8月6日(日)、鶴岡駅を後にして、大島先生母さん運転の車は一路東方向にある羽黒山を目指した。 出羽三山は山形県のほぼ中央にそびえる月山(標高1984m)・羽黒山(414m)・湯殿山(1500m)の総称で、六世紀には開山されたと言われるほどの、古き、信仰の山々である。三山といっても独立した山が3つあるのではなく、月山を主峰に、陸続きで北端に羽黒山が、西方に湯殿山が存在している。百名山に名を出すのは当然月山である。私は確か1980年に向丘高校の麻島先生グループの方々と東北ツアーに参加し、その時に月山に登った。高山植物が実に豊富に咲いていた。その下山後羽黒山に寄ったのだった。
今回到着した地点はその時と同じ羽黒山山頂。「羽黒山山頂へは歩いて登られますか、車にしますか?」と聞かれ、「車でお願いします」と応えていたのだが、そこは遥か彼方が見渡せる所謂山頂はなく、羽黒山本殿(出羽三山神社)へと通じる地点だった。駐車場から緩やかな山道(参道でもある)を歩むと三神合祭殿。 山頂に建つ出羽神社は三神合祭殿と呼ばれ、月山、羽黒山、湯殿山の三神を祀り、冬期間参拝が困難な月山、湯殿山神社の里宮としての役割を果たしているそうな。(写真:三神合祭殿)
三神合祭殿に参拝後、大島先生から「下山道を下りますか」と聞かれ、菅原さんも私も気楽に、少しくらい歩こうとの思いから「勿論下山します」と答えてしまった。
確か上り2000段はあると言われている参道の下りだった。少し雨が降った跡が残り、急な階段が続いた。道の左右は巨大な樹林帯。風通しの無い密林のような夏山道の下山。そこで相当の汗をかいた。魚沼駒ケ岳下山の時の様な感じで、熱中症2歩手前の様な感覚。この下りが1時間以上続いただろうか。自分の足腰の弱さを実感する下山でもあった。 ゴール地点にある五重塔は現在リニューアル中とのことで姿を全く見せてくれなかったことがくれぐれも残念なことだった。ここからは松ケ岡を目指した。(写真:国宝の五重塔)
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