食・飲・読の日記

日々の食べたり読んだりを綴ります♪

あきない世傳 金と銀 十一 風待ち篇@髙田郁

2021-12-23 15:44:46 | 本(た)
  あきない世傳 金と銀 十一 風待ち篇@髙田郁 

あらすじ(「BOOK」データベースより)
湯上りの身拭いにすぎなかった「湯帷子」を、夕涼みや寛ぎ着としての「浴衣」にーそんな思いから売り出した五鈴屋の藍染め浴衣地は、江戸中の支持を集めた。店主の幸は「一時の流行りで終らせないためにはどうすべきか」を考え続ける。折しも宝暦十年、辰の年。かねてよりの予言通り、江戸の街を災禍が襲う。困難を極める状況の中で、「買うての幸い、売っての幸せ」を貫くため、幸のくだす決断とは何か。大海に出るために、風を信じて帆を上げる五鈴屋の主従と仲間たちの奮闘を描く、シリーズ第十一弾!!




シリーズ第十弾、あきない世傳 金と銀 十 合流篇の読書感想文はこちら

始まりはお梅どんの結婚から。お梅どん、コミカルでかわいらしくて、何回もくすくす笑っちゃいました。惣次は人が変わったようにかっこよくなってる! 菊栄は前向きでやり手で大阪っぽいおもしろみもある! 今作はこの3人に楽しませてもらいました。苦難が襲うものの幸は相変わらずすごいし、手代の兼輔も相変わらずすごいし、五鈴屋の面々はますますパワーアップしてました。浅草太物仲間との深い縁が結べたのが一番の五鈴屋の強みとなったかな。もちろん幸のおかげでね。幸の心の中で兼輔の存在が増しているような!? 愛!? 気になるわ。とにかく読み終わってホッと一安心、そんな一冊でした。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ひとりの晩ごはん ×2 | トップ | みそ煮込みきしめん@よしだ麵 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

本(た)」カテゴリの最新記事