NHK
映画「太陽がいっぱい」などに主演し、世界的な二枚目俳優として日本でも多くの人々を魅了した、フランスの俳優、アラン・ドロンさんが死去しました。88歳でした。
1935年にパリ郊外で生まれたドロンさんは、17歳でフランス軍に従軍し、さまざまな仕事を転々としたあと世界三大映画祭の1つ、カンヌ映画祭で知られるフランス南部のカンヌを訪れた際にスカウトされ俳優になりました。
1960年に公開されたルネ・クレマン監督の映画「太陽がいっぱい」では、自分が殺害した男性になりすまして完全犯罪をたくらむ主人公を演じ、世界的なスターとなりました。
晩年は、動物愛護家に成っていたドロンさん。
愛猫と一緒で、晩年は幸せだったのでしょうか?
桐朋の後輩の初恋の人(想像上)がこの人だと言うのには、びっくりしたものです。
世間では、美男と言う事に成っていたけど、我が家では全くの不人気でした。
両親曰く「鼻が曲がっている」確かに曲がっています。
この人は、カラヤンと似た顔立ちだと思いました。
因みに、カラヤンも美しくは見えません。好みではないんですね、きっと。
カラヤンは、ヒットラーのお蔭で有名に成った人です。
何処の劇場にオーディションに行っても、実力不足で落ちまくっていたのに
あの「容姿」がナチスの目に止まったそうです。
実力は、カラヤンの前のベルリンフィルの首席指揮者だった
フルトヴェングラーの方が、ずっと上でした。
聴き比べると、同じ曲とは思えないくらいに、カラヤンの演奏は無表情でした。
皆が憧れるスクリーンから見える姿は「嘘」「イリュージョン」
ハリウッドスターの殆どは、闇側で、子ども虐待の仲間だし。
あんまり憧れるのも、どうかと思います。
アランドロンは、外人部隊に居たそうで、言わば、殺人が仕事だった人。
「闇が深い」「影がある」と評されているけど、
闇は、そこから来ているのだろうと思います。
マネージャー殺しで嫌疑を掛けられた、とニュースになった事もありました。
この世がどの様な世界なのか?
それが分かったら、華やかに見える世界に、憧れられないと思います。
新世界に成って、アブナイ人が居なく成ったら、改めて芸術界も芸能界も
作り直せば良いと思っています。
役を貰う為に、身体を売るのが当たり前の世界なんて、要りません。
今、過去の巨匠が死に絶えて、本当に世界が変わるのだと思います。