2009年7月 焼尻島の旅。
今回も同じ場所にテントを設営した。
自転車旅を始めて20年近く経って、ライダーも用具も老朽化してきた。
テントポールの接合部が破損して予定を2日繰り上げて帰宅した。
最近、同じトラブルで交換した箇所とは別で、金属疲労かなと思うのだが専門店に聞くと大抵は接合がきちんとしていない時に破断が起きやすいという。
焼尻島に来て2日目の夕方のことだった。
幸にもキャンプサイトの近くに海水浴の立派な更衣室があったので夕方に引っ越した。
直ぐに翌日の早い時間の高速フェリーを予約し、羽幌から留萌まで走り、夕方の札幌行き都市間バスに乗車。残り物の食パンとチーズとワインの晩飯を食べて熟睡、2時間ほど寝ている間に夜の札幌駅前に着いた。
天気も良かったし、もう一日島に居たかったが、テントポールのトラブルで済んだことに感謝。
いつの日かまたやっぱり島へ行きたい。
人口200人の素朴な暮らしと手つかずの自然と不愛想な商店のオヤジがいい。
2009年7月 焼尻島の旅
オレンジの我がテント。
すぐ傍が羊の牧場だが、今回は放牧風景を見ることが出来なかった。
牧場は羽幌町営でスタートし、第三セクターに移行した。昨年は運営難から閉鎖も危ぶまれたが地元企業が引き継いだ。
なんとか〝プレ・サレ〟(潮風を浴びた牧草で育った羊)を伝えて欲しい。
2024.8.8 8:00 キャンプサイト出発
途中で見かけた「うに漁」 長い竿の先の籠に取り込む
離岸 10:05
船は焼尻島の薄曇りの海を滑るように離れた。
ひとまず、さようなら