東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が15日の週にも森会長の後任を決めるとの19:00のNHKTVニュースが流れていた。
法人のトップは理事の互選だから、まずは理事でなければならない。手続きは評議会で「選任」し、理事会で「選定」のはずだから、「候補者検討委員会」の設置も含めると来週で全てを終わらせるのはキツそうだ。
巷間言われている橋本聖子参議院議員が会長になるための取り進めを推測したらかなりタイトだ。
◆最速で決める場合
1.「候補者検討委員会」で橋本議員を会長候補に推薦
2.取り敢えず五輪担当大臣と兼務し、タイミングをみて後任大臣決定(政府処理)
3.理事会が評議会開催を要請
4. 評議会で理事候補として「選任」
5. 理事会で理事に「選定」
6. 理事会で新会長に選出
少なくとも3~6を同一日に一気呵成に処理しないと間に合わない。
◆橋本議員が五輪担当大臣を退任する場合
橋本大臣の退任と後任大臣を閣議決定し、新大臣の認証式が上記に加わる。宮内庁と日程調整も必要になるので、相当立て込んだ日程になる。取り敢えず選択しないだろう。
今朝(2/14)起きたら、福島県と宮城県で震度6強の地震。ここらも揺れたそうだが気がつかず。これでは何かあったときの対応が遅れる。
慌ただしい1週間がニュースワイドショーを埋めそうだ。
全ては「候補者検討委員会(御手洗名誉会長が議長)」のメンバーの選出、決定にかかっている。このような緊急事態の時は副会長か、専務理事が昇格するのだが組織が脆弱ということか。
Rugbyというスポーツの片隅にいた経験があるが、東京オリパラ大会は誘致から今日まで諸々の嘘があり、支持できない。Rugbyも商業主義を免れず残念なことはあるが。
新会長が誰になるにしても、これを契機に、“商業イベント”になったオリンピックと向かい合って欲しい。スポーツのためにもアスリートのためにも。