マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

「上郷用水」暗渠を歩く(その1)

2020年11月14日 | 江戸の川・東京の川

 11月2日(月)、「上郷用水」暗渠を歩いてきた。
 石神井川は武蔵野台地の東端王子で、滝となって台地を一気に流れ落ち荒川へと注いでいた。江戸時代にはその王子で分流も完成されていた。それも2カ所。上流から見て右手飛鳥山の裾を下り、南下して行った用水が「下郷用水」で、普通音無川と呼ばれ山谷堀を経て隅田川を終点としていた。(右図で、石神井川は図上中央から下へと流れていた)
 一方石神井川左岸の王子権現社の脇を通り、赤羽方面へと北上する用水は「上郷用水」と呼ばれ、農業用水だった。当然現在は暗渠となっている。下郷用水(音無川)暗渠も石神井川最下流の開渠も歩いたが、まだ上郷用水暗渠は部分的にしか歩いていなかった。
 実は9月29日(火)に指圧施術の後、水野さんに案内されて稲付川暗渠の最下流を歩いてきた。現在の赤羽駅東側から荒川に至る範囲である。案内をして頂いただけで自力で歩いてはいなかったので、2日にその付近まで流れていた上郷用水の暗渠を歩いたのだった。
 当日は次の様に巡った。
 王子駅→権現坂ガード→三本杉橋→森下商店街→石鍋商店→王子稲荷前→名主の滝公園→京浜東北線跨線橋→廃線線路→環七→東十条駅前商店街→成立学園→稲付川暗渠

 この日は駒込駅から北区のKバスを利用した。王子での下車は「北とぴあ」の前となる。下車後京浜東北線の権現坂ガードを潜り十字路に至るとそこは三本杉橋跡。その地点は上郷用水を跨ぐために岩槻街道に架けられた橋で、近くに三本杉があったからとは、石鍋商店々主から聞いた。そこを右折すると森下商店街でその一角に久寿餅で有名な「石鍋商店」があった。この日はお土産など買わないで撮影だけして先を急いだ。(この続きは次々回に)

 


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