マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

『神州天馬侠』を観る

2013年05月02日 | 映画・美術・芝居・落語

 4月23日(火)、「神州天馬侠」を観に家人と明治座へ出掛けた。「天馬侠」と言うより、早乙女太一の舞踊ショーを観に出掛けたという方が正確かも知れない。

 例によって東京新聞販売店にチケットの申し込みをしておいたところ、マタマタ「厳正な抽選の結果、明治座が当たりました」とのコメントと共に、チケットが届けられた。喜んだのも束の間、よく読むとそれは引換券だった。指定された日に明治座に出掛け、希望の日のチケットと交換するシステムである。ふと迷ったが、早乙女太一の舞踊を一度は観ておきたかったし、明治座までは都営地下鉄乗り継ぎのみで行けるから、足代もかからないと判断し、4月上旬に引き換えに出掛けた。
 
 引き換えというシステムがどんなっものか、一度経験したかったので、開始30分前には明治座に到着すると、驚いた事に長蛇の列である。その列の最後尾の年配の女性に、ここに並ぶので良いか訪ねると、その方はこの道のベテランらしく、ここでOKとの返事。更には、今日は1時間待ちかなと親切に教えてくれた。
 その御婦人が上田出身と聞かされて、話し込んでしまった。無言館・柏屋旅館・上田電鉄別所線・上田城・池波正太郎など、私が知っていることを話題にすると、語るべき事が多々あるようで、私は7割位いが聞き役。小学校のクラス会は柏屋旅館などの利用が多いことも教えてくれた。結局1時間待ちで、退屈する事なく、希望のチケットをゲットしたが、「こんなに長く男性と話したのは何年振りかしら」の一言でさようなら。

 さて「天馬侠」。吉川英治原作で、織田勢に滅ばされた武田一族再興の物語。勝頼の一子「伊奈丸」を早乙女太一が演じる活劇大作。役者さん達は若く威勢の良い動きだが、語りが速すぎ、良く聞き取れない言い回しもある。しかし、細かいことは気にしないで、いわばチャンバラ活劇を楽しんだ。
 踊りが始まるまでに30分休憩が2回もある。館内には食事処が2・3ヶ所あり、新橋演舞場より、その面では充実している感じ。午後2時過ぎ、漸く太一君の踊りが始まった。
 彼は大衆演劇の若きスター。21歳の若さとは思えない妖艶な舞いである。背を充分に開けて、女性よりもお色気を感じさせる。1階のみは満員の客席。特に舞台近くに陣取った若き女性が盛り上がっていた。
 


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