新年早々、天災と人災のショッキングな映像が飛び込んで来る。
能登半島は2013年の10月に敦賀港から輪島、珠洲を経由して氷見まで自転車旅で一周したので、惨状に胸が痛む。
輪島の朝市通り 2013.10.9 6:30
輪島の朝市は丁度休みの日であったため、早朝に誰もいない静かな石畳を自転車で走って奥能登へ向かった想い出がある。
今回の地震による火災で、その街が跡形も無くなった。
あの時に見ることが出来なかった〝輪島の朝市〟が戻ってきて欲しい。
珠洲市 見附島(軍艦島)正面
珠洲市は市長さんの話ではまともに立っている建物が無いというからまさに烈震が襲ったということだ。
珠洲市には昔し原発立地の話があったようで、もし建設されて稼働していたらと考えるとぞっとする。
見附島(軍艦島)も形が変わってしまったみたいだ。
左奥 ヤセの崖 (志賀町)
松本清張の「ゼロの焦点」の舞台にもなった〝ヤセの崖〟は昔の能登地震に続いて今回も崩れてしまったのだろうか。
富山湾に面した穴水で見た江戸時代のボラ漁の再現モニュメントは津波に耐えられたのだろうか。
奥能登の塩田は大丈夫なのだろうか。
山で道を教えてくれた人、居酒屋を紹介してくれた人、能登半島で出会った人々の顔が浮かんだ。
無事であること、街の復興は大変と思うが一日でも早くと祈る。
亡くなられた皆様のご冥福をお祈り申し上げます。