イギリスでフットボールがサッカーとラグビーに分かれた。
そのラグビーは移住先のアメリカでアメリカンフットボール(通称アメラグ)に変形した。
防具あり、前方へのパスあり、野球と同じく攻めと守りをチームで交代する。
大昔のラガーマンはサッカーもアメラグも殆ど観ないできた。
今回のサッカーワールドカップも観ていない。
だが、今日のコスタリカ戦は観よう。
ヒートアップしているからではない。
第1戦のドイツは日本と同じような〝真面目で、緻密で、堅牢な組み立て思考〟の国と勝手に思っている。
コスタリカは南米の奔放で直感的な国柄と勝手に思っている。
日本のサッカーもコスタリカのサッカーもどのようなものかは分からないが、生真面目な日本人のサッカーがコスタリカにも通用するかどうかに興味が湧いている。
つい最近、ラグビーのテストマッチがあった。
イングランドにもフランスにも大差をつけられて今回も勝てなかった。
体力的、技術的に劣らないレベルになったが、残るは一瞬を捉えてどこからでも攻められる〝ラグビーセンス〟ではないか。
オールドラガーマンとしては、多分、小さい頃から空き地でボールを蹴りあって身につけたであろうコスタリカ人の〝サッカーセンス〟を日本人が封じる試合を観たい。