マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

「Etak Oral Care」(イータック オーラル ケア)を使用して

2020年04月12日 | 医療

  妻と私は同じ歯科医院に通っている。妻が3週間ほど前にドクターから「マスクにスペレーするとコロナ対策に効果的な薬がありますよ」とアドバイスを受け、表題の薬品を購入して来た。この薬品、マスク等に付着している菌・ウイルスを除去し、さらに新たな菌・ウイルスを長時間にわたり不活化するらしい。
 購入後、我が家では深夜、妻が翌日使用するマスクの外側と内側にスプレーしているらしい。就寝中の私はその様子を見たことはないが、朝5時にそのマスクを装着してから散歩に出掛ける。
 その薬が切れてしまいそうになったので、8日にその歯科医院に通院する私は薬の購入を依頼された。治療前にその薬をお願いすると、ドクターは治療に入る前に10分ほどその薬について実に詳しく説明をしてくれた。私もその薬の何たるかの概略を知るところとなった。





 薬は広島大学歯学部・二川教授が開発した、固定化抗菌成分で、入れ歯にスプレーするだけで、24時間入れ歯の細菌繁殖を防ぐなどの効果がある。その効果はマスクにスプレーすることにより、マスクに抗菌バリアを形成し、菌やウイルスの体内への侵入を防げる。コロナ感染対策として、主として歯科医院で使用を始め、更には患者などへのお勧めとなったらしい。販売元はエーザイKKで、発売元はメディアKK。(写真:散歩コースの一つに茗荷谷方面がある。2日前、吹上坂途中にあるエイザイの本社を撮影)
 念のため<Etakに関するお問い合わせ>先のメディアKKに電話でその効果を問い合わせると、コロナウイルスに対して理論上効果がありますとのことだった。勿論、効果検証は未対応だろうが“理論上”に満足していて、暫くは使用を続けたい。この薬のお陰で一つのマスクが4~5日保っている。

 今日の一葉:不忍池には八重桜が咲いていた
 


「緊急事態宣言」発出される

2020年04月09日 | 医療

 4月7日(火)、漸く「緊急事態宣言」が発動された。その対象は1都1府5県で、期間は5月6日まで。「宣言」の発動が遅過ぎたとの意見も多く、私も早く出して欲しいと思っていた。テレビを通じてイタリアやアメリカの現状を知るにつれ、このレベルで「医療崩壊」は防げるのだろうかと不安に思う。都の感染者数を示すグラフは指数関数的に増加していて、ニューヨーク市の様な「爆発的感染」や「都市封鎖」にならないのだろうかと大きな怖れを感じてもいる。
 首相の演説を聞いて、休業補償や現金給付などもっとスピード感のある補償が何故出来ないのか等々不満な点は多々いが、これはと思う内容があった。それは希望者には、抗インフルエンザ薬「アビガン」の投与が認めらるとの発言だ。その薬を、希望する軽症感染者に使用すれば重篤化を防ぐのには有効で、富士フイルムで開発されたこの薬、コロナ患者70万人分の備蓄があることなどを“テレビ学問”で最近知っていた。
 東京都が軽症者用にホテルなどを借り上げ、1000室以上を確保し、軽症者の転送が開始されたとの報道もやや不安を和らげてくれている。 
 私個人の意識も少し変わった。以前は自分がコロナに感染しない為にどうしたら良いかをまず考えた。しかし、感染したが無症状の“サイレントキャリアー”などと呼ばれる患者数の増大や、感染経路不明者が増え続ける現況のなかで、私がいつ感染してもおかしくはない、いや、感染しているかも知れないと思うようになった。ならば私が他の方を感染させてしまうことのないような行動をとらねばならない。自分を守るだけではなく、他の方をも守る行動が求められていると強く感じている。マスク着用が必須だ。
 北海道に住む息子夫婦から、こちらに来ないかと誘われた。有り難いと思いつつも、“東京脱出”を遠慮した。要は、今は可能な限り外出を控えること。早朝散歩・通院・日常品の買い出し以外には外出しないで、2ヶ月間の“籠城”を妻ともども覚悟している。(ここにラジオ体操は登場しない。東京都ラジオ体操連盟から自粛要請の通達が来たのだ)
  
 実は5月13日に福岡県筑紫野市にある二日市温泉でミニクラス会を開く予定だった。随分前から予定していた参加者は7名。福岡在住のOさんが「大丸別荘」という名旅館を予約していてくれて、皆楽しみにしていた。そこへコロナ感染の蔓延である。呼びかけ人の私が4月1日に皆さんに「どうしましょうか」とメールで問うと、殆どの級友は「延期を」との返信で、宿泊を伴うミニクラス会は延期となった。実施と決めていたにしても、「緊急事態宣言」が福岡県をも対象とした段階では延期としたことだろう。勿論いつに延期するなど決められるはずもない。キャンセル料返金なしのJAL航空券を予約しておいたのだが、緊急事態故か一定額の返金があることがせめてもの救いだ。
 8日はスーパームーンであった。主役になれなかったお月様。









かかりつけ医院の対応に納得・感心

2020年03月11日 | 医療

 世界的に新型コロナウイルス感染者数が増え続けている。日本では、医者が必要と認める全ての患者へのPCR検査が十全に行われていない、等々不安が増す日々。
 もう2週間以上前のことになるが、2月22日(土)に、2週間ごとに通っているかかりつけの医院へ行った。いつもとは違う雰囲気で、玄関のドアには次の様な張り紙だ出されていて、そこには

 《都合により、2月19日より受付時間が下記の様に変更になりました。
 ①かかりつけの慢性疾患の患者様の定期受診の受付時間は
  平日 9:00~11:30   16:00~18:00
      土曜   ・・・・・

 ②上記以外の患者様の受付時間は、完全予約性で
      平日  11:30~12:30      18:00~18:30
      土曜  ・・・・

 ②の方は電話予約がないと受付出来ませんのでご了解ください》と書かれ、①の患者と②の患者の受診時間が完全に分離されていた。
 私は高血圧を診てもらっているが、①の慢性疾患に当たるか否か良く分からなかったので受付で聞くと、「当然、慢性疾患でこのまま受付出来ます」とのことで、診察して頂いた。診察後、ドクターは受付時間を分離しなければならない理由を私にも詳しく説明してくれた。その趣旨は
 「コロナウイルス感染に関して、今一番警戒しなくてはならないのは院内感染です。慢性疾患のある高齢者と感染されている可能性のある方が同席し、感染が拡大して行くことを何としても避けなければなりません。それに対しての厚労省の要請・対応はあまりにも不十分です。そこで当院では、両患者さんの受診時間帯を分けたのです。風邪の症状で来られた患者さんには暫くお待ち頂いています」との説明で、良く理解出来た。
 この日から1週間以上経過して、多くの病院や医院では、単なる熱などの症状のある患者と感染の恐れのある患者の待合場所を別にするか、時間帯をずらしての診察を始めていた。この事を知って、かかりつけ医院のドクターに先見の明があったことを改めて感じた
 一昨日もラジオ体操へ行く前の6時15分ころ、医院の前を通ると消毒と清掃作業が行われているのだった。ここの医院だけではないだろうが、町医者さんレベルでも感染不拡大に向けての懸命な努力が続けられていることを目の当たりにして頭が下がった。

 私は人込みを避ける意味でも早朝散策を続けている。閉塞感で気が滅入る日々に不忍池の開放的な雰囲気が気持ちを明るくしてくれる。この数日間、足は自然と不忍池方面へと向かった。一昨日も出掛けて行くと人はいつもより疎らだが、池には多くの鳥たちがやってきていた。





予防接種について、話題2つ

2020年02月13日 | 医療

 9日の午前中に37.8℃あった熱が、17時には39℃に上がっていった。インフルエンザに罹ったのかも知れないと恐れ、医院に行こうと思ったが日曜日。妻が当番医一覧表を見て教えてくれた根津の医院へとタクシーを飛ばした。診断結果は「現在時点ではインフルエンザは陰性」とのこと。
 翌日は掛りつけの医院に行った。「2週間以内の渡航はありませんか」など聞かれながらの検温は36.7℃。Sドクターの見立ては、「インフルエンザではなく、前立腺炎の可能性大」とのこと(後でその速い診断を感謝することになる)。ドクターが書いてくれた連絡報告書のようなものを持って、これまた掛りつけの根津の医院へ即刻に行った。
 こちらでは、顕微鏡検査の様子を私に見せながらの診断はやはりSドクターの見立て通り。午後に熱が上がる可能性がありますとのこと。処方箋の薬を飲み始めて3日後からようやく熱が下がり散歩が可能となった。
 インフルエンザの予防接種はしていた。今までインフルエンザには罹ったことがないから「そこは安心。予防接種はしないよ」という人も多い。私も以前はそう考えていたが、高齢になるにつれて罹病率は高くなると考え、出来るだけ予防接種は受けることに方向転換した。今回はたまたまインフルエンザにかからなかったが、接種をしても罹病を完全にシャットアウト出来るものではなく、その可能性を低くするものだと思う。

 掛りつけ医院で「帯状疱疹予防接種費用助成制度のご案内」と書かれた張り紙を見た。身内に帯状疱疹を数ヶ月患い苦しんだという男性が二人いて、何れも60歳代と70歳代。その話を聞いていたので、これは是非予防接種を受けようと考え、文京区の保健所へ電話をかけて接種の依頼をしたら用紙が送られて来た。
 この制度昨年10月1日より、文京区では、都内初めてとなるワクチン接種費用の一部が助成され、自己負担金が4000円。送られて来た用紙を持って医院に行き、私と妻の接種日を予約して来た。
 初めて知ることが次のように書かれていた。
 「帯状疱疹とは他人から感染するのではなく、以前かかったことのある水痘ー帯状疱疹ウイルスが原因でおこる。初めて水痘ー帯状疱疹ウイルスに感染すると水痘(水ぼうそう)を発症するが、水痘が治ったあとも、ウイルスは体内の神経節に潜んでいて、加齢や過労などが引き金になってウイルスに対する免疫力が低下すると、潜んでいたウイルスが再活性化し、帯状疱疹を引き起こす」と。くわばらくわばら。

 


白内障の手術へ

2019年05月14日 | 医療

 年に一度の眼の定期検査の為、中央区新川にある「中込眼科」に通い出して3年になる。実に感じの良い医院で、いつ行っても混んでいる。検査師など含め6・7人がキビキビと働いている。今年は4月8日(月)の午後に出掛けて行った。検査最後に院長診察があり、白内障が進んでいるとのことで、三井記念病院への紹介状を書いて頂くことにした。
 三井記念病院の眼科には、”神の手”の赤星先生がおいでになるはず。妻も義妹も白内障の手術をここで受けていて頗る評判が良い。その節は私もと思っていたのだが、中込院長曰く「今は赤星先生の後任の國富先生が担当です。先生は沢山の手術を担当され大変評判が良いです」とのこと。國富先生への紹介状を書いて頂いた。

 10連休最後の5月6日(月)に三井記念病院へ行って来た。バスの終点の秋葉原下車徒歩10分で病院へ。交通の便は良い。診察室の前で待っている間に「三友新聞」に気が付いた。そこには國富先生へのインタビュー記事が載っていていた。
 記事冒頭で「三井記念病院は、このほど新規の白内障手術の受付を再開した。同病院で、これまでに3万件を超える白内障の手術をしたきた國富由紀子医師(眼科部長)に話を聞いた」とあり、先生が質問に答えていた。そのへんをまとめると、  
 「白内障は目の中の水晶体が濁り、光が入りにくくなることにより視力が低下する病気です。70歳代では70%もの方が白内障と言われるように、加齢によって発症する方が多くいらっしゃいます。白内障を治すためには濁った水晶体を取り除き、代わりに眼内レンズをいれます。角膜(黒目)を約2mm切開しますが、これは世界的にみても大変小さい切開です。手術時間は症状にもよりますが、5分程度と短時間です。
 手術が終わった患者さんから、『手術をしてよく見えるようになって本当に嬉しい。助かったよ、先生』と喜びの声を聞く時が何よりも嬉しい瞬間です。患者さんとよい信頼関係を築きながら白内障を治すことが私の生きがいです」とあった。
 この記事を読んだ後診察を受けた。ベテラン医師が勧める3泊4日の入院で手術をして頂くこととし、その日程も8月中旬の予約をして三井記念病院を後にした。

 今日の一葉:3日前、共同印刷脇「吹上坂」下りで