しかし、大臣という職の以前の問題として、国会議員の資質に疑問符のついている人物がその職を事実上更迭されて1週間も経たないうちに行った先が自民党の新型コロナ対策本部の本部長とは・・・。
「呆れる」を通り越してこの国の心配が深まる。
もともと期待はしていなかったが、岸田首相の判断力は大丈夫なのだろうか。
〝安倍国葬〟の強行、息子の秘書官登用、ひと晩で変わる国会での重要答弁。
政治センスが批判に晒されたばかりでどうしてこのような人事を了承するのだろう。
ある種の感情受容体が欠落しているか、ボスに頭を押さえ込まれているか、何も考えていないか。
いずれとしか考えられない。
コロナの第8波が始まっている。
治療薬の開発、医療受け入れ体制の強化は止まったままだ。
そんな中、今日、5回目のワクチン接種の案内が届いた。
遺伝情報を注射で埋め込みウイルス抗体を作るということを数ヶ月おきにいつまで続けるのだろうか。
政府から北朝鮮のミサイル発射の脅威を必要以上に煽るようなアクションがあっても、喫緊のコロナ対策に関する情報発信は無い。
そこへ山極大志郎なる無責任な人物が与党のキーポジションに就いた。
何を言っても信用されず、コロナ対策にブレーキが掛かりそうな人物の登用に岸田首相のヤル気の無さが示されている。