻ってきた7月3日(日)に見学した。
静川遺跡は時間がなかったので往路では見学を止めたが、7月7日に見学した。