最低気温が氷点下に近づいてきた。
窓の網戸を外し、アジサイを冬囲いし、あっという間にひと坪農園を片付け、車のタイヤをスタッドレスに換えた。
周辺の農家の畑に残っているのは甜菜だけかなと思っていたらJAから来週2日間、人参の収獲・選別作業の支援依頼があった。
日中も最高気温は10℃を切る。
人参は甘味が増すのかな。
寒風が身体に浸みる季節だがやってみることにした。
2021年の農作業支援の最終日は10月15日、2020年は11月5日だったので今年は10日程度も遅い。
年々、JA登録者が高齢化して離脱しているとも聞く。その影響かもしれない。
《2022.11.7 17:30 トマト農家Yさんのハウスから恵庭岳(右端)を望む》
先週から今週にかけては延べ4日間、トマトハウスの撤去を初めて経験した。
今年の収獲を終えたハウスのビニールを天井に巻き上げて背骨に縛り付け、枯れたトマトの樹を外へ運び出す。
長さが100mもあり、1日に2棟をやると日没近い午後4時になる。
トマト専門のYさんは25年前の新規就農だった。
年齢は50才台の半ばか。
当時はトマトも新規就農も珍しい時代だったようで大変な努力があったと思われるが、今では町の直売所の人気コーナーになっている。
ハウスはパイプとビニールという異質な物を細かな金具、ワイヤー、ゴムで実に巧みに接続している。
最初の組み立ても毎年の一部解体も大変。農家は凄い。
我が家の収穫物はシイタケだけになった。
2022.11.11