昨日は冬至だった。
カボチャを食べて自家製「コクワ酒」を飲んだ。
農作業に出掛けたときに畑の防風林で見つけて焼酎に漬け込み3年が経った。
薬効は分からないが立春、夏至など季節の節目に杯程度を味わう。
コクワはキウイフルーツをサクランボ程度の大きさにした形でもともと甘いものなのでクセの無い果実酒に仕上がる。
環境の変化か、今じゃ相当山奥に行かなければ無いのではないか。
チビチビ飲んでいると子供の頃に遊んでいた野山の記憶が蘇える。
あそこにヤマブドウがあり、コクワがあり、漆の木があり、山リンゴがあり、落葉茸が出て。。。
ずっと山奥に入ると熊撃ちの親爺の家もあったり。
今日は近くの住民交流施設の今年最後の「お風呂の日」。
広い湯船で手足を伸ばしてゆっくり出来るので、毎週火曜日と金曜日に近所の65才以上が集まる。
湯船で東北から北海道の日本海側の大雪が話題になり、情報化時代について行けない話になり、無料の風呂は有り難いと一同感謝。
「これといったことはしてないのに、一年が本当に早い。」と言うと、ある人が「それは幸せということ。」と返した。
食事を美味しく食べられて、身体も動いて(アタマはそうは行かないが)、よく眠れて、家族の周りも平穏で。
何気ないことの有り難さを忘れないようにしなければ、と冬至を迎えた雪道を帰ってきた。
(カボチャは二人前です。笑)