大昔、椎茸ほだ木づくり講習会で菌を植えて、首を長くして待ったが結局音沙汰無いまま朽ちたことがあった。以来、ほだ木は買ったことがなかった。
友人から「ソーシャルディスタンスはバッチリだから。」と誘われて椎茸ほだ木づくりに参加した。
メールに書かれた“〇△農場”に着いた。集まった6人は昔の職場のOBばかり。聞くと、3人が25年前に共同で雑種地を買って、大きいのは直径30Cmはあろうというナラ、シラカバの原野をコツコツ拓いては畑にしてきたという。
その木に椎茸、ナメコの菌を植えて楽しみ、やってみたい人にも楽しみを提供してきたのが“〇△農場”だった。
ナラの原木で椎茸3本、ナメコ3本のほだ木を作った。専用ハンマーで穴を空け、菌の浸みた木柱を打ち込む。
「今年の9月までは日陰に横にして置き、以降は下部を10Cmくらい地中に埋め込んで立てておくと来年の秋にはニョキニョキと(笑)出るから。」と春採りした直径10Cmほどの椎茸を見せてくれた。
小口周辺に白い輪が出来ると菌が回った証拠。7~8年収穫可能とか。
今度は大丈夫だろうと決め込んでウキウキして帰路についた。バター風味のステーキが美味だった。2020.5.16