どこの国のことかと思うような軍備拡大の大号令が堰を切ったように岸田首相の口をついて出て来ている。
「反撃(敵基地攻撃)能力の保有」「防衛予算の倍増」「航空宇宙自衛隊への名称変更」「イギリス・イタリアとの戦闘機共同開発と第三国への輸出」「国内世論誘導工作の研究に着手」
根っこは国是としてきた「専守防衛」の放棄である。
「専守防衛を維持しつつ、反撃能力(敵基地攻撃)を保有する。」というのは矛盾であり、詭弁に過ぎない。
野党第一党の立憲民主党も敵基地攻撃保有を容認する方向というから呆れてしまう。
〝ネクストキャビネット〟があるようだが安全保障の基本的な考え方が分からない。
今こそ出して世論を喚起する時ではないのか。
自民党に引きづられているだけの野党は存在の意味が無い。