マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

高水三山へ

2019年07月23日 | 山旅

 7月21日(日)、またまた僥倖に恵まれて、梅雨まだ明けぬ日々の一日に高水三山に登ることが出来た。
 この山行を1週間前の14日(日)に予定していたが、雨天の為延期していた。その後天気予報を何度も見るが、21日の青梅市の天気予報は雨。この日が雨天ならどうしようか、中止か再度の延期かなど悩ましかった。ところが2日前に予報は曇りに変わった。近辺の御岳山の山岳天気予報を見ても曇り。ならば山行可能かもしれないと踏んで、兎も角スタート地点の青梅線御嶽駅に集合することにした。
 この日、草野さんと私は新宿6時46分発の「ホリデー快速おくたま1号」に乗車。三鷹から若菜さんが合流し、3名は8時07分御嶽駅着。幸運なことに雨は降っていなかった。これならば行きましょうと8時15分頃スタート。
 御嶽駅(標高250m)→惣岳山(756m)→岩茸石山(793m)→高水山(759m)→軍畑駅(250m)と回り、13時過ぎに下山完了した。コースタイム4時間25分のところ、休息・昼食を入れて約5時間を要していた。
 標高差は550m程度だが、アップダウンが何ヵ所かあり、800mは登ったかなと推定している。私の歩数計はこの日29428歩を記録していた。雨には軍畑駅付近まで戻って来た時に少々降られた程度。(写真:御嶽駅)


 まず個人的なことを記しておくと、最初の惣岳山までの登りは比較的順調だった。しかし高水山からの下山には足の爪先が靴に当たり痛かった。それに何度か足が攣りそうになった(”68”を忘れて来ていた!)。その両方で苦しんだ。日頃、坂の上り下りで訓練している積りだが、今回のように250m程度の一気登りは昨年の会津駒ヶ岳以来遠ざかっていた。脚力維持の努力が足りなかったと思い知らされた。鳥海山に向けてこの事前山行をやって良かったと思った次第。(写真:下は高水山山頂で)




 高水山を含めこの三山を高水三山と呼ぶ。高水山が盟主的位置にあるのだろう。この縦走時に3つの寺社に出合った。惣岳山山頂には青渭神社が、高水山頂直下には常福院が、下っては高源寺があった。分けても常福院は真言宗安楽寺の末寺で、堂々とした山門を持ち、不動明王が祀られ、4月には獅子舞が奉納されるそうな。登山路には”八合目”などと書かれた石碑もあるほどだから、定期的にお参りに来る人も多数いるのだろう。この常福院が存する高水山こそ盟主と思った次第。(写真:常福院山門)

 
 杉の樹林を抜きにこの山は語れないと思う。尾根を歩く際、進行方向の右手の急な斜面には多数の杉の木が植林されていた。反対側の左手には樹齢何百年という古木が。多数伐採されつくされた斜面も見えた。
 この高水三山縦走コースは奥多摩登山の入門に最適と言われている。そこからこの山を甘く見ていたのではとの感想があった。昼過ぎには降り来てランチビールかなどと言う御仁もいたし、私もそれを期待してしまった。
 帰路は立川駅ビル内「随園別館」で一献傾けた。



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