楕円と円 By I.SATO

人生も自転車も下りが最高!
気の向くままに日常と趣味の自転車旅を綴ります。

〝Chat GPT〟がやって来た

2023年05月17日 | 日記

人工知能は人間の知能を超えられるか、話題に事欠かない。

ヒトが創ったものはヒトを超えられないと堅く信じているが・・・。

暴走することはあるかもしれないが、制御は可能である。

AIを制御出来ない時、ヒトはヒトで無くなるということ。

 

〝Chat GPT〟なるものが登場している。

アメリカの非営利団体であるOpenAIが持つ「GPT-4」という技術を使って、文章による問いかけに文章で回答することが可能となった。

詩や物語、エッセイ、歌詞などを生成したり、学生のレポート、論文も朝飯前のようだ。

利用は無料であるが、何らかの手続が必要という理解でいた。

 

そこまでして使うこともないだろうと決め込んでいたら、いつからなのか定かでないが、PCの検索窓の下に小さく「新しいBingチャット」というバナーが付いている。

クリックすると、「何でも聞いてください・・・」とある。

突然、〝Chat GPT〟がやって来た

 

使っている検索機能は、PCをWindows10にした時に標準で付いていた「Bing」を使っている。

どうやら「新しいBingチャット」には、検索エンジンの市場シェアを巡る熾烈な競争があるらしい。

 

現在、世界のシェアはグーグルが約9割と圧倒的な地位を占めており、マイクロソフトは約8%と大きく水をあけられている。

1%のシェアは20億ドル(2,600億円)の収入になるという。

 

このため、OpenAIに多額の出資をしているMicrosoft社は、パートナー関係にあるOpenAIが持つ技術をBingに搭載し、打倒グーグルの狼煙を上げたというわけだ。

今年の2月の事というから、先日、PCのアップグレードのメッセージがあった時だったのかもしれない。

 

調べてみると、「ChatGPT」と「BingのAIチャット」に当然違いがある。

前者は回答文の文字数や回答数に制約は無いが後者は1回あたり2,000文字まで。

学習しているデータは、前者は現状2021年までだが、後者は最新情報を含むという。

 

早速、試しに「BingのAIチャット」を使ってみた。

夢の〝スコットランド自転車旅〟のお勧めルートを聞いたら、

〇スタート/ゴール:インヴァネス城(スコットランド北部、ネス湖近郊)

〇距離:500マイル(800キロメートル)

〇獲得標高:累計約30,000フィート(9,000メートル)

と出た。

ウ~ム。

〝夢〟だからいいか。

 

AI化が身近なところでどんどん進む。