食・飲・読の日記

日々の食べたり読んだりを綴ります♪

死神の精度

2013-12-10 13:46:21 | 本(あ)
  死神の精度@伊坂幸太郎 

あらすじ(文庫本背表紙より)
①CDショップに入りびたり②苗字が町や市の名前であり③受け答えが微妙にずれていて④素手で他人に触ろうとしない――そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。




題名を見ると恐ろしいような感じがしますが、とても面白い本でした。死神が人間の言葉を完全に理解しておらず、それがフッと笑っちゃうような表現になっているのが、題名や死神の存在自体の恐ろしさを和らげている感じがしました。死神がミュージックが大好きというのも好感(!?)を持ってしまいます。また死神の属する世界が会社に属している表現で、妙に納得させられます。上司、同僚、調査部、仕事(死神の場合、死の可否を判断をし、その死を見届けること!)など。死神が死の判断をくだすという枠は同じでも、六つの短編がそれぞれちがうアプローチで書かれており、それぞれ楽しくその世界に浸ることができました。謎解きもあったりして、お得な感じです。六つの人生が実は絡んでいて、でも時代は同一じゃないというのも、ほほぉと思わせられました

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2 コメント

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はじめまして〓 ()
2013-12-17 08:40:39
はじめまして(^o^)/空と申します。どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m料理のうっかり加減が何となく自分を見ているようで(あ、失礼しました!)いたところ、この本も、ほほぅ!と面白そうに思えましたのでコメントさせて頂きました(^^)v頭の片隅にインプットしておいて是非!正月休みにでも読んでみたいと思います。情報ありがとうございました(^o^)/
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空さん♪ (どり)
2013-12-18 08:41:14
おはようございます

初めまして  コメントありがとうございます
お料理だけでなく何もかもウッカリで、たった今コメントに気づきまして
お返事が遅くなっちゃってごめんなさい

私のうっかり加減、相当ですけど、空さんもですか
今後ともよろしくお願いします

あ、「死神の精度」は短編で読みやすく、ユーモアもあり、おもしろかったです
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