マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

最後の授業

2011年01月11日 | 身辺雑記

 ちょっと大げさなタイトルですが・・・。
 2年ほど前偶然知り合った、白鴎中学校の生徒の皆さんとの「数学を楽しむ会」が、1月7日(金)で最終回となりました。
 
 2年前の冬のある日、自宅前を通りかかった「ウオークラリー」中の一グループに、何処の学校ですかと聞いたところ、「白鴎中学校です」との答えに、かって私が教えたことのある高校が中高一貫校となり、そこの生徒であることに驚き、因縁も感じて、撮った写真を郵送したことがありました。その返信に6名の寄せ書きが送られてきて「何れお会いしたいです」とありました。そこで年に2度ほど、自宅付近の「駒込地域センター」で数学を楽しむ会を企画し、この1月7日で4回目を迎えていました。
 会の前半では、私が用意した「世界的に有名なパズル」を解いてもらい、後半は宿題で解けない問題の質問を受けて来ました。今回のパズルは世界的に有名ではありませんが、「魔方陣」と「12本のマッチ」を取り上げていました。
 3×3の魔方陣は全員が自力で正解に到達。5×5は時間が足りなくて正解に達しません。私が高校生の頃に気がついた方法を紹介し、7×7の魔方陣に適用すると、全員が完成。他にも作成の方法があるので、各自考えて見るようにとアドバイス。

 マッチ棒12本の問題は興味を引いたようで、かなりの長時間考えていましたが、全問正解に達した生徒はいません。これも時間を掛けて自力で正解に達して欲しいので、簡単なヒントを出すに留めました。
 冬休みの宿題、今回は易しいところが多かったのか、以前ほど必死の質問は少なく、12時前には勉強会を終了しました。
(右図は当日の問題を一部修正したもの)




 この楽しむ会は、中学在学中までと決めていました。パズルを解くことに関してはそれなりに楽しんで貰ったように思います。明るく朗らかな生徒との交流は、私にとっても楽しい時間でした。まだ小学生の雰囲気のあった生徒も、この2年間で、青春間近まで成長して来ています。あと3ヶ月で高校生となる中学生6名とは、成人を終えた後の再会を希望して、さよならをしました。


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