自転車の旅を始めて15年近くになるがキャンプ場がどこも満杯で泊まれずに家に戻ったのは初めての経験だった。
Covit-19で今年は控えていたが7月も終わるので70Kmほど先の月形町皆楽公園キャンプ場に24-25日の2泊の予定で向かった時のことだ。
北海道旅行の気運が高まっていて好天予報の4連休でもあるので途中の長沼町から念のためにキャンプ場に電話してみた。
話し中が続き、悪い予感が的中した。申し訳なさそうに「既に制限数に達しています。」と告げられた。次ぎに北村のキャンプ場に電話すると「温泉が工事中です。」これでは行く楽しみが無い。
気を取り直して新篠津温泉キャンプ場に電話を入れるとまたしても予感が。。。やっと繋がった返答は「今は大丈夫ですが到着順です。」
それからMTBチャリを漕いで到着したのは昼過ぎのこと。一目散に受付に向かうと「本日、250組に到達しましたので受け付けは終了しました。」と悲しい張り紙が1枚貼られていた。
聞くと、いつもより間隔を取っているので空きスペースはありますが時節柄皆さんにお願いしていますのでご理解く下さいとのことだった。
Go-to 何とやらに関係の無い人や外気に触れて伸び伸びしたい人の多いことに唯々ビックリするばかりだった。我も含めて。
ダメだろうなと思いつつ岩見沢のキャンプ場にも電話してみたが同じ返答だった。まぁ暫くぶりに走ったからいいかと納得して家に“救援の車”を要請した。
到着まで新篠津キャンプ場の小高い丘で太陽を浴びて昼寝を楽しんだ。
途中、秋まき小麦の収穫と稲の出穂が始まっていた。秋が近いことを感じた一日だった。
《小型作業ヘリによる水田薬剤散布 2020.7.24 11:00》